すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot
主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。偉大な日本をもう一度。
フレキシブルレールあれこれ2 
01/16
それを逆手に取り、4mm厚のベニヤ板にレールを固定して塗装してバラストを撒いてから先輩の家に持っていって取り付けるっていう工法が頭の中にありました。
トンネル出入り口はこの山の大きな見せ場のひとつになるので可能な限りの表現をしたいと思っています。
そのためにはウチの車両センターの道具をフル活用する必要がありますが、この方法を使えば塗装はウチの道具を使えるし、ウェザリングもし放題!
唯一の懸念は、運搬の危険ですね。
こちらは車持ちの後輩(東武好き)の協力によってかなり解消されますが、運び出しや設置の時など細心の注意を払わなければならないのは一緒です。
トンネルの出入口と一口に言っても6箇所もあります。
今回はリバー鉄道2箇所、トーマスの2箇所を施工。
トーマスのほうはトンネル内でのオーバークロスの対策も同時に行います。
☆

山の内部の全体像です。
まずは寸法を計りベニヤ板の切り出しから。
リバー鉄道はトンネル出入り口は直線なので長さと建築限界にだけ注意すればOK。
☆

ケガキは既にしてありますので、第2回遠征のときに確認しながら切り出しました。
頭ではわかっていても、やはり実際に置いてみて確認できないと気持ち悪い性分なのです。
いわゆる現物合わせです。
☆ヘンリーが顔を覗かせている

難所のオーバークロスです。
オーバークロス部分は1枚で作って梁でもつければ強度は充分。
トミックスレールのままではちょうど宙に浮いてる部分にジョイントがくるので列車通過時にしなるんです。
1枚ベニヤ1本レールならそれも最小限に抑えられるかと。
このへんは空間にして脱線したときに手を突っ込めるようにしたいので柱はあまり立てたくありません。
ベニヤ板はスタイロフォームとレールの接合補助の役割も果たしてくれます。
先日の山作りでわかったのですが、ゴム系接着剤はスタイロフォームを溶かすんですね( ̄□ ̄;)!!
知らなかった。
エナメル溶剤でも溶けるってことか。
☆溶けたスタイロフォーム

そこで、接合補助のベニヤ板です。
フレキシブルレールは木工ボンドでは接着できないのでゴム系接着剤を使いますが、スタイロフォームを溶かすので直接の接合は無理だし強度にも不安があります。
間にベニヤ板を挟めばスタイロフォームとベニヤ板は木工ボンド、ベニヤ板とフレキシブルレールはゴム系接着剤でガッチリ接着することができます。
ベニヤ板ならフレキシブルレールのしなりやヒネリをしっかり保持できます。
ベニヤ板とスタイロフォームはガチガチにくっつけるつもりはなく、要所でベースボードに固定できればと思います。
☆

現物合わせができたベニヤ板を持ち帰りいよいよレールを乗せます!
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