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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。2020年は、東アジア情勢に注目!

エッチングに挑戦!3 【題材:ウエスタンリバー鉄道煙室扉プレート】  

次はいきなり両面エッチングに挑戦します!



★題材

ウエスタンリバー鉄道の煙室扉プレートにします。

煙室扉プレートとは…


2014_04050130s.jpg

これです!

2014_04050130ss.jpg

2013_10300033s.jpg


4両それぞれ違い、前面で堂々と光輝いて鎮座するプレート。

既製品としてはシールで表現することになっていますが、どうもパッとしないのです。


IMG_0184.jpg

これです。

知らない人が貼ったやつ。(入手先がヤフオクなので)

キレイに丸く切れてたとしても、どうもパッとしない…。

だからなんだか物足りなく、ずっと欲しかったパーツなのです!

真鍮パーツにできればかなり見た目が向上するハズです!

エッチングで窪んだ箇所に色を乗せて磨けば文字のところだけ真鍮の輝きという算段です。

印刷ではない、本物の金属の輝き。

がんばりましょう。



★デザインしよう

本物を真正面から撮影してトレースできればよかったのですが無理だったので、写真を頼りに自由変形(フォトショップ用語)や手書きを駆使したり、似たフォントから描き出します。


RiverFr-PSs.png

「KYOSAN KOGYO」とは福島県にある「協三工業」です。

モーターカーや軽便鉄道の製作を得意としているようで、最近も新しく作られた蒸気機関車は協三工業製だそうです。(わりと最近までミシシッピ号が日本製最新の蒸気機関車だった)

協三といえば同じ読みの京三製作所が鉄道界では有名ですが、関係ありません。

京島技研発祥の地の「京島三丁目」、略して「京三」ですが、こちらはもっと関係ありません。

ディズニーランドでは徹底的に関係ないワードは見えないようにして、まるで「全部ウチでゼロから作りました」みたいな顔をしているようですが、この「KYOSAN KOGYO Co.Ltd,」の主張は生き残りました!


WRR-EditAIs.png

両面ですから裏のマスキングも作ります。

貫通させない部分をマスキングしますから、表と同じ直径のベタ塗りでOKです。

ベタ塗りですから、裏面はほぼイラレのほうだけで描けます。

左のほうにある視力検査で目を隠すアレみたいなやつが裏面です。


★インレタできた

いきなりインレタが出来上がりました!


IMG_0247.jpg

いいですね!

文字は潰れてしまいました…。

太すぎましたかね。

次に作るときはもっと文字を細くしてみましょうか。

これで一旦作ってみましょう。



★マスキング!

小さくした真鍮板の表裏ににマスキングインレタを貼ります。

両面エッチングではこのマスキング作業が出来の良し悪しを決定付けます。

今回の挑戦で一番重要な部分です。

両面ピッタリ合わせないといけませんから慎重に。

目測でうまく合わせられるだろうとタカをくくってましたが、結構しんどいですねぇ。

IMG_0250.jpg

表面は仕上がりになる部分。

マスキングが貼られていない部分がエッチング液で溶かされますから、つまりこのインレタと同じ模様が浮かび上がる感じになります。

IMG_0251.jpg

裏面。

こちらは何もありませんが、高度な両面エッチングになるとこちら側から彫っていく模様もあったりします。

今回はナシ。

そしてこの面だけにランナーがついています。


写真は忘れましたが、エッチング液節約のために空いている部分にこのあとプラサフを塗りました。



★エッチング!

今回は模様を出しますから、以前にも増して撹拌には気を使わないといけません。

撹拌を怠ると模様の刻み具合が均一でなくなり、よくない仕上がりになってしまいます。

特に今回は裏からも責めますから、ちゃんと裏にも回るようにしないといけません。

様子を見ながら、貫通したら完了です!


IMG_0263.jpg

できました!

イイですね!

奇跡的に裏表ずれることなく両面エッチングに成功しました!

ミズーリ号用の28番はひっくり返って裏にくっついてしまいました。

ランナーがか細いからいけないのです。

部品自体は無事です!


IMG_0269.jpg

強力シンナーでインレタを取ったらこんな感じです。

数字がしっかり彫られているのがわかります!


★色塗るぞ

IMG_0284.jpg

リオグランデ号の塗装の近似色、Mr.カラー68番モンザレッドを塗りました。

なんだ、こんなもんか…

とお思いの貴方。

ここからがエッチング彫刻が引き立つところです。

これにサンドペーパーをあてて凸部の塗装を削り取り、真鍮を露出させます。

すると…

刮目せよ。


IMG_0287.jpg

ででん!


うおおおおおおおおおおお!!!!!

きたあああああ!!!!!

狙い通りの素晴らしい出来です!

さっそく機関車に取り付けましょう!

☆ビフォー
IMG_0286.jpg

☆アフター
IMG_0288.jpg

おおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!

なんということでしょう!!!

これは誰が見てもビックリするハズです!(わかる人が見れば)

見てくださいよ、真鍮の輝きを!

塗装や印刷ではない本物の金属の輝きを!!

世界に1個しかないパーツ!


IMG_0178.jpg

発売元のトミックスのシールはコレです。

金色は印刷、色もよくわかんないし、文字なんか全然わかんない。

だいぶ明るく撮ってコレです。


IMG_0182_20190121083612eba.jpg

それが自作エッチングパーツならコレです!

全然違います!

ただ!

サイズがちょっと大きすぎますかね~(冷静になって分析もできないと一流になれない)

シールは小さすぎるので、その間くらいがちょうどいい大きさだと思います。


せっかくですから残る3両分も塗装して取り付けてみましょう!

ミズーリ号はMr.カラー7番ミドーリじゃなくて66番デイトナグリーン、コロラド号はMr.カラーオレンジ、ミシシッピ号はMr.カラー7番ブルーを使いました。

ミシシッピ号に関しては近似色ではなくボディカラーと全く一緒です。

ボディ色はアタシが塗ったんで。


ミドーリ号はプレートの色は薄いんです。

本物に敬意を払って薄い色にしました。(ボディカラー対比)


IMG_0209.jpg

おおおおおおおおおおお~~~~!!!

スゲーーーーーー!!!

この差です!



実は別件でコロラド号機関車が来ています。

勝手に取り付けてみましょう。

IMG_0214.jpg

いいですね~!


IMG_0194.jpg

実は別件でミシシッピ号機関車もきています。

ミシシッピ号は以前ウチで改造製作したもので、その中で煙室扉プレートは「何かいい表現方法があるはず、頭にあるのはエッチング」として保留としていました。

今回、ついに願いが叶います!

刮目せよ!!!


IMG_0195_20190121075920114.jpg

おおおおおおおおおお~!!!!!

これでもっとミシシッピ号になりました!!!

両面エッチング挑戦は成功です!

IMG_0205_20190121075923e31.jpg

いいですね~!

正面で堂々と輝くプレート…

みんなが見る正面で堂々と輝くプレート。

これがあれば列車全体までもが引き立つこと間違いナシです!



次回のネタは「煙室横製造番号プレート」です!
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Posted on 2019/01/21 Mon. 17:00 [edit]

category: 模型

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: エッチング  ウエスタンリバー鉄道 
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