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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。2020年は、東アジア情勢に注目!

ペアーハンズ東武20050系21852編成製作記2:床下機器パーツを描く  

前作21854編成と決定的に違うものの1つとして、床下機器を3Dプリンターで出すというものがあります。

21854編成では似た機器を並び替えて仕立てていましたが、今回は丸ごと専用設計品になります。

今回はその床下機器の設計をします。



★25854から

20050系、故障。の回で25854号の分だけを設計しています。

当時から今回の製作を見込んでのもので、配置変換がしやすいようなデータも残してあります。

20050Design1-25854.png


このデータをコピーして配っていきます。

モニター装置やブレーキ制御装置、HS20コンプレッサはそのまま使えます。


さすがに25854号からだけでは無理なので、別のデータの似た機器からの作りかえもします。

VVVF装置は東急1000系のものをいじって作ります。

冷却ユニットの位置が右に寄っていたり、冷却ユニットの間の出っぱりがなかったり。

当たり前ですが、音が似ているからと言ってVVVF装置の外観が一緒とは限りません。

最たる例がJRのE127系ですね!


Tobu20050-VVVF-2.png

冷却ユニットの部分はほぼそのまま使えました!

斜めになっていたメッシュ前面をまっすぐに直し、少し手前に伸ばしました。


Tobu20050-VVVF.png

できました!

クライアントは東洋後期GTOのこの音が好きとのことで、特にこの20050系の音は垂涎モノとのこと。

気合いを入れて描きました!

形式名はATR-H8150-RG642A(資料を見ないで言える)です。



★断流器


Tobu20050-MC-Contactor.png

断流器も作りかえで対応しました。

小さな機器ですがフィンの部分の作画が地味に大変なので、それをショートカットできるのは大きいです。

断流器とはVVVF装置に送られる電気の流れを止めたり流したりする機械です。

巨大なスイッチみたいなもんです。

停止直前とかに『ズコン』という音がするのは巨大なスイッチが切られる音です。

フィンが2つしかないのは抵抗制御のように突入電流が高くないからだと思います。



★SIV

SIVも作りかえで対応できます。


Tobu20050-SIV-First.png

こちらも東急1000系のものを持ってきて作りかえです。


Tobu20050-SIV-KANSEI.png

いいですね!

時間のかかるものが大幅短縮できたのは大きいです!

しかし!

20050系はM2にあたる3両がてんでバラバラなので、ややこしいのはややこしいです。

そのため全てを「M2」とは言わずに、M2、M3、M6と付番されています。



★SIV起動装置

Tobu20050-SIV-Starter.png

要はSIV用のコンタクタだと思います。

起動電流も大きそうなのでフィンが設けられています。

青いのは気にしない。



★ATS/C装置


Tobu20050-ATCS.png

こちらはATS/ATC装置。

この装置のおかげで衝突など起きずに安全に乗ることが出来るのです。

見かけたら「今の自分があるのは貴方のおかげ」とひれ伏しましょう。

安全のためホームの上でひれ伏しましょう。


こちらは登場時と現在は形が違い、登場時は1/3くらいの大きさでこじんまりしていました。


★制御指令器

Tobu20050-Control-Command-Unit.png

制御指令器です。

運転士の操作を各機器に伝える役割を持っていると思われます。

20000系も20070系もコレです。



★蓄電池

Tobu20050-28852-Battery.png

蓄電池はどうやら編成によって形が違います。

再現する編成の再現する時期に合わせたチョイスです。


★補助継電器箱

Tobu20050-AuxRelayBox.png


たぶん継電器(リレー)がいっぱい入っていると思われる箱。

先頭車に詰まれるこちらは外観が似ているものが無く、並び替えで作っていた頃は苦労しました。

今はもうそんな苦労はしなくていいのです…。

そのかわりこの製図の時間が発生していますが。


★その他

主要な機器を…と考えると、どれもなくてはならない機器なので選別は難しいのですが、紹介せずにその他扱いしてても怒らないでください。


Tobu20050-Komakai.png

細かい箱がたくさんですので、こういうのは取材に時間がかかります。

VVVF装置やSIV、コンプレッサなど特徴の強い機器は資料になりうる写真もたくさんあったりしますが、小さな箱やタンクなんかはあまりクローズアップされないので資料もないのです。

3Dプリンターはとても精密に造形してくれるので細かいディテールも攻めたくなって、詳細な資料が欲しくなってしまうのです。



★左右にわたるパーツ


Tobu20050-Transformer-BOX.png

両側にまたがるトランス箱の奥行きパーツを作っています。

実際と同じ配置にしてから細かい寸法を詰めます。

リアルさにテンションも上がります。


Tobu20050-23850.png

こちらは23852号です。

SIVとコンプレッサが載り、さながら一般的なユニットで言うところのM2といった雰囲気です。


Tobu20050-23850-Under.png

真下ビュー。


22852-NANAME.png

同様にM5、M7車(一般でいうところのM1車)のフィルタリアクトルも作りました。



★仕上げの再配置


Tobu20050-25850.png

こちらは25852号。

少し修正しましたが、ほぼそのまま使用します。

コンプレッサが2つ載っているのが特徴的。

日比谷線の18m東武車に乗るときはこの25850にあたる、4号車は避けましょう。

逆にコンプレッサ音が好きな方は4号車のど真ん中に乗りましょう。

サラウンドで楽しめます。


Tobu20050-27850.png

こちらは27852号。

SIVを積んでいます。


Tobu20050-28850.png

こちらは先頭車です。

というか、28850です。

大型のATC/S装置も載り、クハとはいえびっしり詰まっています。

地下鉄クハの宿命でしょう。

登場時はもっと小型でした。



★できた

Tobu20050-DEKITA.png


8両編成分できました!

見れば見るほど複雑です!



さっそく注文しましょう。
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Posted on 2018/12/29 Sat. 17:00 [edit]

category: 東武鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  ペアーハンズ  東武20050系 
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