すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot
主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。偉大な日本をもう一度。
トミックスのウエスタンリバー鉄道Nゲージをミシシッピ号に大改造4:平面的なデザインあれこれ 
09/24
ゆうゆう鉄道に関わるようになってからミシシッピ号化の話はずっとあったものの、至るところに施されたラインアート模様の再現をどのようにするかが課題でなかなか踏み出せずにいました。
最近インレタを自分でデザインして外注で作ってもらうようになったので、この特注インレタを使って再現が可能と判断しました。
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デザインはグラフィックソフトを使います。
フォトショップもイラストレーターもない中、私はフリーソフトでデータを作ってパソコンが使える区営施設に行くのです。
なんとこの施設ではフォトショもイラレもタダで使わせてもらえるのです。
ラインアートはフォトショでカラーデータを破棄、イラレでレイアウトしてデータを作るやり方でやっていきます。
※フォトショップ…世界標準の画像編集ソフト、画像そのものの編集に特化。通称フォトショ。
※イラストレーター…世界標準の画像編集ソフト、レイアウトデザインなどに特化。通称イラレ。
入稿はイラレのai形式しか受け付けてもらえないのです。
なんつったって世界標準です。
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実際の線はとても細いので、他の3本同様いくらかのデフォルメが必要です。
★マーキング
ラインアートは今まで同様単色インレタ。
ここからは先のものは単色では表現できないため初となるフルカラー印刷で注文をします。
インクジェットを使ってフルカラーのインレタができあがります。
該当する箇所は、機関車キャブ側面「MISSISSIPPI」ロゴ、スチームドームとサンドドームロゴ、テンダー除煙板ロゴ、「WesternRiverR.R.」ロゴ、客車妻面ナンバー、座席の側面パネルです。
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「MISSISSIPPI」ロゴ。
ミシシッピ号だけなぜか葉っぱの表現があります。
SとIの多いこと。
写真は忘れましたがテンダー側面ロゴもフルカラー。
左右同じに見えますが、バッファローのイラストは手書きのようで左右でほんのわずかに違います。
でもそれはさすがに表現しきれません笑
間近で見ないとわからないレベルですから。
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客車の車番を作っていきます。
特殊なフォントですので、似ているものを選んで手作業で作りかえていきます。
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こんな感じで。

こちらはミシシッピ機関車の車号の20です。
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こちらは客車の側面、座席の横につく模様です。
他の3本に合わせてメーカーロゴはタカラトミーではなくトミーです。
やはり難しいのはデフォルメですね~
他の3本の線の太さに合わせるようにデザインしましたが、ミシシッピ号のそれはちょっと複雑なためなんだかゴワっとしてしまいました。
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フルカラーのほうは、スペースが余ったので試しに阪急2300系さよならヘッドマークその他を作ってみることにしました。
このデータを持って区営施設へ!
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フォトショの画面です。
K100。
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あれ?
なんか変なのが混じっています!
しかもこの存在感!
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こういうののデザインの難しさは尺度です。
デザインがいくら優秀でも、パーツにピッタリ合わなければ使用できません。
尺度の調整はイラストレーターで行います。
イラストレーターが世界標準になっているのは納得がいきます。
色々な工程を踏んでいくなかで、いちいち便利だなーと思います笑
導入するのもいいなと思うのですが、高校生の頃からパソコンで音楽を作っている者としては「画像ソフトと音楽ソフトは相性が悪い」という感覚が抜けきらずにいるためになかなか腰が上がりません。
何度PowerMacG3を止めたことか。
友達のスタジオのパソコンには音楽も画像も入ってて問題なく動いてるんですけどねぇ、なんだか腰が上がりませんねぇ。
そもそもAutoCADやProToolsと肩を並べる高級ソフトですから、金銭的に簡単に導入できません。(すみ車は貧乏なんです)
尺度の調整ができたら必要な数コピペして配置します!(写真なし)
必要なマーキングはかなりの数にのぼります。
いやー、高精細モードだと大きさがA4からということで、使う予定もないのに余分に発注することにしましたよ。
予備という考え方もできますが、どうしましょうかね。
自分の分のミシシッピ号を作りますかね!笑
最後、いいところの写真を完全に忘れてしまったためにグズグズな記事になってしまいましたことをお詫びいたします。
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