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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。今年は静かな向島…

カツミHOゲージ209系をE501系に大改造!1  

令和1日目の今日から始まりました新シリーズ!

カツミの完成品209系を交直流近郊型電車E501系に大改造します!


E501-Hon.jpg

E501系とは、1995年に登場した常磐線用の電車です。

209系に見た目は似ていますが、交流直流両用で電装系統が大きく変わっており、特に有名なのは加速減速時に音階を奏でる通称ドレミファインバーターを搭載している(搭載していた)ことでしょう。

すっかり京急2100形のものが有名になってしまったドレミファインバーターですが、こちらが元祖です。

今はドレミファインバーターも取られ、常磐線でも奥のほうに行かないと見られないようになり陰が薄くなってしまっているのが悲しいですが、昔は上野にも来ていたし10両+5両の15両で走ってもいました。


E501-Mito.jpg

こちらの写真は5両の付属編成が水戸線で走っている写真です。



★209系からE501系へ

この改造はすみ車史上最も大がかりでしょう。(E233系は「製作」)

真鍮製の完成品ボディ、知らない人が見れば目の玉が飛び出るような金額の一品です。

それを惜しげもなくバラし、塗装を落とし、ガリガリ削り、3Dプリントにエッチング、オリジナルインレタ…

いちプラモデラーだった俺もここまできたもんかって感じです。

真鍮完成品をいじるのは初めてです。

色々見ながら製作プランを練りましょう。


2016082318470000.jpg

カツミの209系京浜東北線、ウラ9編成です。

真鍮製とあって重量があります。


2016082321240000.jpg

塗装はちょっとペタッとしすぎていませんか。

メリハリがなくオモチャっぽい。

ディテールもペタッとしすぎていませんか。

ドア…


2016082318490001.jpg

カツミと言えば梨地塗装です!

スカイブルーの帯もシルバーも梨地!

シルバーはただ単純に「そのへんのシルバーを塗っただけ」という印象。

これは大きく変身させたいですね!


2016082321230000.jpg

マーキング類がないのでのっぺりした側面です。

ボディ側面はほぼそのままいけますが、先頭車にはトイレがつきますので窓埋め加工が必要です。

マーキングもオリジナルを作ります。


2016082400520000.jpg

キズやデコボコも散見されます。

直しましょう。


2016082318550000.jpg

顔の造形はほぼそのままいけそうですね!

この連結器は、連結機能がなさそうで有ります。


2016082321260000.jpg

ヘッドライトとテールライトが電球なので、LEDに交換しましょう。

常点灯機能もなく、光らせるにはそこそこスピードを出さないと(電圧を上げないと)いけません。

光の色はとてもいいのですが、まともに光らないことにはしょうがないです。

2016082321260001.jpg

2016082321260002.jpg

ライトケースから光が漏れすぎです!

これはいけません。


2016082321270000.jpg

室内灯も光りますが、少し暗いです。


2016082321280000.jpg

電球照光の号車もあります。

かき集めたのでしょう。


2016082321190000.jpg

屋根は、特にパンタ車は大きく変わります。

209系は直流専用、E501系は交直両用のため以前の583系のような複雑な配管などがつきます。

この配管は立体的に作るよう依頼されています。


2016082321170000.jpg

クーラーはコレをこのまま使います。

ホワイトメタル製です。

搭載位置が変わるため屋根のビートをどうにかしないといけません。

これは大変そうです。


2016082400510000.jpg

床下機器はロストワックスによる造型かと思います。

のっぺりしています。

せっかくHOなのに、ディテールはNゲージ並みです。

Nゲージをそのまま大きくしただけという印象。

もったいないです。


床下機器は、特にM車はまるっきり変わります。

E501系の特徴だったシーメンスのドレミファインバータを再現します。

ドレミファインバーターは京急のものがすっかり有名になってしまいましたが、こちらが元祖です。(2回目)

3Dプリントを使って初のHOゲージ床下機器フル再現に挑戦します!

DMM、「値下げする」と言いながら値上げしやがりました。

HOゲージの床下機器を出すのにどのくらいお金がかかるのか…

試算では1両1万円くらいかと思います。


2016082321210000.jpg

台車もロストワックスっぽいです!


2016082321210001.jpg

単純な構造の台車です。

追従性はバッチリですが、左右の台枠をつなぐビームも金属のために1台車片側集電になってしまったようです。

1台車片側集電とは、A台車で+、B台車で-を取るといった感じ。

こちらはエンドウの既製品に交換します。

構造は一緒です。

位置も少しだけ変わります。


2016082400490000.jpg

動力車も構造は単純です。

ウォームギヤで1段減速だけなので、スロー運転がどこまで利くのか。

テストではそんなに利きませんでした。


2016082400380000.jpg

片側集電された電気は中心ピンを通って室内に供給されます。

それをケーブルで照明ユニットに給電していますが…


2016082400530000.jpg

このケーブルは側面からも妻面からも丸見えなんですね。

これがイヤで前作E233系では取り回しを変えました。


室内と言えば、室内の再現もしてほしいとの事でU-TRAINSの座席パーツも用意されました!

見積りを出したあとに言われました。

困りました。


その他、マーキング類はオリジナルインレタを作って再現するつもりです!


2016082411490000.jpg

資料としてマイクロエースのNゲージのE501系もやってきました。

まさにこのスタイルのこの編成を再現してほしいとのことで、ちょうどよい資料です。



魔改元1発目は魔改造のイントロダクション。

手探りしながらの加工となりますので長期計画ですが、長い目でお楽しみください。

すみ車史上最も難しい依頼、スタートです!
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Posted on 2019/05/01 Wed. 12:00 [edit]

category: JR・日本国有鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  カツミ  JR209系  E501系 
tb: 0   cm: 2

コメント

焼き付け塗装だからじゃ無いでしょうか?

いつも楽しく拝見させていただいております。

銀ののっぺり塗装は、カツミに限らずエンドウも同じです。
不満ですが、焼き付け塗装だから、こうなってるように思います。

で、台車はダイキャストじゃないんですか?
画像を見て、現在のカツミが売っているDT61Bとも造形が違うし、初期ロットはロストだったんですかね...
たしかにエンドウのDT61の方が似てます。

ご存じかもしれませんが、俗に言うMPボルスター(本文中で言う「左右の台枠をつなぐビーム」)は、台車や車輪によっては、高さが変わるので、気をつけてください。
車体側のばらつきもあるので、完成品でもばらつきがあります。気にしないというのも手です。

ご参考
https://tetsu100percent.blog.so-net.ne.jp/2013-01-02
https://tetsu100percent.blog.so-net.ne.jp/2013-01-03

お邪魔しました。

URL | tama #9L.cY0cg
2019/05/01 16:18 | edit

Re: 焼き付け塗装だからじゃ無いでしょうか?

tamaさま

コメントありがとうございます。
カツミエンドウのシルバーは逆に言えば自分で塗り直せばものすごく変身する可能性を秘めていると捉えております。今回のE501系も例に漏れず…?!

皆さんキットを買ったらいいと思います笑

URL | 高橋 #-
2019/05/23 13:02 | edit

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