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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。2020年は、東アジア情勢に注目!

鉄コレ阪急新1000系を大改造10:1300編成ー1  

続きましては1300編成です!



このN1000系3本立ての中でひとつだけちょっと異なる1300編成。

1000系の仲間ではありますが一応「1300系」という別物として扱われています。

阪急を知らない私が唯一知っている阪急の知識。

京都線だけは地下鉄乗り入れ協定だかなんだかで車体全長を100mm短く全幅をちょっと太くしないといけない事情があるとの事で、別物として括られています。

京都線の前身新京阪神鉄道の路線だった頃からの名残として、この路線の車は東洋電機製の機器を積むというのがあるらしく、1300系もそれにならって主回路系統の装置と補助電源系統の装置は東洋電機製のものになります。

1000系の東芝製のものとはルックスもだいぶ違います。



つまり、

また3D設計です!




主回路系統の装置とはVVVF装置、フィルターリアクトル、断流器。

補助電源系統の装置とはSIVとトランスフィルター装置。

起動装置だけは1000系も東洋電機製です。

その他の機器はほとんど同じです。


抜かりなくやっていきましょう。


★主制御装置


Hankyu-N1300-VVVF-1.png

東芝製よりだいぶ小振りなVVVF装置。

同じ1C8Mのハズですがだいぶコンパクトになりました。

音も静かで省エネ!

今なら2700万円とお買い得です。

ひと部屋に一台ずついかがでしょう奥さん。


Hankyu-N1300-VVVF-2.png


東洋電機製は小柄ではありますがモールドがたくさんあります。

作りこもうと思えばどんどん作りこめますが、線引きが難しいですね!

ブレーキ制御装置コックユニットの銘板の有無を再現した話をしても反応は思ったほどでもありませんでしたし、ほどほどでやめておきます笑


★主回路補助装置群

Hankyu-N1300-FL,MCC


こちらは断流器とフィルターリアクトルです。


もうアークなんてもんは出ないんでしょうね。

それか、コンタクトの仕方を変えているのでしょうか。

聞いた話によると断流器のあの「ズコン!」という音は聞こえないそうです。


フィルタリアクトルは1000系が1Cにつき2台積んでいるのに対して、こちらは1台で済んでいます。

配置の仕方がクセがありまして、車体全幅の半分強くらいのものがセンターよりちょっと寄った位置に取り付けられています。

つまり、どっちサイドから見ても少し奥にある感じなのです。

3Dプリンターの出力費を削るために2分割して浅いほうは普通に配置、もう片方は別パーツとすることにしました。


★補助電源装置

SIVの設計もVVVF装置並みの労力です。

モデルも、きっと本物も笑

Hankyu-N1300-SIV-SC89-1.png


ひとつの機器にたくさんのパネルやモールドがついており、詳細な図面のないそれらの配置間隔を決める要素は「比率」です。

一番左は左から4番目より細く3番目よりは太い…

とか。

要するに「見た感じ」のみで配置していきますので「模写」に近い感覚です。

わたくしガキの頃から絵を描くのは好きで(PixivやDeviantArtもよく徘徊してる)、模写は絵描きの基本ですからその感じは染み付いているのです。

正確な寸法がなくともイイ感じに見せることはできます。


「要点」という概念があります。

このSIVやVVVFの場合は間違いなく冷却ユニット(出っ張ってるアミアミの部分)です。

一番気を付けるべきがこの要点で、ここに一番気合いを入れてここを中心に描いていけばそんなにおかしなことにはならないハズです。

要点はひとつとは限りませんが…


Hankyu-N1300-SIV-SC89-2.png

できました!


SIV、スターティックインヴァーターです。

形式名はSVH160-4070A。

関東でも目にするSC89に見た目はそっくりですが、違うもののようです。

2系統設けていて、1系統壊れても大丈夫なリダンダンシー機能がついています。


Hankyu-N1300-TF.png

SIVのトランスフィルタ装置です。

中を見たことはありませんが、察するにでっかいコイルが入っているんだと思います。

トランスもでっかいコイルなわけですし。

資料によるとその重量は1275kg。

なんとVVVF装置やSIV装置よりも重いそうです。

セダンなみ!


★動力車用

Hankyu-N1300-Motor.png

改造トミックスモーターに取り付けるため薄く削いだM1車。

苦労して設計したM1車も、たった1両しかまともに造形されないのは切ないです。

誰か他に注文してください。



東芝勢をこの東洋勢に差し換え、細かい違いを調整したら設計完了です!

すぐに注文しましょう。



到着までの間は別の作業です!
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Posted on 2016/06/06 Mon. 06:06 [edit]

category: 阪急電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  鉄コレ  阪急新1300系  床下機器  3Dプリント 
tb: 0   cm: 2

コメント

断流器のあの「ズコン!」という音は聞こえない・・・

ええ、聞こえませんとも。
てか。ほとんど無音です。
くぃぃいぃぃぃぃいいいん・・・って音に慣れてると、非常に違和感です。

5000系更新車の特急運用…マジ違和感です。


URL | Mu. #-
2016/06/06 22:55 | edit

Re: タイトルなし

進化すればするほど面白みが減っていきますね!
仕方のないことでしょうが…

音もさることながら、見た目ののっぺり感もです。
模型として言えば設計は楽ですが、出来上がったときの感動も断流器はそこまでではありませんでした!

かといって阪急旧型車のブレーキ制御装置(応荷重弁など)みたいなのばっかでも困りますけど笑

URL | 高橋 #-
2016/06/07 15:01 | edit

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