すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot
主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。偉大な日本をもう一度。
グリーンマックス初期京急600形改造・修繕記録シーズン3ー5:動力の話と細かい組み立て、完成まで 
03/17
今回で最終回になります。
なんだか足早にブログが進んでいるように思えますが、こうしないとどんどん離されてゆくのです。
★動力
今回も動力はトミックス製のものを18mにする鬼改造を施します。
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ざっくりと切ってからフライス盤で寸法を正確に出す方法。
側面のモーターの出っ張りも極限まで削りました。
床下機器が切削性の悪いワイトメタルだからです。
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ホワイトメタル床下機器は細かくバラしてひとつずつ地道に貼り付け。
最近は3Dプリントで床下機器を出すようになっているので久しぶりの手作業。
…地獄のようでした。
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色をライトグレーに塗ってから駆動系を短くして組み立て。
テスト走行で判明したのは、この654-3号の動力は過去最高の性能であるということ!
静かで滑らか、起動電圧も低く、併結相手の2100形マイクロエースの動力が動く遥か前に600形は動いてしまいます。
協調性最悪ですが、これはマイクロエースが悪い!
ダウングレードはできないので、鈍足2100形を600形がサポートする形になります。
★屋根
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屋根はなぜか2100形のものが使われているので一部の穴を埋める必要があります。
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プラ棒で埋めました。
以前の653編成でもそうでしたが、屋上機器の配置の変更がありヒューズボックス1つ増やす必要があるのです。
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方法は「型を取って複製」です。
時間に余裕があれば3Dプリントを使うことも考えましたが、なかったので手軽かつ見栄えのよい方法をとりました。
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いいですね!
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塗りかたを工夫して実感的にしてみました。
実物はツヤツヤの表面に滑り止めのブツブツが撒かれています。
それを表現しました。
模型で屋根をツヤツヤにすると変でしたので、クオーターつや消しにブツブツ処理をしました。
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屋上パーツも当時の資料を見て色をチョイス。
床下機器と屋上機器は色が同じように見えます。
クーラーはメタルカラーのクロームシルバーを塗って磨きこんでみましたが、あまり感動するような成果はありませんでした。
やはり下地が梨地のホワイトメタルでは限界があります。

幕は黒幕に。
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組み立てました。

贔屓目もあるでしょうが、いい出来だと思います!
グリーンマックスでは9番グレーを指定していた床下機器ですが、これはやはりおかしかったですね。
この色にして正解でした!
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京急600形、完成です!

次回、2100形登場時代2部作2100+600総括として最終回といたします。
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