すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot
主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。偉大な日本をもう一度。
グリーンマックス東急1000系で4+4編成をつくろう9:最終回・総括 
02/03
総括をします。
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顔の改造に使用したのはトレジャータウン製エッチングパーツ。

とても薄く力加減を間違えると取り返しがつきませんが、薄いお陰で違和感なく車体とドッキングできました。
塗装をボディと同じようにするのが工夫が必要でした。
特にシルバーが難しく、私の経験測をフルに活用してボディの同じようなブツブツの仕上がりにすることができました!
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屋根はM2車を穴埋めしパンタ搭載準備車を再現。
ツヤ消し仕上げとは言えある程度の平滑さは必要なためサンディングで仕上げましたが、狭いところのサンディングはなかなか苦行でした。
この改造屋根のために他6両を全部塗装しなおして統一感をもたせました。
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ライトユニットは初めて3Dプリントで作りましたがとてもいい感じにいきました。
ライトユニットの性能は言わずもがな。

3Dプリントのライトケースのお陰で正確な角度で光を出すこともでき、前をバッチリ照らすだけでも凄いのに更に「照らしかた」まで追究できるようになりました。
動力のことは今回は触れませんでしたので少し紹介しておきます。

使用したのはトミックス改造18m。
こちらのフレームがフライス加工で短くされた時期はだいぶ遡ります。
フレームだけ早々と出来上がってしばらく放置されてました。
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床下機器も今回初めてトミックス18m用にキッチリ寸法を出して3Dプリントとし、ピッタリ取り付けられるようにしました!


側面からの見た目は大きく向上。
今まで露出して塗装が乗っていたダイキャストフレームは側面からは全く見えなくなりました!

その床下機器ですが、改造前面がグリーンマックスから発売されてしまったため今回の一番の目玉となります!
8両分フルスクラッチはなかなかのボリューム。

鉄コレやグリーンマックスの床下機器にはない立体感、特にブレーキ制御装置まわりの配管群は秀逸!
ミニ床下機器や保安信号受信機も見栄え向上に貢献しています!
実はこの床下機器に限って別の依頼がきてますので近日中に取り掛かる予定です!
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車号インレタは私がデザインし業者に作ってもらったものです。
たくさん余ってしまって困ってます!
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この東急1000N系はだいぶ前に依頼されたもののクライアントの意向により順番を繰り下げられてきた悲運のモデル。
しかしそのお陰で素晴らしい床下機器を搭載することができました!(順当に行ってたら3Dプリントに出会う前に完了していた)
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オリジナルインレタといい、今後スタンダードになる手法がギュッと詰まった一作になりました!
前述の床下機器の別件に、完成直前に判明した「レスポンスブロック」なる部品と2段下降窓を組み込んでのちほどこの1012+1013編成に取り付けることになりました。
当初の依頼内容からはズレるのでこのシリーズでは登場させませんが、どこかでレスポンスブロックと窓も紹介できればと思います。
グリーンマックス東急1000系で4+4編成をつくろう
おわり
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