すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot
主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。イギリス嫌いだけどちょっと見直した。ウイグル。
カツミの1/80ホキ2500をホキ9500にして青梅線石灰石列車にしよう6:ウェザリング~石灰石~完成 
09/19
ここからは貨車を貨車らしく汚します!
今回のホキ9500は石灰石を積んで走ります。
積み降ろしの際には砂ぼこりが舞い、色んなところまで白くすすけます。
実際の汚れ具合を見て石灰石の粉塵によるすすけ汚れを表現します。
☆

☆

☆

いいですね!
☆

実車は足回りはかなり白くなってしまっています。
もとからこういう色なのかと思ってしまいます。
☆

裏側は分かりませんので想像で…。
ホッパーからガラガラガラーっと落とした石灰石の粉塵がつきまくると思います。
また、屋外ということで水の跳ね返りなどもあるでしょう。
それによってダマになった石灰石粉塵があるハズです。

これは粒を大きく吹くことで再現。
濃い目に溶いた塗料を高圧でムリヤリ大きい粒子にして吹きました。
☆

ホッパー部(開くところ)にはおそらく雨とかでダラーっと垂れた石灰石粉塵が特徴的な汚れとしてついています。
これは水性アクリル塗料で表現。

あまり汚れていないヤツや管理体制を疑われるくらい汚れているヤツをほどよく混ぜました。
ここまでできたら全体にツヤ消しを吹きます。
全体のツヤが整います。
使用したのはスーパースムースクリアーつや消しです。
★合体

合体させて汚れの微調整。
★給油
ホッパの蝶番には適宜潤滑油をさします。
かなりたっぷり雑に塗るようで、重力で蝶番の下に垂れた跡がついたりします。
それを再現しました。

使用したのはタミヤアクリルのスモークです。
つや消しを吹いた後に塗ったのは、油のテカリを消さないためです。
先に筆でチョイっと塗って少し乾かしたあとに、溶剤でなぞってやるとイイ感じにグラデーションができます。
つや消しを吹いてしまうと毛細管現象で溶剤が広がりすぎるので注意しましょう。

油の塗り方もワンパターンでなく色々。
給油直後だったり、だいぶ時間が経っている状態だったり。
★石灰石積載
石灰石を積みましょう。

使用するのはモーリンのRストーン石灰石1/80です。
土台無しでの1両の重さは約97g、16両で(製作数は18両ですが、石灰石列車は16両が最大)1.552kg。
そう考えるとなかなか重いですね。
ちなみに空車重量は約38gです。
☆

このうち4両には秘密兵器の3Dプリントのナイロン土台を仕込みます。
土台は真っ白なので、透けて見えても大丈夫なように塗装しておきます。
☆

石灰石を載せます。
最下層はスプレー糊でやってみましたがうまく全面にくっつきませんでした。
しかしコレを繋ぎとして上に撒いてからボンド水で固定すればOKです。

筆で形を整えます。
1点から降り注ぐ石灰石投下口から積まれたら円錐状に広がるので、自然な形になるようにします。
☆

できました!
固定は水溶きボンドです。
レイアウトにバラストを固定するときと同じ手法です。
ナイロン土台を使用した場合の重量は52g、45gの節約です。
ハッキリ節約できていることが分かります!
★安い土台
重くなりすぎるのは問題ですし、ナイロン土台は1両分1,000円と高い。
もっと安くできないかと考え、ティッシュを使う案を思いつきました。
☆

このように下のほうにティッシュを押し込み、ボンド水を垂らします。
水分を含めば形を作ることができるようになりますので、平らにします。
その上に石灰石を積みました!
見た目は全く分かりませんが、重量は17g減りました。
ナイロン土台に比べてわずかですが、16両にすると272gの軽量化。
フル積載3両分くらい軽くできます。
石灰石のボトルは1つ約190gですから、ボトル1つ分以上節約できます!

石灰石を積む作業が何か知りませんがこんなに楽しいというか嬉しいというか、ハッピーな気持ちでやれるとは思いませんでした!
なぜだろうと考えました。
私は電車の写真を撮るときに人が写っていないとヤなのですが、それは電車は乗せるために存在しており、人を乗せているときに「電車」としていちばん輝いているという信条だからです。
貨車でいえば…いや、ホキ9500でいえば石灰石を積んで運んでいるときがいちばん輝いているのです。
いつも空車ばかり作っていた中で、ホッパ車として立派に役目を果たしている姿に仕立てているからハッピーな気持ちなんだと思います。
積む作業も本物と全く一緒でしたし笑
真上からバラバラーっと。
さすがに本物のように4箇所同時は無理ですが笑

いいですね!
結構ズッシリしますねぇ。
★牽引力の不安を払拭
石灰石を積んだら結構ズッシリします。
3両(3パターン)積んだ時点で重量を測って16倍し、トミックスのEF64-1000形を使ってその重量を牽引できるかテストしました。
列車重量は想定される最大で1,269g。
約2,000gの列車を空転もすることなく牽引できたので、OKとしました。
転がりがいいように車軸にグリスも差しておきましたので大丈夫でしょう。
長い勾配があったらわかりませんが…

走れることも確認したので、完成です!
次回、軽く総括しておすそわけの話をして最終回とします。
今回のホキ9500は石灰石を積んで走ります。
積み降ろしの際には砂ぼこりが舞い、色んなところまで白くすすけます。
実際の汚れ具合を見て石灰石の粉塵によるすすけ汚れを表現します。
☆

☆

☆

いいですね!
☆

実車は足回りはかなり白くなってしまっています。
もとからこういう色なのかと思ってしまいます。
☆

裏側は分かりませんので想像で…。
ホッパーからガラガラガラーっと落とした石灰石の粉塵がつきまくると思います。
また、屋外ということで水の跳ね返りなどもあるでしょう。
それによってダマになった石灰石粉塵があるハズです。

これは粒を大きく吹くことで再現。
濃い目に溶いた塗料を高圧でムリヤリ大きい粒子にして吹きました。
☆

ホッパー部(開くところ)にはおそらく雨とかでダラーっと垂れた石灰石粉塵が特徴的な汚れとしてついています。
これは水性アクリル塗料で表現。

あまり汚れていないヤツや管理体制を疑われるくらい汚れているヤツをほどよく混ぜました。
ここまでできたら全体にツヤ消しを吹きます。
全体のツヤが整います。
使用したのはスーパースムースクリアーつや消しです。
★合体

合体させて汚れの微調整。
★給油
ホッパの蝶番には適宜潤滑油をさします。
かなりたっぷり雑に塗るようで、重力で蝶番の下に垂れた跡がついたりします。
それを再現しました。

使用したのはタミヤアクリルのスモークです。
つや消しを吹いた後に塗ったのは、油のテカリを消さないためです。
先に筆でチョイっと塗って少し乾かしたあとに、溶剤でなぞってやるとイイ感じにグラデーションができます。
つや消しを吹いてしまうと毛細管現象で溶剤が広がりすぎるので注意しましょう。

油の塗り方もワンパターンでなく色々。
給油直後だったり、だいぶ時間が経っている状態だったり。
★石灰石積載
石灰石を積みましょう。

使用するのはモーリンのRストーン石灰石1/80です。
土台無しでの1両の重さは約97g、16両で(製作数は18両ですが、石灰石列車は16両が最大)1.552kg。
そう考えるとなかなか重いですね。
ちなみに空車重量は約38gです。
☆

このうち4両には秘密兵器の3Dプリントのナイロン土台を仕込みます。
土台は真っ白なので、透けて見えても大丈夫なように塗装しておきます。
☆

石灰石を載せます。
最下層はスプレー糊でやってみましたがうまく全面にくっつきませんでした。
しかしコレを繋ぎとして上に撒いてからボンド水で固定すればOKです。

筆で形を整えます。
1点から降り注ぐ石灰石投下口から積まれたら円錐状に広がるので、自然な形になるようにします。
☆

できました!
固定は水溶きボンドです。
レイアウトにバラストを固定するときと同じ手法です。
ナイロン土台を使用した場合の重量は52g、45gの節約です。
ハッキリ節約できていることが分かります!
★安い土台
重くなりすぎるのは問題ですし、ナイロン土台は1両分1,000円と高い。
もっと安くできないかと考え、ティッシュを使う案を思いつきました。
☆

このように下のほうにティッシュを押し込み、ボンド水を垂らします。
水分を含めば形を作ることができるようになりますので、平らにします。
その上に石灰石を積みました!
見た目は全く分かりませんが、重量は17g減りました。
ナイロン土台に比べてわずかですが、16両にすると272gの軽量化。
フル積載3両分くらい軽くできます。
石灰石のボトルは1つ約190gですから、ボトル1つ分以上節約できます!

石灰石を積む作業が何か知りませんがこんなに楽しいというか嬉しいというか、ハッピーな気持ちでやれるとは思いませんでした!
なぜだろうと考えました。
私は電車の写真を撮るときに人が写っていないとヤなのですが、それは電車は乗せるために存在しており、人を乗せているときに「電車」としていちばん輝いているという信条だからです。
貨車でいえば…いや、ホキ9500でいえば石灰石を積んで運んでいるときがいちばん輝いているのです。
いつも空車ばかり作っていた中で、ホッパ車として立派に役目を果たしている姿に仕立てているからハッピーな気持ちなんだと思います。
積む作業も本物と全く一緒でしたし笑
真上からバラバラーっと。
さすがに本物のように4箇所同時は無理ですが笑

いいですね!
結構ズッシリしますねぇ。
★牽引力の不安を払拭
石灰石を積んだら結構ズッシリします。
3両(3パターン)積んだ時点で重量を測って16倍し、トミックスのEF64-1000形を使ってその重量を牽引できるかテストしました。
列車重量は想定される最大で1,269g。
約2,000gの列車を空転もすることなく牽引できたので、OKとしました。
転がりがいいように車軸にグリスも差しておきましたので大丈夫でしょう。
長い勾配があったらわかりませんが…

走れることも確認したので、完成です!
次回、軽く総括しておすそわけの話をして最終回とします。
カツミの1/80ホキ2500をホキ9500にして青梅線石灰石列車にしよう5:インレタがすべて揃った 
09/02
夏休みが終わってしまった…
社会人になってからは「夏休み」はあんまり関係ないけど、夏=夏休みだと思っている私としてはすなわち夏が終わったということになります。
9月には歳も1つとるし、終わっていく感が半端ないです。
畳み掛けるようにキンモクセイの香りをかがされたら、泣いてしまいます。
さて本編。
☆

日本石油輸送のインレタが出来上がりました!
いつもながら素晴らしい出来です!(自画自賛ではなく業者に対しての賛辞)
「日本石油輸送株式会社」は東日本ではタンク車に書いてあるのを見ることができます。
タンク車はわかりますがなぜホッパ車で「石油輸送」なのでしょうか。
日本石油輸送のインレタは台座はないので貨車の再塗装が終わったらすぐに貼ることができます。
★市販インレタ

市販インレタも使用します。
こちらはトレジャータウン製の架線注意表記です。
高いところに登る用事があるような車両には貼られる表記で、よく見かけるのは蒸気機関車です!
要するに、感電するから架線に気を付けろという注意喚起です。
架線に触れたら、在来線はD.C.1,500VかA.C.20,000Vを食らいます。
労災では済まないかも知れません。
★カツミのホキ2500付属インレタ

こちらも少し使います!
数セット分あるので大量に余ります!
これですべてのインレタが揃いました!
★関連商品のデカールもある
株式会社モアというところからデカールも販売されています。
☆

何が書いてあるかわかんない…
☆

こちらがゲラです。
なんか文字がフニャフニャですが、実際のデカールはちゃんとしております。
今回は使わないです。
リファレンスとしてお借りしました。
★18両おさらい
さて、これでインレタを貼って仕上げに向かえますが、今一度18両の内訳を整理しておきましょう。
☆

わからなくならないように買ったばっかりのプロ仕様ソフトIllustratorCCで簡単な割り当て表をつくりました。
・ホキ9500奥多摩工業社紋あり×10
・ホキ9500奥多摩工業社紋ありガンガン叩きつき×1
・ホキ9500奥多摩工業社紋なし×2
・ホキ9500日本石油輸送×3
・ホキ2500「東」×1
・ホキ2500「西」×1
とします。
奥多摩工業の社紋なしとは、日本石油輸送と同じように車体に直接書かれているもので、早いうちから奥多摩工業のもとで活躍していた車両群です。
番号も若いです。
車体に書かれた「奥多摩工業株式会社」の文字は厳密に言えば字体が違いますが別にいいとのことです。(社紋ありのほうは丸ゴシック体っぽい)
キリがなくなってしまいます。
これらの番号を選んだ理由は…
最終列車に入っていたからだとかいちばん若い番号だとかキリのいい数字だからとか誕生日がこの日だからたまたま資料があったとかそんな不純な理由です。
☆

できました!
んー。
なんか違うなー。
文字の大きさ…
車番と「石灰石専用」、もう少し大きいのではないか。
このモヤモヤは次第に大きく、そして…
★重大決心
心にくすぶるものがありながら納品するわけにはいきません。
これをクライアントが貸しレとかで走らせているときに、恥をかかすようなことがあってはなりません。
作り直し!
☆

イラストレーターも買ったことだし、しつこいくらいにサイズ確認をします。
取り急ぎ今回使用する18両+おすそわけ可能な20両分!
そんで、発注!
☆

出来上がってきました!
サイズはもちろんバッチリ!
☆

下が修正版です。
この差です。
これを気付かないなんて、引退ですかね。
モデラーが引退するときは、ステージ中央に何を置いて去ればいいのでしょうか。
歌手はマイクでわかりやすいのですが…
ピンセットかな。
筆かな。
エアブラシかな。
★ホキ9500奥多摩工業株式会社(社紋あり)
☆

イイですね~!
この形態が今回いちばんの多勢で、目玉です。
★ホキ9500奥多摩工業株式会社(社紋なし)
☆

イイですね~!
☆

あれ?
丸ゴシックじゃないですねぇ。
実は、インレタ作り直しに際して直接書きのヤツはフォントを変えました!
しかも2パターン用意!
やりすぎかな笑
9555号の「95」と「55」のあいだにスキマが開いてるのはわざとです。
実車がそんな感じだったから。
色んなその他表記も、号車によって右に寄ってたり下に寄ってたり色々なので、位置決めはアバウトにやった部分もあります。
実車写真があればそのとおりにしました。
★日本石油輸送株式会社
☆

いいですね!
「日本石油輸送株式会社」は手書きっぽいフォントがあったりしたので、こちらも2種類の字体を作ってみました。
☆

いいですね!
★ホキ2500・東
☆

ホキ2500はJRが所有してるものだそうです。
貸し出しってことですかね。
★ホキ2500・西
☆

イイですね!
「西」とは、西東京鉄道管理局のことだそうで、西日本ではないとのことです。
奥多摩なら充分西東京ですね!
奥多摩駅は東京都最西端の駅だし。
☆

「西」のやつが配属されていた頃はそうとう昔のようで、検査周期や場所などが違うようです。
D2というのがその周期を表す記号のようです。
作り直したインレタは、いちばん最初に作ったインレタより印刷精度がはるかに上がっており、小さいほうの検査表記(交番検査表記)の数字や「大宮工」まで読み取れます!

こちらが「西」以外の検査表記まわりです。
B1になっています。
450箇所以上におよぶインレタ貼りは完了です!
☆

形態調整。
カツミの説明書ではハンドブレーキは2箇所取り付けることになっていますが、実際には片方だけ。
色は白でした。
エンド表記もこのハンドブレーキの位置と相関関係にあり、ハンドブレーキがない側が1&2エンドとなります。

そして梁の取り付け。
使用したのは0.7mmの真鍮線です。
この時点では固定はしておらず、溝の長さよりほんの少し長く切り出して突っ張って動かないようになっています。
最終的には接着剤で固定しますが、石灰石を積むときに取り外せたほうが便利なので。
3Dプリントの土台とかありますので。
このあとの汚し塗装にインレタが耐えられるように、インレタ面にクリアーコーティングをして完了です。
次回はウェザリングを施し石灰石を積み、完成まで持って行きます!
社会人になってからは「夏休み」はあんまり関係ないけど、夏=夏休みだと思っている私としてはすなわち夏が終わったということになります。
9月には歳も1つとるし、終わっていく感が半端ないです。
畳み掛けるようにキンモクセイの香りをかがされたら、泣いてしまいます。
さて本編。
☆

日本石油輸送のインレタが出来上がりました!
いつもながら素晴らしい出来です!(自画自賛ではなく業者に対しての賛辞)
「日本石油輸送株式会社」は東日本ではタンク車に書いてあるのを見ることができます。
タンク車はわかりますがなぜホッパ車で「石油輸送」なのでしょうか。
日本石油輸送のインレタは台座はないので貨車の再塗装が終わったらすぐに貼ることができます。
★市販インレタ

市販インレタも使用します。
こちらはトレジャータウン製の架線注意表記です。
高いところに登る用事があるような車両には貼られる表記で、よく見かけるのは蒸気機関車です!
要するに、感電するから架線に気を付けろという注意喚起です。
架線に触れたら、在来線はD.C.1,500VかA.C.20,000Vを食らいます。
労災では済まないかも知れません。
★カツミのホキ2500付属インレタ

こちらも少し使います!
数セット分あるので大量に余ります!
これですべてのインレタが揃いました!
★関連商品のデカールもある
株式会社モアというところからデカールも販売されています。
☆

何が書いてあるかわかんない…
☆

こちらがゲラです。
なんか文字がフニャフニャですが、実際のデカールはちゃんとしております。
今回は使わないです。
リファレンスとしてお借りしました。
★18両おさらい
さて、これでインレタを貼って仕上げに向かえますが、今一度18両の内訳を整理しておきましょう。
☆

わからなくならないように買ったばっかりのプロ仕様ソフトIllustratorCCで簡単な割り当て表をつくりました。
・ホキ9500奥多摩工業社紋あり×10
・ホキ9500奥多摩工業社紋ありガンガン叩きつき×1
・ホキ9500奥多摩工業社紋なし×2
・ホキ9500日本石油輸送×3
・ホキ2500「東」×1
・ホキ2500「西」×1
とします。
奥多摩工業の社紋なしとは、日本石油輸送と同じように車体に直接書かれているもので、早いうちから奥多摩工業のもとで活躍していた車両群です。
番号も若いです。
車体に書かれた「奥多摩工業株式会社」の文字は厳密に言えば字体が違いますが別にいいとのことです。(社紋ありのほうは丸ゴシック体っぽい)
キリがなくなってしまいます。
これらの番号を選んだ理由は…
最終列車に入っていたからだとかいちばん若い番号だとかキリのいい数字だからとか誕生日がこの日だからたまたま資料があったとかそんな不純な理由です。
☆

できました!
んー。
なんか違うなー。
文字の大きさ…
車番と「石灰石専用」、もう少し大きいのではないか。
このモヤモヤは次第に大きく、そして…
★重大決心
心にくすぶるものがありながら納品するわけにはいきません。
これをクライアントが貸しレとかで走らせているときに、恥をかかすようなことがあってはなりません。
作り直し!
☆

イラストレーターも買ったことだし、しつこいくらいにサイズ確認をします。
取り急ぎ今回使用する18両+おすそわけ可能な20両分!
そんで、発注!
☆

出来上がってきました!
サイズはもちろんバッチリ!
☆

下が修正版です。
この差です。
これを気付かないなんて、引退ですかね。
モデラーが引退するときは、ステージ中央に何を置いて去ればいいのでしょうか。
歌手はマイクでわかりやすいのですが…
ピンセットかな。
筆かな。
エアブラシかな。
★ホキ9500奥多摩工業株式会社(社紋あり)
☆

イイですね~!
この形態が今回いちばんの多勢で、目玉です。
★ホキ9500奥多摩工業株式会社(社紋なし)
☆

イイですね~!
☆

あれ?
丸ゴシックじゃないですねぇ。
実は、インレタ作り直しに際して直接書きのヤツはフォントを変えました!
しかも2パターン用意!
やりすぎかな笑
9555号の「95」と「55」のあいだにスキマが開いてるのはわざとです。
実車がそんな感じだったから。
色んなその他表記も、号車によって右に寄ってたり下に寄ってたり色々なので、位置決めはアバウトにやった部分もあります。
実車写真があればそのとおりにしました。
★日本石油輸送株式会社
☆

いいですね!
「日本石油輸送株式会社」は手書きっぽいフォントがあったりしたので、こちらも2種類の字体を作ってみました。
☆

いいですね!
★ホキ2500・東
☆

ホキ2500はJRが所有してるものだそうです。
貸し出しってことですかね。
★ホキ2500・西
☆

イイですね!
「西」とは、西東京鉄道管理局のことだそうで、西日本ではないとのことです。
奥多摩なら充分西東京ですね!
奥多摩駅は東京都最西端の駅だし。
☆

「西」のやつが配属されていた頃はそうとう昔のようで、検査周期や場所などが違うようです。
D2というのがその周期を表す記号のようです。
作り直したインレタは、いちばん最初に作ったインレタより印刷精度がはるかに上がっており、小さいほうの検査表記(交番検査表記)の数字や「大宮工」まで読み取れます!

こちらが「西」以外の検査表記まわりです。
B1になっています。
450箇所以上におよぶインレタ貼りは完了です!
☆

形態調整。
カツミの説明書ではハンドブレーキは2箇所取り付けることになっていますが、実際には片方だけ。
色は白でした。
エンド表記もこのハンドブレーキの位置と相関関係にあり、ハンドブレーキがない側が1&2エンドとなります。

そして梁の取り付け。
使用したのは0.7mmの真鍮線です。
この時点では固定はしておらず、溝の長さよりほんの少し長く切り出して突っ張って動かないようになっています。
最終的には接着剤で固定しますが、石灰石を積むときに取り外せたほうが便利なので。
3Dプリントの土台とかありますので。
このあとの汚し塗装にインレタが耐えられるように、インレタ面にクリアーコーティングをして完了です。
次回はウェザリングを施し石灰石を積み、完成まで持って行きます!
カツミの1/80ホキ2500をホキ9500にして青梅線石灰石列車にしよう4:塗装統一化 
08/16
18両もあるホキ、ツルツルの成形色後付けパーツもあり、未塗装真鍮パーツも予定、3Dプリントによる未塗装パーツもあり。
これらはすべて同じ色にしなければなりませんが、カツミによる塗装が何を使っているかわからない以上はすべてをウチで塗り直したほうがキレイに仕上がります。
というワケで塗装を落とします。
☆

バラバラにしました!
これが1両のパーツ構成です。
台車も含めて構造はとても簡単で、Nゲージを大きくしただけの印象です。
☆

IPAプール。
☆

下のヤツが塗装を落としたもの、上のは製品のままです!
塗装を落としてもあまりわかりませんね。
成形色でした。
☆

あとから追加になった2両はロットが違うのか、成形色が違いました。
カツミさんによると過去2回発売したようで、成形色が暗いほうはおそらく第1ロットでしょう。
このスッポンポンの状態で後付けパーツをつけます。
☆

手すりはピンバイスで中ぐりしてやらないとうまく入りませんでした。
ハシゴはイイ感じでした。
★塗装する
後付けパーツは塗装の乗りが悪いプラスチックなのでガイアノーツのマルチプライマーを吹いてやらないとダメです。
☆

塗料はモリタの赤3号です。
あまり売れない色のようで、絶版のようです。
☆

いいですね!
と言っても全くわかりません。
モールドももともと甘かったようです。
☆

床下と台車、車輪はベースカラーとして塗膜の強いウィノーブラックを塗りました。
車輪は台車から外さずに塗りました。
多少ムラができてもウェザリングでわからなくなるし、集電機能もないので大丈夫です。
軸受けに塗料も回らないで済みます。
塗料が回ると転がりが悪くなるのです。
☆

再塗装完了です!
車輪が真っ黒になった以外はあまりわかりませんね…
☆

当たり前ですが、奥多摩工業の各台座とも色を揃えられました!
先にこの台座を取り付けます。
インレタを貼ってから取り付ければ?
という意見が今画面の向こうから聞こえましたが、大きなものに固定したあとのほうがインレタの位置決めが楽なのです。
☆

いいですね!
大きさはバッチリです!
さて次回は日本石油輸送のインレタが出来上がってきた話です。
このホキ9500計画のスタートはインレタ製作の話でした。
いまいちど原点回帰です!
これらはすべて同じ色にしなければなりませんが、カツミによる塗装が何を使っているかわからない以上はすべてをウチで塗り直したほうがキレイに仕上がります。
というワケで塗装を落とします。
☆

バラバラにしました!
これが1両のパーツ構成です。
台車も含めて構造はとても簡単で、Nゲージを大きくしただけの印象です。
☆

IPAプール。
☆

下のヤツが塗装を落としたもの、上のは製品のままです!
塗装を落としてもあまりわかりませんね。
成形色でした。
☆

あとから追加になった2両はロットが違うのか、成形色が違いました。
カツミさんによると過去2回発売したようで、成形色が暗いほうはおそらく第1ロットでしょう。
このスッポンポンの状態で後付けパーツをつけます。
☆

手すりはピンバイスで中ぐりしてやらないとうまく入りませんでした。
ハシゴはイイ感じでした。
★塗装する
後付けパーツは塗装の乗りが悪いプラスチックなのでガイアノーツのマルチプライマーを吹いてやらないとダメです。
☆

塗料はモリタの赤3号です。
あまり売れない色のようで、絶版のようです。
☆

いいですね!
と言っても全くわかりません。
モールドももともと甘かったようです。
☆

床下と台車、車輪はベースカラーとして塗膜の強いウィノーブラックを塗りました。
車輪は台車から外さずに塗りました。
多少ムラができてもウェザリングでわからなくなるし、集電機能もないので大丈夫です。
軸受けに塗料も回らないで済みます。
塗料が回ると転がりが悪くなるのです。
☆

再塗装完了です!
車輪が真っ黒になった以外はあまりわかりませんね…
☆

当たり前ですが、奥多摩工業の各台座とも色を揃えられました!
先にこの台座を取り付けます。
インレタを貼ってから取り付ければ?
という意見が今画面の向こうから聞こえましたが、大きなものに固定したあとのほうがインレタの位置決めが楽なのです。
☆

いいですね!
大きさはバッチリです!
さて次回は日本石油輸送のインレタが出来上がってきた話です。
このホキ9500計画のスタートはインレタ製作の話でした。
いまいちど原点回帰です!
カツミの1/80ホキ2500をホキ9500にして青梅線石灰石列車にしよう3:奥多摩工業社紋プレート、ガンガン叩き 
07/28
★新しい社紋プレート
☆

注文していた新しい社紋プレートが届きました!
さっそく色を塗りましょう!
☆

おお~
イイですね!
大きさ、形はもちろん、ボルトの表現もイイ感じです!
3Dプリント特有のデコボコ表面は、ツヤ消し仕上げになるから気にならなくなるハズです。
★新しい社紋
プレートの大きさを直したので、これに合うように社紋も直さなければなりません。
☆

ついにAdobeイラストレーターを購入しました!
まんまるマウスのPowerMAC-G3(MacOS8.6が一番最初!歳がバレる)の頃からぱそこんで音楽と画像いじりをしていた私のなかでは、「音楽ソフトと画像ソフトは相性が悪い」というイメージが先行し、ガッツリ音楽ソフトが入っているウチのぱそこんに画像ソフトを入れるのは気が引けました。
でも、話を聞くとその頃の感覚はひとまず忘れても大丈夫みたいなことを言われたので、思い切って導入しました!
ウチでイラレができる喜び!
イラレは2D-CADのファイル形式dxfをインポートできるので、3D-CADで作った台座のデータをdxfで出して(これも便利な機能)インポートしてサイズを測ります。
☆

こんな感じ。
便利だわ~~~
☆

全部同じサイズではなく、微妙に小さかったり菱形の線が細かったりというバリエーションを入れてみました。
効果はあるでしょうか。
そして、またゲシュタルト崩壊してきました!
☆

初めてウチで作ったデータでのインレタが出来上がってきました!
☆

台座に貼ったらとてもイイ感じです!
当たり前ですがサイズはピッタリ想定通りです!
★ガンガン叩き
せっかく18両もつくるならいろんな特徴ある号車を入れたいというのは当然です。
ガンガン叩きといって、スムーズに石灰石を落とすために棒で叩くためのプレートを取り付けた号車があります。
コレを再現します。
しかし、ガンガン叩きとはなんというネーミングセンスか。
擬音を入れたネーミングなんて聞いたことないです!
ガンガン叩きは薄く、3Dプリントなんかで別パーツで作るのは無理です。
行き着いた結論はエッチングです。
0.1mmの真鍮板をエッチングで形作り、切り出して貼るという魂胆です。
☆

原稿作り。
この頃はまだウチにイラレがなかった。
☆

版ができました!
☆

コレを0.1mmの真鍮板に貼ってエッチング。
☆

できました!

いいですね!

薄さ0.1mmの丸いプレートです!
うまく切り出さないと無駄になります…
☆

貼ろうとしたところで問題が。
赤い丸で囲ったモールドの位置が実車と違うため貼り付けられません!
☆

しょうがないのでモールドを削り落としました。
これで所定の位置に貼れます。
削り落としたモールドは、あとで場所を変えてプラ板で復活させます。
☆

プレートを貼る位置に目印兼接着剤逃がし用の穴を開けプレートを貼ります。
実車は蝶番も同じ間隔で均等だから蝶番の真下に貼ればイイはずなのですが、モールドの位置が何故か違うため蝶番合わせはダメです。
慎重に位置を決めてプレートは均等に貼ります。
☆

できました!
☆

さきほど削ったモールドも位置を変えてプラ板でつくりなおしました。
色を塗りましょう。
☆

おお~~~
これぞガンガン叩き!(実車見たことない)
これで安心して叩くことができます!
今回の18両のうちガンガン叩きをつけるのは1両だけ。
実車の普及率もそんなに高くなかったようで、今回頂いた資料の青梅線石灰石列車ホキ全98両のうち、ガンガン叩きがついているのは4両だけです。
だから18両に1両だけというのはちょうどよいのです。
多いくらいです!笑
さて次回はちょっとゆったり再塗装のお話です。
☆

注文していた新しい社紋プレートが届きました!
さっそく色を塗りましょう!
☆

おお~
イイですね!
大きさ、形はもちろん、ボルトの表現もイイ感じです!
3Dプリント特有のデコボコ表面は、ツヤ消し仕上げになるから気にならなくなるハズです。
★新しい社紋
プレートの大きさを直したので、これに合うように社紋も直さなければなりません。
☆

ついにAdobeイラストレーターを購入しました!
まんまるマウスのPowerMAC-G3(MacOS8.6が一番最初!歳がバレる)の頃からぱそこんで音楽と画像いじりをしていた私のなかでは、「音楽ソフトと画像ソフトは相性が悪い」というイメージが先行し、ガッツリ音楽ソフトが入っているウチのぱそこんに画像ソフトを入れるのは気が引けました。
でも、話を聞くとその頃の感覚はひとまず忘れても大丈夫みたいなことを言われたので、思い切って導入しました!
ウチでイラレができる喜び!
イラレは2D-CADのファイル形式dxfをインポートできるので、3D-CADで作った台座のデータをdxfで出して(これも便利な機能)インポートしてサイズを測ります。
☆

こんな感じ。
便利だわ~~~
☆

全部同じサイズではなく、微妙に小さかったり菱形の線が細かったりというバリエーションを入れてみました。
効果はあるでしょうか。
そして、またゲシュタルト崩壊してきました!
☆

初めてウチで作ったデータでのインレタが出来上がってきました!
☆

台座に貼ったらとてもイイ感じです!
当たり前ですがサイズはピッタリ想定通りです!
★ガンガン叩き
せっかく18両もつくるならいろんな特徴ある号車を入れたいというのは当然です。
ガンガン叩きといって、スムーズに石灰石を落とすために棒で叩くためのプレートを取り付けた号車があります。
コレを再現します。
しかし、ガンガン叩きとはなんというネーミングセンスか。
擬音を入れたネーミングなんて聞いたことないです!
ガンガン叩きは薄く、3Dプリントなんかで別パーツで作るのは無理です。
行き着いた結論はエッチングです。
0.1mmの真鍮板をエッチングで形作り、切り出して貼るという魂胆です。
☆

原稿作り。
この頃はまだウチにイラレがなかった。
☆

版ができました!
☆

コレを0.1mmの真鍮板に貼ってエッチング。
☆

できました!

いいですね!

薄さ0.1mmの丸いプレートです!
うまく切り出さないと無駄になります…
☆

貼ろうとしたところで問題が。
赤い丸で囲ったモールドの位置が実車と違うため貼り付けられません!
☆

しょうがないのでモールドを削り落としました。
これで所定の位置に貼れます。
削り落としたモールドは、あとで場所を変えてプラ板で復活させます。
☆

プレートを貼る位置に目印兼接着剤逃がし用の穴を開けプレートを貼ります。
実車は蝶番も同じ間隔で均等だから蝶番の真下に貼ればイイはずなのですが、モールドの位置が何故か違うため蝶番合わせはダメです。
慎重に位置を決めてプレートは均等に貼ります。
☆

できました!
☆

さきほど削ったモールドも位置を変えてプラ板でつくりなおしました。
色を塗りましょう。
☆

おお~~~
これぞガンガン叩き!(実車見たことない)
これで安心して叩くことができます!
今回の18両のうちガンガン叩きをつけるのは1両だけ。
実車の普及率もそんなに高くなかったようで、今回頂いた資料の青梅線石灰石列車ホキ全98両のうち、ガンガン叩きがついているのは4両だけです。
だから18両に1両だけというのはちょうどよいのです。
多いくらいです!笑
さて次回はちょっとゆったり再塗装のお話です。
カツミの1/80ホキ2500をホキ9500にして青梅線石灰石列車にしよう2:3Dプリンターであれこれ 
07/11
★奥多摩工業社紋台座問題
小さすぎた台座、作りなおしです!
☆

今回は失敗したくないのでデータ上に仮ボディも作ってちゃんと検証しながら作図します。
なぜあんなに小さく作ってしまったのでしょうか、疑問です。
おそらくインレタから作ってそのインレタが少し小さくできてしまい、そのインレタ基準で台座を作ったからだと思います。
反省です。
基準に近いほうから順番に作っていかなければなりませんでした。
今回の場合はボディ基準、台座があってインレタが貼られますから、まず台座をカッチリ決めてからインレタのデザインをすればよかったです。
なんだか分かりませんが奥多摩工業さんに菓子折りを持って謝罪に行きたくなりました!
☆

小さいほうがもとのサイズ、大きいほうが修正版。
なんだこの差!
そろそろ引退ですかね。

作り直しついでに、車体から少し浮いて取り付けられている感じを再現できるような構造にしました。
ちなみに社名文字のほうの台座(長方形)のサイズはイイ感じでした。
★積み荷問題
貨物列車として仕上げる!
というのは、もちろん積み荷を積んだ状態をということです。
題名にもあるように今回は石灰石を運ぶ列車で、その石灰石を模した小さな石も買ってあります。
ただそれをバーっと載せるだけでは芸がないし重くなりすぎると思うのです。
そこで、3Dプリントを使って積み荷の土台を作ることにしました。
☆

こんな感じ。
4つ山がありますが、これは4箇所の吐き出し口から落とされた石灰石が自然になる形を模したもの。
コレをはめ込んでからコレを隠すように石灰石(の模型)を撒けば、石灰石も節約できて形もキレイに、軽量化までできてしまうという一世一代のノーベル物理学賞モンの大発明です。
☆

出来上がってきました!
下に隠れるものですから、いつもの高精細モードではなくナイロン出力です。
一番安いやつです。
表面はザラザラしていますが隠れてしまうし大丈夫です。
かなり頑丈です!
☆

はめてみたらイイ感じですが、ここで問題に気付きました。
一度はめたら取り出せない…。
細かい箇所の寸法も見直したいし、第2段を作りましょう。
☆

こんな感じ。
☆

出来上がってきました!
取り出せない問題は山に穴を開けて引っ掛けて取れるようにして解決。
寸法も良さげです!
はめてみたらイイ感じですが、ここでまた問題に気付きました。
梁に干渉する…。
☆

左右を渡すように棒が通るのですが、それがこの土台と干渉するのです!
というか梁のことを忘れていました。
頑丈ですから削るのも大変なので、最初から逃がせるように造形したほうがいいでしょう。(書き込みはそれのケガキです)
細かい箇所の寸法も見直したいし、第3段を作りましょう。
☆

こんな感じ。
☆

出来上がってきました!
梁を逃がす溝もでき、進化していってる気がします!

しかし!
微妙に寸法が合わない…
ナイロンだからか?
確かにいつもの高精細モードとは機械から違いますけど、こんなにズレるかなー。
まぁ、少し気になる箇所が他にもあるし、第4段を作りましょう。
☆

こんな感じ。
☆

出来上がってきました!

寸法はピッタリです!
どんどん研ぎ澄まされていってるのがわかりますが、
こんなに試作品を作りまくって、無駄じゃないか!無駄じゃないか!!
と怒る活動家もいるでしょうから言っておきますが、これら試作品はすべて使用します。
だってホキは18両ありますから。
足りないくらいなのです。
コレ!というものが出来上がったらシリコンで複製を考えておりますが「縮む問題」があるので微妙。
3D出力のままの1両分の積み荷土台は1,000円弱です。
一方、1両分の石灰石の値段は300円くらい。
うーん
機関車の牽引力と相談して大丈夫そうなら普通に積みましょうかね…。
ここまでやっておきながら笑
この4つはもちろん使います。
小さすぎた台座、作りなおしです!
☆

今回は失敗したくないのでデータ上に仮ボディも作ってちゃんと検証しながら作図します。
なぜあんなに小さく作ってしまったのでしょうか、疑問です。
おそらくインレタから作ってそのインレタが少し小さくできてしまい、そのインレタ基準で台座を作ったからだと思います。
反省です。
基準に近いほうから順番に作っていかなければなりませんでした。
今回の場合はボディ基準、台座があってインレタが貼られますから、まず台座をカッチリ決めてからインレタのデザインをすればよかったです。
なんだか分かりませんが奥多摩工業さんに菓子折りを持って謝罪に行きたくなりました!
☆

小さいほうがもとのサイズ、大きいほうが修正版。
なんだこの差!
そろそろ引退ですかね。

作り直しついでに、車体から少し浮いて取り付けられている感じを再現できるような構造にしました。
ちなみに社名文字のほうの台座(長方形)のサイズはイイ感じでした。
★積み荷問題
貨物列車として仕上げる!
というのは、もちろん積み荷を積んだ状態をということです。
題名にもあるように今回は石灰石を運ぶ列車で、その石灰石を模した小さな石も買ってあります。
ただそれをバーっと載せるだけでは芸がないし重くなりすぎると思うのです。
そこで、3Dプリントを使って積み荷の土台を作ることにしました。
☆

こんな感じ。
4つ山がありますが、これは4箇所の吐き出し口から落とされた石灰石が自然になる形を模したもの。
コレをはめ込んでからコレを隠すように石灰石(の模型)を撒けば、石灰石も節約できて形もキレイに、軽量化までできてしまうという一世一代のノーベル物理学賞モンの大発明です。
☆

出来上がってきました!
下に隠れるものですから、いつもの高精細モードではなくナイロン出力です。
一番安いやつです。
表面はザラザラしていますが隠れてしまうし大丈夫です。
かなり頑丈です!
☆

はめてみたらイイ感じですが、ここで問題に気付きました。
一度はめたら取り出せない…。
細かい箇所の寸法も見直したいし、第2段を作りましょう。
☆

こんな感じ。
☆

出来上がってきました!
取り出せない問題は山に穴を開けて引っ掛けて取れるようにして解決。
寸法も良さげです!
はめてみたらイイ感じですが、ここでまた問題に気付きました。
梁に干渉する…。
☆

左右を渡すように棒が通るのですが、それがこの土台と干渉するのです!
というか梁のことを忘れていました。
頑丈ですから削るのも大変なので、最初から逃がせるように造形したほうがいいでしょう。(書き込みはそれのケガキです)
細かい箇所の寸法も見直したいし、第3段を作りましょう。
☆

こんな感じ。
☆

出来上がってきました!
梁を逃がす溝もでき、進化していってる気がします!

しかし!
微妙に寸法が合わない…
ナイロンだからか?
確かにいつもの高精細モードとは機械から違いますけど、こんなにズレるかなー。
まぁ、少し気になる箇所が他にもあるし、第4段を作りましょう。
☆

こんな感じ。
☆

出来上がってきました!

寸法はピッタリです!
どんどん研ぎ澄まされていってるのがわかりますが、
こんなに試作品を作りまくって、無駄じゃないか!無駄じゃないか!!
と怒る活動家もいるでしょうから言っておきますが、これら試作品はすべて使用します。
だってホキは18両ありますから。
足りないくらいなのです。
コレ!というものが出来上がったらシリコンで複製を考えておりますが「縮む問題」があるので微妙。
3D出力のままの1両分の積み荷土台は1,000円弱です。
一方、1両分の石灰石の値段は300円くらい。
うーん
機関車の牽引力と相談して大丈夫そうなら普通に積みましょうかね…。
ここまでやっておきながら笑
この4つはもちろん使います。