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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。2020年は、東アジア情勢に注目!

京急2100形・600形最終回、総括  

最終回、総括号です。



★2100形

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2100形はベースはマイクロエース。

シーメンスVVVFで白幕の時代のものでしたが、これを登場時1998年の姿にしてくれという依頼でした。


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前面は固有番号のスリット。

こちらはグリーンマックス製のインレタを使用。

少々オーバースケールでしたが予算がないので貼りかたを工夫してなんとかしのぎました。


ライトも、急行灯と尾灯の位置を入れ換えました。

これはかなり無理矢理な改造でした。

LEDを交換し、急行灯はちゃんと黄色く光るようになりました。


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一番大がかりだったのは床下機器全塗装。

もともとは「スカートの色を濃く」という内容だったのですが、元の床下機器の色に合わせて調整したら濃くなりすぎてしまうと判断し、相談の上で床下機器を明るくすることにしました。

(模型の)元の床下機器の色は濃すぎるのです。

今はどうか知りませんが、当時の京急の全検出たての車はライトグレーでした。

パンタもシルバーに塗装して、新車の感じになりました!



★600形

この600形は上の2100形の併結相手としての依頼。

ですので黒幕。

2016021014140000.jpg

併結してしまうため654-1号は表に出ない想定でライト改造はされていません。

654-4号には前灯も尾灯もやりました。

2016021014160001.jpg

「さんえー かいとく かなざわぶんこ」と読みます。

口の端を引っ張って誰かの前で大きな声で言ってみましょう。

当然のことながらしっかり前を照らす前灯になりましたが、使われる機会が少ないのが残念!

654-4号は設定の下り運転の際には最後尾となるのです。

前灯はマイクロエースのものに一任されます。


それなのに動力性能は2100形は低く、この654編成に組み込んだ改造トミックス動力がぐんぐん押すというかたち。

全然走らないくせにおいしいところは持っていきます。

だんだん腹が立ってきました!


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654編成の改造は以前も行った651編成と内容はほとんど同じなので真新しさはないですが、ひとつだけ屋根の塗装は新しい試みがありました。


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ブツブツの表現です!

ただツヤ消しにするのではなく、ザラザラにして本物の滑り止め加工のようにしました。



★さようなら

試運転は良好。

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1998年の2100形デビュー時の姿を再現した2本は、営業運転開始日にその3A列車を乗りに行ったというクライアントのもとに去ってゆきました。

歌う電車としてデビューした2100形は機器が日本製のものに更新されもう歌わなくなりましたが、この列車を走らせるときは脳内で音を再生しましょう。


そして代わりに私が歌いましょう。

いまは、もう、歌わない~あのモーーーターーー。(大きな古時計のメロディーで)





ご清聴ありがとうございました。



京急2100形・600形の1998年仕様化改造
おわり
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Posted on 2016/03/25 Fri. 17:00 [edit]

category: 京浜急行電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  グリーンマックス  京急600形  京急2100形 
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グリーンマックス初期京急600形改造・修繕記録シーズン3ー5:動力の話と細かい組み立て、完成まで  

今までで最長のタイトルとなりました。

今回で最終回になります。

なんだか足早にブログが進んでいるように思えますが、こうしないとどんどん離されてゆくのです。


★動力

今回も動力はトミックス製のものを18mにする鬼改造を施します。


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ざっくりと切ってからフライス盤で寸法を正確に出す方法。

側面のモーターの出っ張りも極限まで削りました。

床下機器が切削性の悪いワイトメタルだからです。


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ホワイトメタル床下機器は細かくバラしてひとつずつ地道に貼り付け。

最近は3Dプリントで床下機器を出すようになっているので久しぶりの手作業。

…地獄のようでした。


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色をライトグレーに塗ってから駆動系を短くして組み立て。

テスト走行で判明したのは、この654-3号の動力は過去最高の性能であるということ!

静かで滑らか、起動電圧も低く、併結相手の2100形マイクロエースの動力が動く遥か前に600形は動いてしまいます。

協調性最悪ですが、これはマイクロエースが悪い!

ダウングレードはできないので、鈍足2100形を600形がサポートする形になります。


★屋根


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屋根はなぜか2100形のものが使われているので一部の穴を埋める必要があります。


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プラ棒で埋めました。



以前の653編成でもそうでしたが、屋上機器の配置の変更がありヒューズボックス1つ増やす必要があるのです。


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方法は「型を取って複製」です。

時間に余裕があれば3Dプリントを使うことも考えましたが、なかったので手軽かつ見栄えのよい方法をとりました。


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いいですね!


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塗りかたを工夫して実感的にしてみました。

実物はツヤツヤの表面に滑り止めのブツブツが撒かれています。

それを表現しました。

模型で屋根をツヤツヤにすると変でしたので、クオーターつや消しにブツブツ処理をしました。


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屋上パーツも当時の資料を見て色をチョイス。

床下機器と屋上機器は色が同じように見えます。

クーラーはメタルカラーのクロームシルバーを塗って磨きこんでみましたが、あまり感動するような成果はありませんでした。

やはり下地が梨地のホワイトメタルでは限界があります。

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幕は黒幕に。


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組み立てました。

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贔屓目もあるでしょうが、いい出来だと思います!

グリーンマックスでは9番グレーを指定していた床下機器ですが、これはやはりおかしかったですね。

この色にして正解でした!


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京急600形、完成です!

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次回、2100形登場時代2部作2100+600総括として最終回といたします。

Posted on 2016/03/17 Thu. 17:00 [edit]

category: 京浜急行電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  グリーンマックス  京急600形 
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グリーンマックス初期京急600形改造・修繕記録シーズン3ー4  

今回はライトの点灯化加工をします。


2016020723090000.jpg

カナメになるのはこちらのチップLED。

チリに見間違う白い点点がチップLED。

サイズは1.6mm×0.8mm。

最近は草心デジタルさんを贔屓にしています。

1608サイズの電球色が簡単に手に入ります。


ハンダ付けをする端子の面積は0.8mm×0.2mm。

こちらに0.07mmのエナメルワイヤーをつけます。

私の腕前を説明するときに上の2行は必ず言います笑

たぶん私そこそこ難しい手術できます。


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同じ構成のものを以前にも作りましたが、今回は2つある抵抗の抵抗値を微調整してライトのパワーアップを図りました。

とってもキレイに光るようになりました!


組み込みのためのライトケースは先に前面ガラスに取り付け。

この654-4号のみ前面マスクシールを貼りかえました。

接着剤でヘッドライトの位置に取り付けたら、ヘッドライトのLEDだけ先に組み込みます。


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そのあと車体にドッキング。

点灯試験です!


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おお~


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いいですね!


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すごい光量です!

ヘッドライトはこれでOKですが、急行灯と尾灯は光が強すぎるので減光処理(企業秘密)をします。


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いいですね!

しかしライトレンズを伝わって光が隣に逃げてます。

これは課題ですかね。



これ見たあとにマイクロエースのを見てしまうと…

マイクロエースがキレイに分断されているのは光が弱いからです。



次回、完成まで持っていきましょう。

Posted on 2016/03/13 Sun. 12:00 [edit]

category: 京浜急行電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  京急600形  グリーンマックス  改造 
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グリーンマックス初期京急600形改造・修繕記録シーズン3ー3  

床板・下回りの加工です。


依頼のひとつに台車の交換があります。

もともとついていたものはKW77という「似ている」台車です。

これをTH600という専用品に交換です。

☆左TH600、右はもともとついていたKW77
2016020121550000.jpg

以前使用したものはいわゆる「集電対応」でしたが、どうやら旧製品にも使用したいという意見が多かったようで「集電非対応」のものが発売されていました。

運よく必要数手に入れることができましたが、ちょっと困ったことに成形色が濃いグレーなんですねぇ。


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おそらく旧製品では床下機器の色を国鉄ねずみ色1号(GMカラー9番)で指定されていますので、それに合わせるようにこの色にされたんだと思います。


ここでひとつ分岐点。

先日完成の2100形と連結して走らせる想定なら床下機器や台車の色がこのままではおかしい。

スカートの色は床下機器より濃くしなければならないからです。

国鉄ねずみ色ベースにスカートの色を選ぶと、スカートは濃くなりすぎてしまいます。

そこで出された決断は、台車も含めて全塗装!

使用した色は2100形と同じライトグレーです。

台車は軟質プラスチックのため先にマルチプライマーを吹きました。


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おお~

台車を塗装するのはいいですね!

モールドが強調され、見栄えがアップするのです!


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床下機器も同時に塗装。

ホワイトメタル製のため先にプライマー入りサーフェイサーを吹きました。



床下機器を取り付けるまえに654-4号は集電加工をしなければなりません。


2016020312510000.jpg

まずは座席パーツの裏側をフライスでさらいます。

このミゾに集電板が入ります。

654-1号はついでに。

床板パーツには給電パーツが通る穴をあけ、集電板と座席パーツと合体。


2016020901160000.jpg

台車には給電パーツを取り付け。

そして合体。


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いいですね!

台車も含めて同じ色に塗られ統一感のある床下になりました!




これで下回り準備はできました。



次はライトユニットをつくりましょう。

Posted on 2016/03/09 Wed. 17:30 [edit]

category: 京浜急行電鉄

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tag: Nゲージ  鉄道模型  京急600形  グリーンマックス  改造 
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グリーンマックス初期京急600形改造・修繕記録シーズン3ー2  

こういう修繕モノはもう手慣れたもんです。

まずはバラバラにします。


2016011423110000.jpg

屋根の穴埋めがあるので色は当然塗り直しとなります。

クーラーの色も塗り直してやることにしました。

床下機器の色も(以下同文)

2016011423210000.jpg

塗り直しパーツはすべてIPAにドボン。


色が落ちるまでの間に車体のナンバーを消します。

ユーザーによるインレタなのでまずは望みをたくしてテープでペタペタやってみます。


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ダメでした。

次の手は、ナイフの先でカリカリ削り取る方法。

エナメル溶剤で軟らかくしてから慎重に削り取りました。


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キレイに消えました!


2016020616300000.jpg

前面とKEIKYUマークも同様に消しました。



新しくマークを貼る前にボディに加工をします。

今回は654-4号にライト点灯化の注文がきてます。

ボディにライトケースを取り付けるのです。


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時間がないので今回は手作りでライトケースを仕上げました。

ライトケースを取り付けたらボディ洗浄をしてリフレッシュ!

気をつけていても手の油やなんかがつくもんで、洗うとやっぱり違います。


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ライトケースをには遮光塗装。

塗装済みボディのためゴツいマスキングとなりました。

仕上がりの写真は忘れた。


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車両マークを貼ります。

これで貼れて654編成となります!

ただしKEIKYUマークは都合によりのちほど。


この写真を見て「ライトケースが黒くない…」と思ったアナタへ。

そのとおり、白のままになっています。

ライトケースの幅とあの楕円が幅が合っていないため、組んだときに光りかたにムラができる可能性があると考えています。

内側を白のままにしておけばプラの分は光が通ってくれて楕円いっぱいにムラなく光ってくれることと思い内側からは塗っておりません。


2016020816210000.jpg

前面の話ついでに。

ワイパーカバーとなる部分はフラットブラックで塗りました!


これでひとまず前面の処理は終わり。



次回は床板まわりのお話です。

Posted on 2016/03/05 Sat. 18:30 [edit]

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