すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot
主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。偉大な日本をもう一度。
鉄コレ阪急2300系を大改造第4節:2309編成2/4 
04/02
床下機器が来るまでの間は車体その他のお話です。
今回初登場になる2309編成に使う車体は、「非表示幕車」と呼ばれる「前面や方向幕が改造されていない」やつです。
鉄コレとしては「阪急2300系非表示幕車」として発売されている2両セットを2つ使うものです。
今回はヤフオクで手に入れたという加工がされた同セットを使用します。
☆参考

このセットの特徴は、なんと言っても「元先頭車」が同梱されていることでしょう。
2300系はその長い歴史の中で何度も組成変更がされてきていて、乗務員室のある先頭車が編成の中間に追いやられた例、その中でも乗務員室を撤去して乗務員ドアもなくす改造をした例なんかがあります。
後者の「元先頭車で改造された例」は見た目の特徴もあり結構色んな編成に紛れているから需要もあると思われ、そのためかヤフオクでもアホみたいな高額で出品されていたりします。
そんなレアな製品をこの2300系6部作(←もっと増えることになりました)でトータルで10両も手をかけてしまいます!
すいません。
★リセット
☆

こちらがヤフオクで手に入れたという4両。
手をつけられているものなので安価に手に入ったということです。
☆

バラバラにします。
☆

当然すでにインレタが貼られていますが、かすれたりズレたりしていますので貼りなおしです。
インレタは時間が経つと強固に貼りつくようになり、簡単には取れなくなります。
魔法の液体で軟らかくしてから取ります。
こうすればボディはキズつけずに済みます。
☆

リセットされました!
さぁ、きみたちは今からウチで最高の改造を受けるのです!
★妻面適正化
ここでもやはりこの問題が。
ただ単に背中合わせに連結したのでは桂寄り先頭車に配管が残ってしまいますし、桂寄り電動車に配管がつきません。
さらに、配電盤の位置も変わってしまいます。
よって、桂寄り2両を大改造です。
☆

前作の2313編成では7箇所もやった妻面改造です。
たった2箇所ですが、妻面適正化のためにやっていることはぶっ飛んでいるので注目ポインツです。
☆

配管だけを削って且つ平面を維持するのは難儀なので、まっ平らにしてから自作エッチングパーツで土台を作ります。

こんな感じ!
ここへきて、この妻面パーツだけでは全形態を網羅できなくなりました。
これは想定されていたことで、ついにもう1つ別のエッチングパーツを用意しなければいけなくなりました。
『妻面パーツA』となっているのはそのためで、そうです、Bがあるのです。
☆

こちらが『妻面パーツB』の版です。
両面エッチングです。
☆

表。
☆

裏。
☆

できあがりました!
少々ミスがありましたが、修正できるレベルです。
こちらの『B』は、幅広貫通路にアダプターを取り付けたパターンです。
これで3種類です。
以前登場したAとかBとかつけていないやつも含めて4形態、全部網羅しました!
やりすぎ。
これを組み立てて2310号に取り付けます。

左がBを組み立てたものです!
☆

配管はオリジナル3Dパーツを使用します。

ちょっとゴツイですが、これ以上細くしたら折れますので仕方ありません。
次回は真鍮線で作るか…
☆

塗装をしたらとても良いです!
この色はオリジナル調合です。
次回はボディ加工続きとライト点灯化です!
今回初登場になる2309編成に使う車体は、「非表示幕車」と呼ばれる「前面や方向幕が改造されていない」やつです。
鉄コレとしては「阪急2300系非表示幕車」として発売されている2両セットを2つ使うものです。
今回はヤフオクで手に入れたという加工がされた同セットを使用します。
☆参考

このセットの特徴は、なんと言っても「元先頭車」が同梱されていることでしょう。
2300系はその長い歴史の中で何度も組成変更がされてきていて、乗務員室のある先頭車が編成の中間に追いやられた例、その中でも乗務員室を撤去して乗務員ドアもなくす改造をした例なんかがあります。
後者の「元先頭車で改造された例」は見た目の特徴もあり結構色んな編成に紛れているから需要もあると思われ、そのためかヤフオクでもアホみたいな高額で出品されていたりします。
そんなレアな製品をこの2300系6部作(←もっと増えることになりました)でトータルで10両も手をかけてしまいます!
すいません。
★リセット
☆

こちらがヤフオクで手に入れたという4両。
手をつけられているものなので安価に手に入ったということです。
☆

バラバラにします。
☆

当然すでにインレタが貼られていますが、かすれたりズレたりしていますので貼りなおしです。
インレタは時間が経つと強固に貼りつくようになり、簡単には取れなくなります。
魔法の液体で軟らかくしてから取ります。
こうすればボディはキズつけずに済みます。
☆

リセットされました!
さぁ、きみたちは今からウチで最高の改造を受けるのです!
★妻面適正化
ここでもやはりこの問題が。
ただ単に背中合わせに連結したのでは桂寄り先頭車に配管が残ってしまいますし、桂寄り電動車に配管がつきません。
さらに、配電盤の位置も変わってしまいます。
よって、桂寄り2両を大改造です。
☆

前作の2313編成では7箇所もやった妻面改造です。
たった2箇所ですが、妻面適正化のためにやっていることはぶっ飛んでいるので注目ポインツです。
☆

配管だけを削って且つ平面を維持するのは難儀なので、まっ平らにしてから自作エッチングパーツで土台を作ります。

こんな感じ!
ここへきて、この妻面パーツだけでは全形態を網羅できなくなりました。
これは想定されていたことで、ついにもう1つ別のエッチングパーツを用意しなければいけなくなりました。
『妻面パーツA』となっているのはそのためで、そうです、Bがあるのです。
☆

こちらが『妻面パーツB』の版です。
両面エッチングです。
☆

表。
☆

裏。
☆

できあがりました!
少々ミスがありましたが、修正できるレベルです。
こちらの『B』は、幅広貫通路にアダプターを取り付けたパターンです。
これで3種類です。
以前登場したAとかBとかつけていないやつも含めて4形態、全部網羅しました!
やりすぎ。
これを組み立てて2310号に取り付けます。

左がBを組み立てたものです!
☆

配管はオリジナル3Dパーツを使用します。

ちょっとゴツイですが、これ以上細くしたら折れますので仕方ありません。
次回は真鍮線で作るか…
☆

塗装をしたらとても良いです!
この色はオリジナル調合です。
次回はボディ加工続きとライト点灯化です!
鉄道ホビダス阪急8000系を製作12:室内ディテールアップ 
12/11
室内パーツを仕上げていきましょう。
☆

室内パーツは、カツミのロングシートのみ市販品であとは3Dプリンターで作りました。
☆

カツミのロングシートを切りました。
長さは、ドア間、妻面側車端部、乗務員室側車端部の3パターンです。
いやーしかしなんでこんな扱い辛い素材(たぶんPOM)なんだろう。
ABSかPSにしてほしいです!
妻面側車端部、ドア間、乗務員室直後と長さは3種類あります。
☆

色は、座面はツヤ消しのオリーブグリーン、手すりやリムはシルバー。
足元のヒーター部分はなんか暗いシルバーだったので、クロームシルバーとガンメタルを混ぜて暗くしました。
みんな大好きロングシートの端の壁も先に塗装しておきます。
側面はウッドブラウン、リムと足下と手すりはシルバーです。
これを合体させると…
☆

いいですね〜
手すりがちょっとガビガビすぎるな〜
もっと滑らかになるイイ手はないもんか。
☆

取り付けは接着剤です!
アングルからは少し浮いてしまいます。
★運転台
3Dプリンターで作られた運転台も仕上げます。
☆

全体はセミグロスブラック。
電話の台座はグレー、受話器は白、レバーサの頭はツヤツヤ黒に塗ってアクセントとしました。
ほとんど見えないけどな!!!
☆


いいですねー!
レバーサもつかめるし、T字マスコンも握ることができます。
しかしどちらも動かすのはムリなので、将来的にスモールライトが発明されて乗り込めるようになっても動かしてはいけません。
折れます。
電話もつかめますが持ち上げようとしてはいけません。
運転台ごと持ち上がります。
★阪急の乗務員室仕切りを目指す!
続いては乗務員室仕切りです!
☆

アングル部分をかわすことを忘れていたので追加加工。
この写真は加工前です。
次からはアングルの位置を変えます。
運転台も椅子もしっかり作った結果、取り付けに苦労するハメになりましたので…
前面からよく見えるこのパーツは、ひとつの目玉になりそうな加工をします。
そのキモになるハズだったのが、
☆

こちらの木目調デカールです!
レールクラフト阿波座製で、見つけたときに一目惚れしました!
もともと木目調を再現するつもりでいて海外製のデカールも目につけていたのですが、模様がちょっと違うな〜とかスケール感がちょっとな〜とか、しっくりきていなかったのです。
オーバー気味に作ったガラスのリムは、このデカールを貼っても埋もれることがないようにするための対応でした。
コレを貼ればかなり見栄えが向上するはず!
んが

このデカール、かなり厚くて硬くて柔軟性皆無で使いづらく、モールドに全くフィットしなかったので、不採用となりました!
マークソフターも全く効きませんでした。
デカールの利点がないデカールです。
平面的な部分や、ゆるいカーブになら使えます。
球面もダメです。
もうひとつ気になっていた、秋葉原ボークスホビー館で売っていた木目調マスキングエッチング板も試しましたが、デコボコした表面には向きませんでした。
まともなデカールがあればいいんですけど意外となかったので、次回以降作ってみるかなー。
☆

というわけで普通に塗装にしました。

筆で色差し。
ガラスリムが塗られると引き締まりますね!
運転席はオリーブグリーン、金具もシルバーに塗りました。
客室側と乗務員室側の2枚構成になっている理由は、
☆

このように間にガラスパーツを入れるためです!
ここのガラスがあればわずかではありますが見栄えは上がると踏んでいます。
☆

運転台と組み合わせて遊ぶ。
いいですね!
★ちょっとした壁
☆

このちょっとした壁みたいな部分も同様に塗装しました。
★組み込む
☆

ライトユニットは基盤ごと取り外せるようにしていたので取り外して作業。
配線には気をつけます。

位置を決めたら配線の取り回しをして見えなくなるようにします。
ガラスリムパーツが分厚いので、その後ろを通しました。
では床板と合体させて覗き込みましょう。
☆

イイですね~!
基盤が目立つなー。
☆



ちょっとイスが高すぎたかな?

電話がちゃんとつかめるようになっているのがわかります!



基盤が目立つなぁ~

いいですね~!
乗務員室天井灯がイイ感じに機能しています!
前になるときは天井灯は点灯しません。
この8032編成はラッシュの際に梅田方に増結されるので、この8032編成の天井灯が点灯することはあまりないと思われるのが悲しいです。(8152号が編成の中に埋まるから)
次回は外装パーツを取り付けて完成まで持っていきましょう。
☆

室内パーツは、カツミのロングシートのみ市販品であとは3Dプリンターで作りました。
☆

カツミのロングシートを切りました。
長さは、ドア間、妻面側車端部、乗務員室側車端部の3パターンです。
いやーしかしなんでこんな扱い辛い素材(たぶんPOM)なんだろう。
ABSかPSにしてほしいです!
妻面側車端部、ドア間、乗務員室直後と長さは3種類あります。
☆

色は、座面はツヤ消しのオリーブグリーン、手すりやリムはシルバー。
足元のヒーター部分はなんか暗いシルバーだったので、クロームシルバーとガンメタルを混ぜて暗くしました。
みんな大好きロングシートの端の壁も先に塗装しておきます。
側面はウッドブラウン、リムと足下と手すりはシルバーです。
これを合体させると…
☆

いいですね〜
手すりがちょっとガビガビすぎるな〜
もっと滑らかになるイイ手はないもんか。
☆

取り付けは接着剤です!
アングルからは少し浮いてしまいます。
★運転台
3Dプリンターで作られた運転台も仕上げます。
☆

全体はセミグロスブラック。
電話の台座はグレー、受話器は白、レバーサの頭はツヤツヤ黒に塗ってアクセントとしました。
ほとんど見えないけどな!!!
☆


いいですねー!
レバーサもつかめるし、T字マスコンも握ることができます。
しかしどちらも動かすのはムリなので、将来的にスモールライトが発明されて乗り込めるようになっても動かしてはいけません。
折れます。
電話もつかめますが持ち上げようとしてはいけません。
運転台ごと持ち上がります。
★阪急の乗務員室仕切りを目指す!
続いては乗務員室仕切りです!
☆

アングル部分をかわすことを忘れていたので追加加工。
この写真は加工前です。
次からはアングルの位置を変えます。
運転台も椅子もしっかり作った結果、取り付けに苦労するハメになりましたので…
前面からよく見えるこのパーツは、ひとつの目玉になりそうな加工をします。
そのキモになるハズだったのが、
☆

こちらの木目調デカールです!
レールクラフト阿波座製で、見つけたときに一目惚れしました!
もともと木目調を再現するつもりでいて海外製のデカールも目につけていたのですが、模様がちょっと違うな〜とかスケール感がちょっとな〜とか、しっくりきていなかったのです。
オーバー気味に作ったガラスのリムは、このデカールを貼っても埋もれることがないようにするための対応でした。
コレを貼ればかなり見栄えが向上するはず!
んが

このデカール、かなり厚くて硬くて柔軟性皆無で使いづらく、モールドに全くフィットしなかったので、不採用となりました!
マークソフターも全く効きませんでした。
デカールの利点がないデカールです。
平面的な部分や、ゆるいカーブになら使えます。
球面もダメです。
もうひとつ気になっていた、秋葉原ボークスホビー館で売っていた木目調マスキングエッチング板も試しましたが、デコボコした表面には向きませんでした。
まともなデカールがあればいいんですけど意外となかったので、次回以降作ってみるかなー。
☆

というわけで普通に塗装にしました。

筆で色差し。
ガラスリムが塗られると引き締まりますね!
運転席はオリーブグリーン、金具もシルバーに塗りました。
客室側と乗務員室側の2枚構成になっている理由は、
☆

このように間にガラスパーツを入れるためです!
ここのガラスがあればわずかではありますが見栄えは上がると踏んでいます。
☆

運転台と組み合わせて遊ぶ。
いいですね!
★ちょっとした壁
☆

このちょっとした壁みたいな部分も同様に塗装しました。
★組み込む
☆

ライトユニットは基盤ごと取り外せるようにしていたので取り外して作業。
配線には気をつけます。

位置を決めたら配線の取り回しをして見えなくなるようにします。
ガラスリムパーツが分厚いので、その後ろを通しました。
では床板と合体させて覗き込みましょう。
☆

イイですね~!
基盤が目立つなー。
☆



ちょっとイスが高すぎたかな?

電話がちゃんとつかめるようになっているのがわかります!



基盤が目立つなぁ~

いいですね~!
乗務員室天井灯がイイ感じに機能しています!
前になるときは天井灯は点灯しません。
この8032編成はラッシュの際に梅田方に増結されるので、この8032編成の天井灯が点灯することはあまりないと思われるのが悲しいです。(8152号が編成の中に埋まるから)
次回は外装パーツを取り付けて完成まで持っていきましょう。
鉄道ホビダスの阪急8000系を製作11:電装系統 
11/26
西武祭りも一段落、最近ちょっと話題になってしまった阪急8000系の久しぶりのお話です。
電装系統の組み立てをします。
モーター以外の電装品は、ヘッドライトとテールライト、急行灯、行き先表示、乗務員室内灯、客室室内灯です。
なかなかのモンです。
電圧制御式のコントローラーで走らせる機会が多いとのことですので、それに対応した回路をつくります。
単純に12V耐圧で考えてしまえば、絶対に同時に点くようなLEDは直列に繋いだほうが効率もいいし回路もコンパクトにできます。
でも、そうするとかなりスピードを出さないとまともに点灯しないという事態になります。
LEDを並列に繋ぐのは好ましくないので、LED1つにつき限流用の抵抗を1つ用意するという超豪華仕様!
☆

ごっつくなりました!
コレは天井ユニットで、ヘッドライト、行き先表示器、乗務員室内灯の限流ならびに整流を受け持ちます。
☆

もう1両のユニットは試験的にLED並列で組んでみました。
専門書を読むとLEDの並列接続はダメとなっておりますが、市販の室内灯やライトユニットは並列接続で組まれたものが多いです。
というかほとんど並列接続で作られています。
ここはひとつ市販品にならって同じ回路で作ってみようと思い立ったのです。
この8032編成は自分の目の届くところに納品されるので、何か不具合があっても簡単に対応が可能だし同じ編成内に混在させることで変化の比較がしやすいのです。
☆

ライトケースは3Dプリンターで作ったものです。
遮光塗装をしたのちに、光を拡散させるようにメッキ調のシルバーで塗りました。

意外とスッキリ仕上がりました!
☆

行き先は特急梅田。
横文字は左から読む現代日本において、配置はなぜか梅田特急です。
こちらは元のパーツを加工して方向幕の穴を貫通させています。
☆

ごついなー
☆

取り付けは慎重にならざるを得ません。
細い細い配線をピンセットで取り回ししながら、ガラスパーツにパコっとハメるのです。
室内灯ユニットと前面灯火類の電源は、1極は共通でもう1極は室内灯は台車直結、前面ユニットはスイッチを通すために別々にしてあります。
そのため3本だけです。
☆

急行灯とテールライトのライトレンズも取り付けました。
光量を抑え、且つレンズ全体が均等に光るように細工をしました。
特に、点灯していない状態の急行灯が実感的になりました!
それではテストです!
☆

やったー!
成功です!

超かっけえなー!
でも行き先に不自然な縁ができてるなー。
Nゲージみたい。
方向幕の枠はプラの分厚いパーツだからな、ここを真鍮とかにすればこの不自然な枠が出ないように作れるんですけど、予算がないのでムリです。
ひとつ懸念があるのは、8032号が動力車であるということ。
以前の313系や、Nゲージの京王2400系のときと同じように、逆向きのライトがチラつくといった現象が起きるかも知れません。
すげえカッコいいという興奮を押し殺してレイアウトで確認したら、Nゲージのときほどではないにせよ例の現象が見られたので、対応するために逆起電力吸収回路を取り付けましょう。
☆

床板側の給電板に吸収回路を取り付けました。
ここにしておけば、あとから不具合が判明したときでも簡単に対応ができます。
床下にスペースがあれば床下に取り付けて「ガチ床下機器」とするのもエモいですね!
次があったら床板の設計もそのようにしましょう。
☆

そして室内灯基盤に給電の棒を取り付け。
この棒が先ほどの板に当たって電気を取る仕組みです。
室内に配線が見えるのがどうしてもイヤなのです。
☆

スイッチのつく8152号は、この給電棒が3極になります。
スイッチを通した極が増え、それぞれ室内灯+前面ユニット、室内灯だけ、前面ユニットだけ(スイッチ通過)と割り振られます。
☆

棒の取り付けは室内灯基盤を利用しました。
スペースの大きい1極を2分割しました。
妻面ガラスを避けるように狭いところをうまく3本通さないといけないので位置決めもシビアです。
☆

こんな感じ。
距離が近い2本の間にはスペーサーでも入れましょうかね。
ちなみに、万一のこ2本が短絡しても「前面ライトが点灯してしまう」だけで致命的な故障は起きません。
☆

こんな感じに当たります!
いいですね!
バネの作用が均等にかかるように微調整をしました。
☆

これで配線を目立たないようにできました!

まぁ妻面を凝視すれば変な棒が何本か通っていますけど、カツミやエンドウみたいに室内にダラーンと配線が通されているよりは全然いいでしょう。
先日の軽トラ特攻による脱線事故を見て思うこと…
安全うんぬんは当たり前として。
本物の8000系も1両ずつ職人が丁寧に作っているはずです。
他人の不注意でキズモノにされたらたまんないでしょうね。
納品したあとでも車体に指紋をつけるだけでキレる私です、もし私が阪急の車両部の担当者だったら「よし、コロそう」と思うと思います!
映像を見ながら
スカートがぁ~
ステップがぁ~
塗装がぁ~
断流器がぁ~
とか言ってました。
気をつけましょう。
電装系統の組み立てをします。
モーター以外の電装品は、ヘッドライトとテールライト、急行灯、行き先表示、乗務員室内灯、客室室内灯です。
なかなかのモンです。
電圧制御式のコントローラーで走らせる機会が多いとのことですので、それに対応した回路をつくります。
単純に12V耐圧で考えてしまえば、絶対に同時に点くようなLEDは直列に繋いだほうが効率もいいし回路もコンパクトにできます。
でも、そうするとかなりスピードを出さないとまともに点灯しないという事態になります。
LEDを並列に繋ぐのは好ましくないので、LED1つにつき限流用の抵抗を1つ用意するという超豪華仕様!
☆

ごっつくなりました!
コレは天井ユニットで、ヘッドライト、行き先表示器、乗務員室内灯の限流ならびに整流を受け持ちます。
☆

もう1両のユニットは試験的にLED並列で組んでみました。
専門書を読むとLEDの並列接続はダメとなっておりますが、市販の室内灯やライトユニットは並列接続で組まれたものが多いです。
というかほとんど並列接続で作られています。
ここはひとつ市販品にならって同じ回路で作ってみようと思い立ったのです。
この8032編成は自分の目の届くところに納品されるので、何か不具合があっても簡単に対応が可能だし同じ編成内に混在させることで変化の比較がしやすいのです。
☆

ライトケースは3Dプリンターで作ったものです。
遮光塗装をしたのちに、光を拡散させるようにメッキ調のシルバーで塗りました。

意外とスッキリ仕上がりました!
☆

行き先は特急梅田。
横文字は左から読む現代日本において、配置はなぜか梅田特急です。
こちらは元のパーツを加工して方向幕の穴を貫通させています。
☆

ごついなー
☆

取り付けは慎重にならざるを得ません。
細い細い配線をピンセットで取り回ししながら、ガラスパーツにパコっとハメるのです。
室内灯ユニットと前面灯火類の電源は、1極は共通でもう1極は室内灯は台車直結、前面ユニットはスイッチを通すために別々にしてあります。
そのため3本だけです。
☆

急行灯とテールライトのライトレンズも取り付けました。
光量を抑え、且つレンズ全体が均等に光るように細工をしました。
特に、点灯していない状態の急行灯が実感的になりました!
それではテストです!
☆

やったー!
成功です!

超かっけえなー!
でも行き先に不自然な縁ができてるなー。
Nゲージみたい。
方向幕の枠はプラの分厚いパーツだからな、ここを真鍮とかにすればこの不自然な枠が出ないように作れるんですけど、予算がないのでムリです。
ひとつ懸念があるのは、8032号が動力車であるということ。
以前の313系や、Nゲージの京王2400系のときと同じように、逆向きのライトがチラつくといった現象が起きるかも知れません。
すげえカッコいいという興奮を押し殺してレイアウトで確認したら、Nゲージのときほどではないにせよ例の現象が見られたので、対応するために逆起電力吸収回路を取り付けましょう。
☆

床板側の給電板に吸収回路を取り付けました。
ここにしておけば、あとから不具合が判明したときでも簡単に対応ができます。
床下にスペースがあれば床下に取り付けて「ガチ床下機器」とするのもエモいですね!
次があったら床板の設計もそのようにしましょう。
☆

そして室内灯基盤に給電の棒を取り付け。
この棒が先ほどの板に当たって電気を取る仕組みです。
室内に配線が見えるのがどうしてもイヤなのです。
☆

スイッチのつく8152号は、この給電棒が3極になります。
スイッチを通した極が増え、それぞれ室内灯+前面ユニット、室内灯だけ、前面ユニットだけ(スイッチ通過)と割り振られます。
☆

棒の取り付けは室内灯基盤を利用しました。
スペースの大きい1極を2分割しました。
妻面ガラスを避けるように狭いところをうまく3本通さないといけないので位置決めもシビアです。
☆

こんな感じ。
距離が近い2本の間にはスペーサーでも入れましょうかね。
ちなみに、万一のこ2本が短絡しても「前面ライトが点灯してしまう」だけで致命的な故障は起きません。
☆

こんな感じに当たります!
いいですね!
バネの作用が均等にかかるように微調整をしました。
☆

これで配線を目立たないようにできました!

まぁ妻面を凝視すれば変な棒が何本か通っていますけど、カツミやエンドウみたいに室内にダラーンと配線が通されているよりは全然いいでしょう。
先日の軽トラ特攻による脱線事故を見て思うこと…
安全うんぬんは当たり前として。
本物の8000系も1両ずつ職人が丁寧に作っているはずです。
他人の不注意でキズモノにされたらたまんないでしょうね。
納品したあとでも車体に指紋をつけるだけでキレる私です、もし私が阪急の車両部の担当者だったら「よし、コロそう」と思うと思います!
映像を見ながら
スカートがぁ~
ステップがぁ~
塗装がぁ~
断流器がぁ~
とか言ってました。
気をつけましょう。
鉄道ホビダスのHOゲージ阪急8000系を製作10:床板3・本組み 
10/31
2週間近くサボってしまいました!
たぶん今までで一番サボりました!
★ファイバーレーザー加工機(数千万円)で作った床板を塗装
ピカピカのアルミ無地もこれで見納めです。
☆

T車用のウエイトとボルスタアンカーをつけるためのネジ穴を開けたら、塗装をして本組みをします。
T車にウエイトを積むことは普通ありませんが、この2連は1M1Tですので、ヘッチャラです!
塗料がよく食いつくようにペーパー掛けをしておきます。
☆

できました!
色はMr.カラーの337番グレイッシュブルーにしました。
☆

室内側になるほうは床面の色にしました。
あぁ、これで完全に市販床板のようになりましたね。
市販床板は塗装をされているのでわかりにくいですが、実はM車は真鍮でT車はアルミなんですねぇ。
これも牽引力確保のためかと思います。
真鍮はアルミよりも重く鉄よりも加工性に優れているので選ばれているんだと思います。
今回使用したファイバーレーザー加工機は当然真鍮も切れますので、次に作る時はM車とT車で分けたり、このホビダス8000系のようにプラ車体だったりしたら全部真鍮で作るのもいいと思います。
もっと重いSS400(一般構造用圧延鋼材。たぶん本物の電車にもいっぱい使われている素材)やSUS304(ステンレス)でもやってみたいけど、もし追加加工が発生したりした場合や、ネジ切りが大変そうだからちょっと躊躇します。
☆

台車や輪心、ボルスタアンカーも塗りました。
☆

滞りなく組みなおしができました。
次に配線を仕上げます。
せっかく室内を作るので、配線はできるだけ目立たないようにしたいと思います。
台車中心ピンが首を振らないと具合が悪いようですので、その遊びをケーブルでつけたら床を這わせる導通用のリン青銅線に取り付けます。
★ライトのスイッチ
クハのほうにはスイッチを付けてくれと言われています。
この8032編成は2両固定編成で主な役割は通勤ラッシュ時の増結だそうで、8両編成+増結2両編成という運用をしているとのことです。
その2両編成は梅田方にくっつけられるとのことで、梅田方の先頭になるパンタが付いている8032号は10両編成の先頭として威風堂々たるその御顔を拝観できますが、相方の8152号は次位に8両編成がくっつくために埋まってしまうことがほとんどです。
つまり、そういう編成になったらせっかく取り付けたライトは使わないということになります!
そういった場合に顔のライト類だけをOFFにできるスイッチをつけるのです。
☆

床板の妻面側に不自然な穴が開いています。
この穴こそスイッチを下に露出させるための穴なのです。
☆

スイッチの選定は済んでおり、それに合わせて穴を開けました。
よって、超ピッタリです!
☆

外から見たらこんな感じ。
車体裾からは下に出ないので目立ちません。
☆

☆

室内の配線はこんな感じ。
ビラビラするケーブルは極力距離を短くして、室内の視認性を上げます。
中心ピン付近は不恰好ですがエンドウカツミ方式を使う以上は避けられません。
くるっと巻いてあるのは、中心ピンの首降りを抵抗なく行わせるためのものです。
ボディ側への電力の供給は全て妻面側から行うようにすれば、視認性バッチリです!
★床下機器
☆

床下機器を本番取り付け。
モーター搭載も視野に入れたと思われる薄さなので、少し削るだけでキャノンモーターでも取り付けられました。
全長が意外と余裕はないので気をつけます。
☆

台車も床下機器も同じ色になり、統一感が出ました。
☆

3Dプリンターで作られた国民的コンプレッサーHS-20(直流駆動)も取り付け。
阪急仕様として、モーターの側面に配管留めみたいな部品がついていて、取り付け台座が車体裾の内側に入っている姿です。
8Rは交流駆動なのに2Rが直流駆動なのは、万一SIVが壊れても架線電源(直流)でなんとか動かせるようにとのことです。
2両だけだとスペース的にも費用対効果的にもリダンダンシーを構成できないのでしょう。
前面に近い台車のすぐ後ろに設置されますので、目にも付きやすいし写り込みもしやすいと思います!
☆

7mmくらいしか厚みのない床下機器において、このスーパーHS-20だけ異彩を放っています!
かっこいいです!
★走行テスト

走行テストです。
自走で、自重のみでレールに追従すればOK。
当車両センターでは、特に指定がない限りはR550を通過できることを基準としています。
床板側に取り付けたボルスタアンカーが台車の首振りをジャマしそうな要因ですが、意外と大丈夫でした。
少し気になるのは、軽いアルミ床板ではレールの上下に追従してくれません。(片側に段差がある場合)
中心ピンの室内側には台車を床板に引き寄せるためのバネがついていて、そのバネの力に重さが勝たないと車輪を下に押し付けることができずにバネの力で宙に浮きます。
この状態でカーブなんか来たらすぐにコケます。
カントとか危ねーかもなぁ。
バネを取ったら床板の重さだけの状態でバッチリ追従したので、ボディを乗っけてテストしてダメだったらこのバネは撤去することにしましょう。
このバネがなくても走行には影響は出ませんが、持ち上げたときに台車がダラーンとします。
これでひとまず走行はクリアです!
次回は電装関係の組み立てをしましょう。
たぶん今までで一番サボりました!
★ファイバーレーザー加工機(数千万円)で作った床板を塗装
ピカピカのアルミ無地もこれで見納めです。
☆

T車用のウエイトとボルスタアンカーをつけるためのネジ穴を開けたら、塗装をして本組みをします。
T車にウエイトを積むことは普通ありませんが、この2連は1M1Tですので、ヘッチャラです!
塗料がよく食いつくようにペーパー掛けをしておきます。
☆

できました!
色はMr.カラーの337番グレイッシュブルーにしました。
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室内側になるほうは床面の色にしました。
あぁ、これで完全に市販床板のようになりましたね。
市販床板は塗装をされているのでわかりにくいですが、実はM車は真鍮でT車はアルミなんですねぇ。
これも牽引力確保のためかと思います。
真鍮はアルミよりも重く鉄よりも加工性に優れているので選ばれているんだと思います。
今回使用したファイバーレーザー加工機は当然真鍮も切れますので、次に作る時はM車とT車で分けたり、このホビダス8000系のようにプラ車体だったりしたら全部真鍮で作るのもいいと思います。
もっと重いSS400(一般構造用圧延鋼材。たぶん本物の電車にもいっぱい使われている素材)やSUS304(ステンレス)でもやってみたいけど、もし追加加工が発生したりした場合や、ネジ切りが大変そうだからちょっと躊躇します。
☆

台車や輪心、ボルスタアンカーも塗りました。
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滞りなく組みなおしができました。
次に配線を仕上げます。
せっかく室内を作るので、配線はできるだけ目立たないようにしたいと思います。
台車中心ピンが首を振らないと具合が悪いようですので、その遊びをケーブルでつけたら床を這わせる導通用のリン青銅線に取り付けます。
★ライトのスイッチ
クハのほうにはスイッチを付けてくれと言われています。
この8032編成は2両固定編成で主な役割は通勤ラッシュ時の増結だそうで、8両編成+増結2両編成という運用をしているとのことです。
その2両編成は梅田方にくっつけられるとのことで、梅田方の先頭になるパンタが付いている8032号は10両編成の先頭として威風堂々たるその御顔を拝観できますが、相方の8152号は次位に8両編成がくっつくために埋まってしまうことがほとんどです。
つまり、そういう編成になったらせっかく取り付けたライトは使わないということになります!
そういった場合に顔のライト類だけをOFFにできるスイッチをつけるのです。
☆

床板の妻面側に不自然な穴が開いています。
この穴こそスイッチを下に露出させるための穴なのです。
☆

スイッチの選定は済んでおり、それに合わせて穴を開けました。
よって、超ピッタリです!
☆

外から見たらこんな感じ。
車体裾からは下に出ないので目立ちません。
☆

☆

室内の配線はこんな感じ。
ビラビラするケーブルは極力距離を短くして、室内の視認性を上げます。
中心ピン付近は不恰好ですがエンドウカツミ方式を使う以上は避けられません。
くるっと巻いてあるのは、中心ピンの首降りを抵抗なく行わせるためのものです。
ボディ側への電力の供給は全て妻面側から行うようにすれば、視認性バッチリです!
★床下機器
☆

床下機器を本番取り付け。
モーター搭載も視野に入れたと思われる薄さなので、少し削るだけでキャノンモーターでも取り付けられました。
全長が意外と余裕はないので気をつけます。
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台車も床下機器も同じ色になり、統一感が出ました。
☆

3Dプリンターで作られた国民的コンプレッサーHS-20(直流駆動)も取り付け。
阪急仕様として、モーターの側面に配管留めみたいな部品がついていて、取り付け台座が車体裾の内側に入っている姿です。
8Rは交流駆動なのに2Rが直流駆動なのは、万一SIVが壊れても架線電源(直流)でなんとか動かせるようにとのことです。
2両だけだとスペース的にも費用対効果的にもリダンダンシーを構成できないのでしょう。
前面に近い台車のすぐ後ろに設置されますので、目にも付きやすいし写り込みもしやすいと思います!
☆

7mmくらいしか厚みのない床下機器において、このスーパーHS-20だけ異彩を放っています!
かっこいいです!
★走行テスト

走行テストです。
自走で、自重のみでレールに追従すればOK。
当車両センターでは、特に指定がない限りはR550を通過できることを基準としています。
床板側に取り付けたボルスタアンカーが台車の首振りをジャマしそうな要因ですが、意外と大丈夫でした。
少し気になるのは、軽いアルミ床板ではレールの上下に追従してくれません。(片側に段差がある場合)
中心ピンの室内側には台車を床板に引き寄せるためのバネがついていて、そのバネの力に重さが勝たないと車輪を下に押し付けることができずにバネの力で宙に浮きます。
この状態でカーブなんか来たらすぐにコケます。
カントとか危ねーかもなぁ。
バネを取ったら床板の重さだけの状態でバッチリ追従したので、ボディを乗っけてテストしてダメだったらこのバネは撤去することにしましょう。
このバネがなくても走行には影響は出ませんが、持ち上げたときに台車がダラーンとします。
これでひとまず走行はクリアです!
次回は電装関係の組み立てをしましょう。
鉄道ホビダスのHOゲージ阪急8000系を製作9:床板2 
10/09
ピッタリはまることも確認できたので、テストのために色んなパーツを取り付けましょう。
☆

モーター。
モーターホルダーのほうにネジが切ってあるので、床板のほうの穴はネジを切る想定をしなくて大丈夫です。
使用するのはCanonのモーターEN-22です。
☆

軸受けの切り欠きをつけるのを忘れたので少し手作業で削りましたが、それ以外はピッタリです!
☆

いいですね!
☆

モーターと台車の間はユニバーサルジョイントとドライブシャフトで繋がれます。
ドライブシャフトはだいぶ長いので、 現物合わせで短くします。
ユニバーサルジョイントそのものも干渉するので、少し切り詰めなければなりませんでした。
本当はモーターの軸が短くなっているやつを使うのがいいのですが、なかったのでコレでいきます。
☆

ドライブシャフトは半分以下の長さになりました。
まるまる1本余りました!
どんだけ長いんだ。
☆

こっちも短くしました。
トミックスNゲージ動力を短くする改造が思い起こされます。
次はいよいよ台車中心ピンです!
一番重要な部品となりますのでドキドキです。
3.1mmでちょうどよい感じですが、安全パイをとって3.0mmで開けてあります。
やはり3.0mmではキツかったので、ほんの少しだけさらってちょうど良くなりました!
少し傾くくらいにしておかないとカントの入り口や線路の左右の傾きに台車が追従せずに脱線します。
☆

ついに台車が取り付けられました!
ボルスタアンカーパーツのことをすっかり忘れていたので、あとで手作業で穴を開けます。
☆

カプラー。
HOゲージでは一般的なカツミのACEカプラーです。
こちらはネジを切るので細めに穴を開けてあります。
位置が合うかどうかの確認になります。
穴の間隔はピッタリです!
あとは前後位置の確認ですが、それはもう少しあとです。
☆

ウエイトも取り付け。
プラ車体でアルミ床板なので、牽引力を稼ぐために重要な役割を果たします。
☆

これで走れるようになりました!
さっそくテストです!
☆

!!!
走りました!
感動です!
市販品ではない、私が図面を引いて素材から作った床板が走りました!
わーいわーい!
コレで納品しちゃダメですか?
ダメでしょうね。
テストのために床下機器も取り付けます。
☆

薄く作られているとはいえ、モーターが少し干渉するのでそこだけは削らなければなりませんでした。
☆

こんな感じ。
いいですね!
意外と台車間いっぱいいっぱいで、位置決めをミスると台車と床下機器が干渉します。
☆

前面につく細かいパーツも取り付け。
あくまでテストで仮取り付けなので、テストに関係のある部品のみ取り付けました。
ではボディと合体しましょう!
カパッ
☆

おお〜
一気に電車のカタチになりましたね!
床板の問題がいかに重要であったかがしみじみわかります。
☆

その床板、ボルスタアンカーのためのネジの下穴を開けていませんでした。
今回は仮止めということで接着剤です。
このボルスタアンカーこそ緻密な位置決めが要求されます。
内に入りすぎたら台車が首を振らなくなるし、外過ぎたらカッコ悪くしかも目立ちます。
ほぼボディ側面とツライチが合うものなのです。
☆

巨大レイアウト埼玉楽園鉄道でテストしてきました。
エンドウやKATOのようなちゃんと曲げられているレールなら大丈夫でしたが、フレキシブルレールでカーブの途中にジョイントがあるような場合で繋ぎ目がちょっと荒いような場合、車体が軽いゆえに乗り上がり脱線をしてしまいました。
ウエイトを積んで対処することにしましょう。
☆

同じカツミの阪急9000系と繋げてみて、車体高さなどおかしくないかの確認もしました。
完璧でした!
大成功です!
細かい宿題もわかりました!
新しい試みをしたときのテストはやはり重要です!
☆

モーター。
モーターホルダーのほうにネジが切ってあるので、床板のほうの穴はネジを切る想定をしなくて大丈夫です。
使用するのはCanonのモーターEN-22です。
☆

軸受けの切り欠きをつけるのを忘れたので少し手作業で削りましたが、それ以外はピッタリです!
☆

いいですね!
☆

モーターと台車の間はユニバーサルジョイントとドライブシャフトで繋がれます。
ドライブシャフトはだいぶ長いので、 現物合わせで短くします。
ユニバーサルジョイントそのものも干渉するので、少し切り詰めなければなりませんでした。
本当はモーターの軸が短くなっているやつを使うのがいいのですが、なかったのでコレでいきます。
☆

ドライブシャフトは半分以下の長さになりました。
まるまる1本余りました!
どんだけ長いんだ。
☆

こっちも短くしました。
トミックスNゲージ動力を短くする改造が思い起こされます。
次はいよいよ台車中心ピンです!
一番重要な部品となりますのでドキドキです。
3.1mmでちょうどよい感じですが、安全パイをとって3.0mmで開けてあります。
やはり3.0mmではキツかったので、ほんの少しだけさらってちょうど良くなりました!
少し傾くくらいにしておかないとカントの入り口や線路の左右の傾きに台車が追従せずに脱線します。
☆

ついに台車が取り付けられました!
ボルスタアンカーパーツのことをすっかり忘れていたので、あとで手作業で穴を開けます。
☆

カプラー。
HOゲージでは一般的なカツミのACEカプラーです。
こちらはネジを切るので細めに穴を開けてあります。
位置が合うかどうかの確認になります。
穴の間隔はピッタリです!
あとは前後位置の確認ですが、それはもう少しあとです。
☆

ウエイトも取り付け。
プラ車体でアルミ床板なので、牽引力を稼ぐために重要な役割を果たします。
☆

これで走れるようになりました!
さっそくテストです!
☆

!!!
走りました!
感動です!
市販品ではない、私が図面を引いて素材から作った床板が走りました!
わーいわーい!
コレで納品しちゃダメですか?
ダメでしょうね。
テストのために床下機器も取り付けます。
☆

薄く作られているとはいえ、モーターが少し干渉するのでそこだけは削らなければなりませんでした。
☆

こんな感じ。
いいですね!
意外と台車間いっぱいいっぱいで、位置決めをミスると台車と床下機器が干渉します。
☆

前面につく細かいパーツも取り付け。
あくまでテストで仮取り付けなので、テストに関係のある部品のみ取り付けました。
ではボディと合体しましょう!
カパッ
☆

おお〜
一気に電車のカタチになりましたね!
床板の問題がいかに重要であったかがしみじみわかります。
☆

その床板、ボルスタアンカーのためのネジの下穴を開けていませんでした。
今回は仮止めということで接着剤です。
このボルスタアンカーこそ緻密な位置決めが要求されます。
内に入りすぎたら台車が首を振らなくなるし、外過ぎたらカッコ悪くしかも目立ちます。
ほぼボディ側面とツライチが合うものなのです。
☆

巨大レイアウト埼玉楽園鉄道でテストしてきました。
エンドウやKATOのようなちゃんと曲げられているレールなら大丈夫でしたが、フレキシブルレールでカーブの途中にジョイントがあるような場合で繋ぎ目がちょっと荒いような場合、車体が軽いゆえに乗り上がり脱線をしてしまいました。
ウエイトを積んで対処することにしましょう。
☆

同じカツミの阪急9000系と繋げてみて、車体高さなどおかしくないかの確認もしました。
完璧でした!
大成功です!
細かい宿題もわかりました!
新しい試みをしたときのテストはやはり重要です!