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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。偉大な日本をもう一度。

HOゲージ東急1000系きになる電車にDCCサウンドを!3/5  

続きましては先頭車です。



モーター車ではスピーカーとデコーダーはドカ置きだったので簡単でしたが、今回は既存の回路をいじったりするので難易度は高めです。

まずは既存のものがどうなっているか確認です。


IMG_1744.jpg

いつもの配線です。

各台車センターピンに繋がれたこの配線は、線路からの給電を引いていて、先頭車の場合は天井灯とヘッドテールライトのユニットにそれぞれ給電されます。

台車からの電気の極性も前の台車が右レール、後ろの台車が左レールと決めているようです。

DCCは電源を取る向きが決まっていますので、間違えないようにします。



★DCC加工

加工にうつる前にデコーダーや配線の取り回しを考えましょう。


制御されるものは最終的に全部ボディ側に付きますから、デコーダーもボディ側に設置するのが良いでしょう。

しかし


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デコーダーを隠す場所がないです!

乗務員室置くのも芸がないし丸見えだし…

万一のことを考えてデコーダーの交換もしやすいようにしたいんです。

今回は、天井にへばりつかせる方法を取ることにしました。

天井には室内灯がありますが、光源ひとつひとつが離れているので、その隙間をぬって配置できると考えました。



★ライトの回路考察


IMG_1761_2021030618310167f.jpg

ライトは、製品のままだとヘッドライトとテールライトが点灯。

この2つは当たり前ですがD.C.12Vとして回路設計されています。

基盤から2本出ている線の極性を入れ替えることで、ダイオードの整流作用で片方ずつが点灯します。(極性を入れ替えたら直流モーターは逆転するからそれで進行方向に合わせてライトが切り替わる仕組み)

DCCでは全く概念が違います。

まず電源はA.C.で16Vくらいあります。

16Vなら計算上流しても平気ですが、ヘッドライトとテールライトが同時に点灯することになります。(厳密に言えば高速で交互に点灯)

なのでレールから直で電気を取るのはダメ。

間にデコーダーが入るわけですが、デコーダーから出てる線は9本もあります!

既製品のライト基盤は2極だけだったのをさらに分けて3極にして、さらにLEDの向きも変えて繋ぎかえます。

正しく繋ぎかえないとデコーダーを壊します。


IMG_1864_20210407173137095.jpg

実装されている部品を撤去。


IMG_1794.jpg

回路を目で追って、繋がっていてはまずいところをカットし、LEDの向きを合わせました。

基盤に付けた色はデコーダーからのケーブルの色です。

デコーダーに繋がるケーブルを出しておきます。

せっかくなので目立たないケーブルに変えました。

わからなくならないように先っぽは対応するケーブルの色を塗ってあります。


ここからは新規製作。

せっかくDCCを入れるなら…と、行き先と天井灯が点灯するように改造することになりました。



★部品設計

光源を固定する遮光ケースが必要なので3Dプリンターで作りましょう。

オデコの行き先表示に使う光源と、天井灯の光源です。


東急1000系乗務員室ライトケース

実物を採寸して、光源の光の角度とかを綿密に計算して絶妙な距離で光源が配置されるようにしました。

さっそく注文しましょう。


IMG_1798.jpg

出来上がりました!

寸法の再現度は完璧です。


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光源のLEDを取り付けて配線を出しておきます。

同じように配線の先っぽは対応するケーブルの色を塗っておきました。



★デコーダーと繋ぐ

今回はライト基板とデコーダーを直結せずに、間にターミナルを設ける事にしました。

抵抗などもこのターミナルにつけて、具合が悪かったら簡単に交換ができるようにします。


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こちらがターミナルになる基盤の素です。


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あれれ、プライマー入りサーフェーサーを塗られました。


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あれれ、キズをつけられました。


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あれれ、変な液体に漬けられました。(うまく撮れない)


実はコレは今まで何度か挑戦してきたエッチング作業です。

私が一番最初に使ったサンハヤトのエッチングセットも、こういった基盤のパターンを作ることを想定されています。

いま、初めてメーカー想定の使い方をしました!


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おお〜

透けてきた!

やはり銅合金の真鍮や洋白よりも純銅のほうが反応が早い気がします。


IMG_1811.jpg

できました!


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サーフェーサーを落としたら出来上がりです!


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裏から見たら基盤そのものですね!笑

こんな単純な直線的なパターン、わざわざエッチングしなくても作れましたかね。


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穴を開けて基盤完成です。


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必要な部品をつけて基盤完成です。

この両端にケーブルを繋ぎます。

それぞれ対応する色を塗っておけば分かりやすいです。

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便宜的に『ファンクションデコーダー』と言っていますが、こちらは動力も動かすことができるデコーダーです。(LokPilot V4.0)

そんなデコーダーでファンクション機能だけを使う場合は、モーター用の端子に負荷をかけてあげないと書き込み時にエラーが出るようなので、自作基盤にそのための抵抗器も取り付けました。

キャノンモーターとほぼ同じ端子間抵抗です。

ひとつだけ横を向いている抵抗がそれです。


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回路が組めました!

車体に取り付ける前にテストです!


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いいですね!



ちょっと長いのでここで一旦区切ります。

次回は組み込みです。
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Posted on 2021/04/10 Sat. 13:17 [edit]

category: 東京急行電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  1/80  東急1000系  きになる電車  DCC 
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カツミの東京メトロ1000系を製作3:ボディ組み立て  

IMG_1908.jpg

ボディを組み立てます。

ボディを構成する部品は真鍮でできていて、組み立てはハンダ付けです。

Nゲージでは瞬間接着剤を使うこともあるようですが、HOゲージではハンダ付けじゃないと危ないです。


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ピカピカですねー!

組んだだけの状態も美しく、あえて塗装をせずにそのままという人もいますが、気持ちはわかります。


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妻板、なーにもモールドがなく裏表がないです。

第三軌条ならではとも言えると思います。


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いまさらながら、ベーク板を購入しました!

今まで木のブロックで頑張っていましたが、もっと硬くて平面も出ていて熱にも強く伝えにくいということで。

電気回路の基盤と同じニオイがします。

それもそのはず、電気回路の基盤と同じ素材ですから。

小さなブロックは、部品を保持したりするのに役立ちます。


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一度に一気に固定するのではなく、3点くらいで仮留めして確認してから本格的に固定するのがいいと思います。

位置決めに、ベーク板とブロックが大変役に立ちました!

ブロックを介して部品をつまむことができます。

ハンダ付けの際にはハンダからもフラックスからも煙が超出ますので、吸わないようにしましょう。

換気しながらやりましょう。


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こちらは天井に取り付けられる室内灯の基盤を固定するための台座です。

先に付けたほうが良かったかな〜とも思いましたが、妻板が付いていたほうがセンターの位置確認はしやすかったです。

作業自体は妻板がないほうがいいです。

東急1000系のときにDCCデコーダーを隠すのに苦労をしましたが、DCCを取り付けるとしたらコレを分割して隙間を作ったらイイ感じになりそうですね。

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流しすぎ笑


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いよいよ前面です!

前面はロストワックス製法で作られた銅合金の鋳造品です。

表面は滑らかですが、あとでサーフェーサーを吹いたらブツブツが散見されることもあります。

こちらは前面まわりに取り付けられる部品で、銀色の素材はホワイトメタルです。


IMG_1927.jpg

ボディと合体させる前に取り付けられるものは取り付けてしまいます。

こちらは運転台パーツを保持するためのステーです。

このようにはみ出したハンダはあとで削り取ります。

鉄道模型の世界ではこの作業をキサゲっていいます。

工業の世界ではちょっとニュアンスが違います。


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実際に取り付けられるものをあてがって不具合がないか、両先頭で差異が出ないかを確認しておきます。


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取り付け前に仮組みします。

最近のヤツは合いがいい気がします。

ハンダを流すシミュレーションもしておきます。


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新しく買ったコテ先のおかげですんなりハンダが流れます。

今までよくあの普通のとんがった先っぽだけで頑張っていたなと思います。

Nゲージはいいですが、HOゲージだとちょっと伝熱力不足でしっかり流すのが大変でした。


車体を組んでいる方のハンダコテを見るとほぼ皆さん100Wを使っておられます。

ウチの半田コテは70Wですがすごくすんなりハンダ付けできると感じています。

でも100Wにしたらもっとすごくやりやすかったりするのかなぁ。

でも100Wのやつ、でかくてやりにくそうなんです…


弘法筆を選ばずってウソです!


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スキマにもハンダをしっかり流します。

隙間は埋めますので、土台がないと困ります。

ちょうどモールドの境目に継ぎ目が来るようになっている部分もあれば、平面の真ん中に継ぎ目が来ている部分もあります。

この辺のモデリングはさすがです。


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前面付近裏側。

パーツ取り付け台座もつけてしまいました。

ハンダ盛りすぎです!


最後にアングル材を取り付けます。

床板とボディを繋ぐ役割を持つ部材です。

コレが厄介且つ失敗すると列車の見栄えを大きく損う鬼門です。

斜めに取り付けてしまうと電車がウイリーしているような感じになってしまいます。

全ての号車を同じ高さで取り付けなければなりません。


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おとなしく『アングル取り付け治具Ⅱ』(カツミ)なる道具を購入しました。

これを使えば全ての点においてボディ裾から全く同じ深さにアングルを取り付けられます。


ほとんどの車高に対応している…とありますが、今回の銀座線は取り付け深さは3.5mm。

いきなり非対応!

普通は2.5mmとかそのくらいらしい。

銀座線てそんなに車高低いんですか?

とにかくこのままではアングルの位置が高すぎます。

説明書にあるスペーサーの寸法から組み合わせれば3.5mmになることは分かっていましたが、対応していることになっていないのは、ビスの長さが足りないということでした。

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ビスをもう少し長いヤツに取り替えたら3.5mmの深さにすることができました!


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さっそく使ってみましょう。

このように当てがって、全体を仮留めしてこら本留めするといいと思います。

私としては、6両全部仮留めして編成にして問題がなければ本留めしようと思います。


IMG_1984_202103181911153fb.jpg

仮留め。

フラックスを取り除いてから床板に載せます!


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おお〜

電車になってきた感があります!


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銀座線が見えてきました!

編成にして不具合がないかどうか確認をします。

IMG_1974_20210318192208105.jpg

隣と高さが違うとか、歪んでるとか、不自然なところがないか確認をします。


IMG_1986.jpg

編成にして問題がなかったので本留めをします。

このアングルには常にボディの重さがかかり、持ち上げたときには床下の重さがかかる部品なのでたっぷりしっかり流し込みます。


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曲げただけの1枚の真鍮板でなんだか弱々しかったボディですが、ガチガチに固まり心なしかズッシリと重くなった感じがします。


ちなみに

今回はドアは塗装したあとで取り付けることにしました。

ピカピカに仕上げるのに容易であること、帯を内側に回り込ませたいこと、ドアとボディの間にしっかり線を出したいというのが理由です。

先にドアをつけてしまうと、ボディとドアの隙間が埋まってしまうかも知れないのです。

あとからつければ、確実にドアとボディの間には線ができます。

こういった線も見た目のメリハリだと思うのです。

車のプラモデルでは、線を強調したりするくらいです。

あと、編成にして確認するときにアングルがちゃんと落ちているかの確認がしやすかったです。


IMG_1991s.jpg

電車の形になりました!



次回は表面仕上げです!
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Posted on 2021/04/05 Mon. 19:00 [edit]

category: 帝都高速度交通営団・東京メトロ

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  カツミ  東京地下鉄1000系  銀座線 
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東武10000系2RのHOゲージ用床下機器を作ろう  

以前製作した東武10000系の床下機器の記事をご覧いただいたあれな車両のたうん様より、これのHOゲージ用を作ってほしいと依頼が来ました!

Nゲージ用を大きくするだけでいいとの事でしたが、明らかに不自然になってしまうメッシュ部分と、大きいバージョンのデータがあるHB-2000コンプレッサーだけは差し替えることになりました!

Nゲージでも作った床下機器をHOゲージでも作るという例に東急1000系がありますが、その際はディテールを描き直しました。

ただ大きくするだけというのは初めてなので、それでどのくらいの見栄えがするのかというのもわかるいい機会です!


Tobu10000-N-HO-2.png

まずは使用できる部品をよそから持ってきます。

今回はHB-2000コンプレッサーを西武新101系用に描いたものから持って来ました。

台座は描き換えなければいけませんが本体はそのままいけます。


Tobu10000-N-HO-3.png

次にNのパーツをでかくします。

1/80サイズですので1.875倍です。

手元にある20m車のHOゲージ車両を使って念のため採寸し、微調整しました。


Tobu10000-Teiko-Shusei.png

メッシュを描き直しました。

サイズはでかくなっても3Dプリンターの解像度は変わりませんから、それに対応させました。

台座は少し描き直しました。



さっそく注文しましょう。



★できた


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できました!

パッと見た感じでもかなり良さそうです!

造形の確認をしたいということでクライアントには許可を取っているので、プライマー入りサーフェーサーを吹いて造形の確認をしましょう。


IMG_1562.jpg

おお〜

やっぱり3Dプリンタの床下機器はピシッと直線が出てイイですね!

ホワイトメタルのように中央が窪んでいたりしません。

ただし造形痕は見えますが。


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鑑賞用として出力もしているHB-2000コンプレッサーですが、やはり何度見てもイイですわ。


IMG_1565.jpg

IMG_1563_20210310004749376.jpg

メッシュはひとつとして潰れることなく美しく出力されました!


IMG_1567.jpg

コック類もしっかり表現されています!

逆止弁も形が分かります!


IMG_1584_202103100047484a5.jpg

他に目についたのはこちら!

日立マークが造形されてるのです!!!

これは版権に抵触しちゃうなぁ。


IMG_1573_20210310004744185.jpg

箱類も全然悪くないじゃないですか。

浮かせることができるハズの取っ手が浮いていませんが、コレも考えようによっちゃ取り扱いにそこまで気を使わなくて済むと捉えることもできます。

それでいて少なくともホワイトメタルは凌ぐ出来です。

ピシッと直線になってますし!


難点を言うと、いつものヤツですけど

・取り扱い注意
・スジが入る

ですね~

☆クリックで大きくなります
Tobu10000-Toritukerei.jpg

たうん様から写真をいただきました!

とてもイイ感じです!

完成が楽しみです!

→あれな車両様ブログの当該記事



結論、Nゲージとして作ったときにすでにディテールを攻めまくっていたので全然見劣りしない床下機器になりました!

せっかくですのでこれもDMMに置こうと思います。



ということは、6Rやコレと同じ水準で攻めていた10080系もいけるということですよね。(10080系はさらにSIVやARB2も手を入れる必要があり、コンプレッサーも交換)

6Rも公開しようかしら。

欲しいという方は、問い合わせフォームもしくはツイッターに連絡ください。

一番最初の方はモニターになってください!爆
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Posted on 2021/03/19 Fri. 17:00 [edit]

category: 東武鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  東武10000系  床下機器  3Dプリント  1/80 
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カツミの東京メトロ1000系を製作2:床板・下回り  

まずは床板まわりから手をつけましょう。

HOゲージの真鍮キットは組み立て方を間違えると車高が変わってしまうので、組み立てたあとの確認用に床板が先にできていた方が都合がいいのです。


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ルンルンしながら袋を取り出します。


IMG_1357.jpg

ルンルンしながら袋から取り出します。

IMG_1399.jpg

ルンルンしながら部品を小箱に分けていきます。


皆さんも是非ルンルンしながら模型を作りましょう。

ルンルンしながらも気は抜いてはいけません。

間違って曲げたりしたら歪みが残ってしまうのが金属です。


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床板にも一応上下の向きがあります。

どっちがどっちということはありませんが、念のため全部の床板の向きは揃えた方がいいでしょう。

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板からプレスで抜いていると思われ、縁にエッジが立っている方と立っていないほうがあります。(上がエッジが立っている)

私は念のためエッジが立っていないほうを室内にしています。


どのパーツがどのように合わさるのかシミュレーション。

だいたい分かりますけど、念のため説明書には目を通しておきます。

やはり間違っていませんでした。

あはは。



★床板


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2種類の床板。

真鍮の動力車用と、アルミの非動力車用です。

動力車は動輪のトラクションを得るために重くしたいので真鍮。

非動力車は軽くするためにアルミということです。


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アルミ床板で思い出したので、以前ホビダス阪急8000系用に作った床板と並べてみました。

銀座線は16mとかなり小柄な車体なのですが、並べたらそれがよくわかります。(下のが阪急8000系用で19m)


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たぶんカツミの方の指紋や皮脂なんかがついていました。

このままだと食いつきが悪いので、洗浄に加え#1000くらいのペーパーがけをしてプライマーがより食いつくようにします。


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手軽に手に入る最強のプライマーだと思っているガイアノーツのマルチプライマーのあとに、プライマー入りサーフェーサーを塗ります。

1回目だと何故か細かいホコリやなんかがメッチャくっつくきます。

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完全に乾いたあとに水研ぎをして表面をキレイにして、再度プライマー入りサーフェーサーを塗って表面をつくります。

キレイになったら色を塗ります。


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室内側には床の色を塗ります。

明るいベージュっぽい色で、GMカラーの西武トニーベージュとホワイトを混ぜて作った色です。


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床下側には床下機器と同じ色を塗ります。

使用したのはMr.カラー35番明灰白色(三菱系)です。


よく塗料の名前で出てくる三菱とは三菱重工のことで、この色は大戦中の大日本帝国軍戦闘機の模型に使う色です。

あの有名な戦闘機『零戦』は三菱重工が開発したものです。

これで床板の塗装は完了です。



★台車

いつもは取り立てて書くことも少ない台車ですが、今回は第三軌条のコレクターシューがつきます。


IMG_1365_20210301012301826.jpg

こちらがコレクターシュー。

ロストワックスです!

ランナーがついたままなので処理します。

強力ニッパーで切ったら電動工具で削り滑らかに仕上げます。

切った破片は危険なのでちゃんと処理しましょう。

電動工具を使う際には必ず安全ゴーグルを付けましょう。

IMG_1364.jpg


台車とボルスタアンカーは塗装されていますが、床下機器とこのコレクターシューまわりは未塗装なので、塗色を統一するために台車も塗装し直します。

色も違いますし。


IMG_1393.jpg

統一感が出ました!

ここから更に見栄えを上げるために色差しをします。

ヒューズボックスと軸箱はセミグロスブラック、コレクターシュー本体はオレンジタスレッド、コレクターシューの根元の金属部分はゴールド、コレクターシュー全体をホールドしているような部品(たぶん絶縁素材)はアイボリー。


IMG_1403.jpg

見栄えが超上がりました!

コレクターシューは見どころですので気合いを入れました!

組んだあとでじっくり見ましょう。


IMG_1422.jpg

台車を組みつつ床板まわりも作っていきます。

こちらはカツミのカプラーなんですけど、まさかカプラーまでバラバラのままとは思いませんでした。

滑りが悪く、注油したりしたのでバラでよかったとは思います。


IMG_1420.jpg

ボルスタアンカーは台車とは別パーツで車体側につきます。

台車の首降りは制限されますが見た目はとてもよくなります。

これらはネジ留めですが、ネジ穴は開いているのでラクラクです。

親切設計です。

TokyoMetro1000Wheels (1)


台車を組み立てました!

コレクターシューは妻面寄りの車軸のみにつきます。

これは、このSC101という台車が『操舵台車』なる機構を持っているためで、コレクターシューの付いている軸が従来台車と同じ非操舵軸、付いていないほうが操舵車軸といって少し『ステアリング』するのです。

台車枠に対して位置関係が(緩衝以外で)変わることのない非操舵軸のほうにコレクターシューをつけた方が都合が良いのは想像に容易いです。

ちなみにこの非操舵軸側だけにモーターが搭載されていて、普通だったら4基のモーターが1両に搭載されるところ2基しか搭載されず、言わば0.5M。(書類上は1Mだそうです)

その理屈だと6両の銀座線では3M3T、同じ機構の台車を持つ日比谷線の13000系は7両だから3.5M3.5Tとなります!

なお、この台車の機構は東京メトロが特許を取ったそうです。


TokyoMetro1000Wheels (2)

HOゲージはフランジが低く、上下に追従性がないと脱線するので車軸は固定ではありません。

ある程度のデコボコには追従してちゃんと接地するようになっています。


TokyoMetro1000Wheels (3)

ちゃんと機能します!


IMG_1429_2021031008292628c.jpg

続いて動力車も組み立てます。

いつもの機構です。

今回は特に小さな16m級車体ということで、ドライブシャフトはだいぶ短くしました。


IMG_1432.jpg

この差です!

ほとんどなくなっちゃったよ。


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テストも良好!


IMG_1939_202103150200524fe.jpg

組み立てていて懸念していたのはコレクターシューが線路道床からはみ出すのではないかということ。

確認したら、エンドウのレールでは余裕で道床内側に収まり、カトーのレールでもなんとか(端から2~3mmの位置で)収まるという結果でした。

あぶね〜


これなら大抵の場所は通過できます!



★床下機器

IMG_1441_202103150234382df.jpg

床下機器はホワイトメタル。

表面が滑らかでないのでキズやヒケが分かりにくいです。

ここは一度下地を作って表面の状態がわかるようにしましょう。


IMG_1449_20210312001811c05.jpg

うわー

まーいつものホワイトメタルですねー

このような目立つ窪みはパテを使って平滑に仕上げます。

同じ形の機器に同じ形の窪みがあったので、ヒケとかではなく型の問題ですかね。

平べったい場所なら対処も容易です!


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いいですね!

ではこれからこれらの部品を組み立てていきましょう。


床板はネジも切ってあってラクラク!

ただ2箇所だけエラーがあって下穴しか開いていなかったのでネジを切りました。

意外と硬くてネジが2本犠牲になりました。

IMG_1944_20210315020056564.jpg

床下機器。


IMG_1941_20210315020053de9.jpg

うっすいです。


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配線はリン青銅の棒を使ってできるだけ目立たないようにします。

妻面のほうまで引き、妻面に沿って天井に立ち上げます。


IMG_1911_20210312001258c4b.jpg

できました!

走行テストも良好でした!


次回はボディを組み立てましょう。
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Posted on 2021/03/15 Mon. 18:00 [edit]

category: 帝都高速度交通営団・東京メトロ

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

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2021年3月13日現在復活できている3D床下機器おすそわけコーナー  

ブログをサボってますけど、ちょくちょく3Dプリントのおすそわけを再開していってますので、

現時点で再開しているものを一覧にしました。

この記事は、おすそわけ再開を更新するごとにトップにくるようにしています。

その間、普通の記事も公開する予定です。



★阪急6000系『風』の田の字抵抗器

2015_10160228s.jpg

今ではすっかり定着した3Dプリント部品ですが、一番初めに作ったものがこちらになります。

抵抗器の部分だけとなります。

抵抗器の見た目は一緒ですが、取り付け部が以前のバージョンと異なります。

値段を抑え、且つGM床板以外でも取り付けられるようにしました。

詳しくは記事まで!


2015年の記事


2両分

4両分

6両分

8両分



★Nゲージ阪急新1000系・1300系『風』床下機器3種

鉄コレベースなので、ポポンデッタやなんちゃって19mのGMに取り付ける場合は要注意。

詳しくは記事に書いています。

記事へ

DMMへ直行、1000系風

1000-SETSUMEI.jpg


DMMへ直行、1300系風

1300-SAMPLE.jpg


新規公開!コックユニットだけ8両セット+α!

DMMへ直行、コックユニットだけ

Cockunit-Rei.jpg




★Nゲージ東武10000系『風』床下機器3種

記事へ

DMMへ直行、6R-2010’s

DMMへ直行、6R-90’s

DMMへ直行、2R-90’s

Tobu10000-6R-Rei_20210216193302552.jpg




★Nゲージ東急1000系8両編成『風』床下機器

記事へ

DMMへ直行

Tokyu1000-SETUMEI.jpg



★Nゲージ大阪市営66系『風』床下機器6両と8両

記事へ

DMMへ直行(6両)

DMMへ直行(8両)

setumei.jpg



★Nゲージ都営10-000形3次車8両編成『風』床下機器

記事へ

DMMへ直行

10-000説明用B



★HOゲージ(1/80)一畑電鉄1000系2両『風』床下機器

記事へ

DMMへ直行

BATADEN-M1.jpg



★HOゲージ(1/80)東急1000系3両『風』床下機器(1014~1024)

記事へ

DMMへ直行

きになる写真改2B


よろしくお願いします。
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Posted on 2021/03/13 Sat. 19:00 [edit]

category: 鉄道模型

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tag: 鉄道模型  Nゲージ  HOゲージ  3Dプリント 
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