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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。ウチでは365日日本国旗を掲げています。

カツミHOゲージ209系をE501系に大改造2:209系としての終焉  

外注部品の3D設計をするため、先にバラバラにします。

ついでに塗装も落としましょう。

バラバラにしないと寸法をあたることができない部分があるのです。


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構造は簡単ですのでスイスイ進めそうです。


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これが1両の部品構成です。

簡単な構成です。

下手すれば今日のNゲージのほうが複雑です。


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バラバラにして初めて発覚する「壁」もあります。

クーラーの下、なんか台座があるよ…

コレずらさなきゃいけないんスけど…


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当たり前ですが先頭車は中間車より分解も手間がかかります。


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でんてつ工房やU-TRAINS、3Dプリントのものを見てしまったあとだとチャチに見えてしまう乗務員室仕切りや運転台。


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コンソールはこれを加工することで作ることもできそうですが、まるまる3Dプリントで作りたいですね!


IMG_1823.jpg

取り外した部品はひとまとめにしておきます。

100均のA4書類入れがHOゲージには便利です。



★IPAへドボン

まずはボディの塗装を落とします。

ボディは真鍮ですので、シンナーに浸けても大丈夫です。

かなり大量のシンナーを新しく用意しなければなりませんので、まずは既に大量にあるIPAで試してダメならシンナーを用意することにしましょう。


メジャーな古参メーカーの真鍮ボディです、さぞ強固な塗膜が…

と思ったら。


2016090512230001.jpg

わりと簡単に剥がれてしまいました…

以前のウエスタンリバー鉄道のほうが断然しぶとかったです!


IMG_1833.jpg

剥がしている途中でも発見があったりします。

この写真くらいのときに、カツミさんがどのような順番でどんなエアブラシどんな感じの塗装をしているのかがわかります。(ノズル径や開き具合や塗料性質や希釈具合)

思っていたとおりです!


NEC_0280.jpg

成形はエッチングではなくプレスっぽいです。

そう思った理由は、モールドのエッジがシャープでないからです。

これにあの分厚い塗装をしてしまっていたなら、そりゃあんなにのっぺりするハズですわ。


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塗装に埋もれていただけで、ドアの溝も結構深いことが分かりました。


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オマケ・もとの塗装の成れの果て

シルバーはいずこへと消えてしまった…


IMG_1838.jpg

色が落とされました!

あれ?

2両だけあまりバラバラにもされず残っています。

この2両は色々な採寸や検証用です。

あとでもちろん塗装が落とされます。




ここからE501系になっていきます!

次回は、今回丸裸にされたコレをもって採寸し、パーツの設計にかかりましょう。
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Posted on 2019/07/01 Mon. 17:00 [edit]

category: JR・日本国有鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  カツミ  209系  E501系 
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カツミHOゲージ209系をE501系に大改造!1  

令和1日目の今日から始まりました新シリーズ!

カツミの完成品209系を交直流近郊型電車E501系に大改造します!


E501-Hon.jpg

E501系とは、1995年に登場した常磐線用の電車です。

209系に見た目は似ていますが、交流直流両用で電装系統が大きく変わっており、特に有名なのは加速減速時に音階を奏でる通称ドレミファインバーターを搭載している(搭載していた)ことでしょう。

すっかり京急2100形のものが有名になってしまったドレミファインバーターですが、こちらが元祖です。

今はドレミファインバーターも取られ、常磐線でも奥のほうに行かないと見られないようになり陰が薄くなってしまっているのが悲しいですが、昔は上野にも来ていたし10両+5両の15両で走ってもいました。


E501-Mito.jpg

こちらの写真は5両の付属編成が水戸線で走っている写真です。



★209系からE501系へ

この改造はすみ車史上最も大がかりでしょう。(E233系は「製作」)

真鍮製の完成品ボディ、知らない人が見れば目の玉が飛び出るような金額の一品です。

それを惜しげもなくバラし、塗装を落とし、ガリガリ削り、3Dプリントにエッチング、オリジナルインレタ…

いちプラモデラーだった俺もここまできたもんかって感じです。

真鍮完成品をいじるのは初めてです。

色々見ながら製作プランを練りましょう。


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カツミの209系京浜東北線、ウラ9編成です。

真鍮製とあって重量があります。


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塗装はちょっとペタッとしすぎていませんか。

メリハリがなくオモチャっぽい。

ディテールもペタッとしすぎていませんか。

ドア…


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カツミと言えば梨地塗装です!

スカイブルーの帯もシルバーも梨地!

シルバーはただ単純に「そのへんのシルバーを塗っただけ」という印象。

これは大きく変身させたいですね!


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マーキング類がないのでのっぺりした側面です。

ボディ側面はほぼそのままいけますが、先頭車にはトイレがつきますので窓埋め加工が必要です。

マーキングもオリジナルを作ります。


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キズやデコボコも散見されます。

直しましょう。


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顔の造形はほぼそのままいけそうですね!

この連結器は、連結機能がなさそうで有ります。


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ヘッドライトとテールライトが電球なので、LEDに交換しましょう。

常点灯機能もなく、光らせるにはそこそこスピードを出さないと(電圧を上げないと)いけません。

光の色はとてもいいのですが、まともに光らないことにはしょうがないです。

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ライトケースから光が漏れすぎです!

これはいけません。


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室内灯も光りますが、少し暗いです。


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電球照光の号車もあります。

かき集めたのでしょう。


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屋根は、特にパンタ車は大きく変わります。

209系は直流専用、E501系は交直両用のため以前の583系のような複雑な配管などがつきます。

この配管は立体的に作るよう依頼されています。


2016082321170000.jpg

クーラーはコレをこのまま使います。

ホワイトメタル製です。

搭載位置が変わるため屋根のビートをどうにかしないといけません。

これは大変そうです。


2016082400510000.jpg

床下機器はロストワックスによる造型かと思います。

のっぺりしています。

せっかくHOなのに、ディテールはNゲージ並みです。

Nゲージをそのまま大きくしただけという印象。

もったいないです。


床下機器は、特にM車はまるっきり変わります。

E501系の特徴だったシーメンスのドレミファインバータを再現します。

ドレミファインバーターは京急のものがすっかり有名になってしまいましたが、こちらが元祖です。(2回目)

3Dプリントを使って初のHOゲージ床下機器フル再現に挑戦します!

DMM、「値下げする」と言いながら値上げしやがりました。

HOゲージの床下機器を出すのにどのくらいお金がかかるのか…

試算では1両1万円くらいかと思います。


2016082321210000.jpg

台車もロストワックスっぽいです!


2016082321210001.jpg

単純な構造の台車です。

追従性はバッチリですが、左右の台枠をつなぐビームも金属のために1台車片側集電になってしまったようです。

1台車片側集電とは、A台車で+、B台車で-を取るといった感じ。

こちらはエンドウの既製品に交換します。

構造は一緒です。

位置も少しだけ変わります。


2016082400490000.jpg

動力車も構造は単純です。

ウォームギヤで1段減速だけなので、スロー運転がどこまで利くのか。

テストではそんなに利きませんでした。


2016082400380000.jpg

片側集電された電気は中心ピンを通って室内に供給されます。

それをケーブルで照明ユニットに給電していますが…


2016082400530000.jpg

このケーブルは側面からも妻面からも丸見えなんですね。

これがイヤで前作E233系では取り回しを変えました。


室内と言えば、室内の再現もしてほしいとの事でU-TRAINSの座席パーツも用意されました!

見積りを出したあとに言われました。

困りました。


その他、マーキング類はオリジナルインレタを作って再現するつもりです!


2016082411490000.jpg

資料としてマイクロエースのNゲージのE501系もやってきました。

まさにこのスタイルのこの編成を再現してほしいとのことで、ちょうどよい資料です。



魔改元1発目は魔改造のイントロダクション。

手探りしながらの加工となりますので長期計画ですが、長い目でお楽しみください。

すみ車史上最も難しい依頼、スタートです!
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Posted on 2019/05/01 Wed. 12:00 [edit]

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