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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。愛知県大村知事の次は東京都小池知事を是非!

出品!東武10000系タイプ床下機器!  

東武10000系のキットを作ったときに作った3Dプリンター床下機器をおすそわけいたします。

色々バリエーションのある10000系ですが、今回は1990年代の6両固定編成と2両固定編成、出力はしていませんがデータだけは作った2010年代の3パターン。

2010sに関して、実際に出力して検証してもないものを出品するのは気が引けますが、全体的な内容は検証済みでそれ+ほぼ統合型信号保安装置(箱形機器)の有無と後付けタンクパーツの有無のみとなりますので、ギリ許されるかなーと思っています。



★概要

精密3Dプリンターで作られるNゲージサイズの東武10000系タイプ床下機器。

「タイプ」としているのは、お察しください。


立体的で本物同様に配管が張り巡らされたコンプレッサーは3Dプリンターでしか造形不可です!

グリーンマックスの塗装済みキットのTR200及びTR 200A、小加工は必要になりますがエコノミーキット床板には取り付け可能です。

床下機器取り付け用の溝にはハマりませんので、溝を埋めてから貼り付けてください。

なお、当方で出力した後に少し修正を加え、潰れてしまった抵抗器などのメッシュはもうちょっとイイ感じになります。

配管など超精密なので、取り扱いは超注意!


詳細は以下の記事も参照してください。

設計の記事

到着の記事

取り付けの記事



★6R-90's

☆クリックしてね
Tobu10000-6R-Rei.jpg


1990年代の姿で、まだ統合型信号保安装置がなく先頭車はスカスカ!

そのスカスカな部分に奥行きパーツとして2連タンクを入れました。

10000系はなぜか編成によって先頭車の小さな箱の有無があるので、あくまで「タイプ」とします。

購入はこちらにどうぞ。



★6R-2010's

統合型信号保安装置がつき、重量感の増した先頭車となった姿です。

入れる隙間がなくなったため奥行き2連タンクパーツはありません。

それ以外は同上。

購入はこちらにどうぞ。



★2R-90's

☆クリックしてね
Tobu10000-2R90s-Rei

2両固定編成の1990年代の姿です。

購入はこちらにどうぞ。



★到着したら

造形不良がないか確認して、あればDMMに相談してください。

なければ洗浄し、塗装に備えます。

ほっそいほっそい配管もありますので、取り扱い要注意です!



★塗装

号車ごとにバラし、プライマーを吹いてから塗装します。

プライマー入りサーフェーサーがオススメです。

ここで半透明だったものにしっかり色がついてカタチがよくわかるようになるので、その造形の細かさにニヤニヤしてください。

光透過がしやすい素材ですので、気になる方は対策してください。



★取り付け方法

床下機器ベース板と車体裾が同じ高さになるように取り付けます。

床板の床下機器取り付け溝にはハマりませんので、プラ板でフラットにしてから取り付けてください。

TR200なら0.75mm厚でフラットになります。

これでピッタリになります。

TR200Aでも0.75mmでフラットになりますが、ちょっと床板が高いためさらに0.5mm厚くらいかまさないと適切な高さになりません。


接着はゴム系接着剤を推奨します。

位置は実車を参考にしてください。



★限定販売か…

DMMさんで持っている3500HDMaxが老朽化で6月30日で取り扱い終了というアナウンスがされていますので、素材も全く同じものが提供されるのがそれまでとなり、それ以降は次の3Dプリンターとなるらしいのですが、その新3Dプリンターで出力されたものが要求を満たすのかは検証が必要なのです。

検証の結果が良ければそちらの新プリンターでの販売は継続できますが、ダメだったら終了です。

DMMでの販売が終了です。

ということで限定販売になるかもしれない床下機器ですが、よろしければ買ってください。
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Posted on 2020/06/29 Mon. 11:42 [edit]

category: 東武鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  東武10000系  床下機器  3Dプリンター 
tb: 0   cm: 0

グリーンマックス東武10000系リニューアル車キットをつくろう2/2:3D床下取り付け  

最後の仕上げとして、「東武10000系の床下機器を作ろう」の回で作った3Dプリンター製の床下機器を取り付けます。

最後にしたのは破損を防ぐためです。



★本番塗り


IMG_E0253.jpg

号車ごとに分離して、塗料が届いてなさそうなところにプライマーを吹き直します。


IMG_E0254.jpg

光の抜け防止に黒を塗っておきます。

素材が半透明なので、これをやっておかないと光が透過して落ち着きのない感じになってしまいます。

抽象的な表現だな〜

えー、細かすぎるモールドは光が透過してしまいやすい→光が透過してしまうと影がちゃんとできずにそこにあるのにないことになってしまう→黒を塗っておけば影ができてそれが輪郭のようになって存在感を増す(というか適正化できる)

ということです。


IMG_0067_20200610190830bf7.jpg

2連タンクパーツとMG反対側パーツを切り取っておきます。

これは後ほど取り付けます。


IMG_0089_20200610190832c0a.jpg

床板にはプラ棒をかまして溝を埋め、フラットにします。

0.75mm厚を使用しました。



★サハ14600の組み立てと取り付け


IMG_0068_202006101908330e5.jpg

サハ14603号にはMGを組み立てる工程があります。

組みやすいように突起をつけてあるので、向きを合わせてはめ込めばOKです。

本番の色は組み立ててから塗りました。

その後はゴム系接着剤でペタッと貼り付けるだけでOKです!


IMG_E0268.jpg

いいですね〜〜〜!!

ピッタリです!

IMG_0369_202006251607443b4.jpg

いいですね!

うーん、この奥に顔を覗かせるMGよ!

ちょっとシャイで奥にいるブレーキ制御装置よ!

この立体感よ!



★動力車モハ13600の取り付け

私はこの13600に動力を充てる主義者です!


IMG_0093_202006101911527c2.jpg

グリーンマックス2モーター動力には謎の突起があって、削らなければなりませんでした。

この加工にだけ目をつむれば、動力はグリーンマックスの各種動力(コアレスも)、鉄コレ、すみ車流のトミックス改造動力どれでもイケるハイブリッド設計!笑

1mmちょっとのスキマに色んなモールドを詰め込むのに苦労しました!

IMG_0100_20200610191250cbf.jpg

いいですね~~


★モハ12600とモハ15600の取り付け

こちらは動力も組み立てもないので、貼り付けるだけで完成です。

細かい配管がいっぱいあるので注意します。


IMG_E0267.jpg

いいですねーーーーーーーー!!!

グリーンマックス床下との比較もしました。

グリーンマックスは当然ながらツライチで平面的。

汎用性と金型の事を考えたらしょうがないですし、かなりよくできていると思います。

立体感とか配管がぬけてるのとか、そのへんが3Dプリンターの強みです。


IMG_E0264.jpg

こっちのがわかりやすいですかね!

断流器はだんぜんこちらのほうがリアルです!

モハ15600には2連タンクパーツをつけました。(右端の奥に見えるやつ)


IMG_0374_20200625163719cf0.jpg

一部機器がない隙間からタンクパーツがよく見えるということで、3つしか入れられなかった2連タンクパーツはこの15600と両クハに充てることにしました。

実車としては全号車にこの2連タンクはいるのですが、よりよく見える号車を選んだらこの3両になります。

取り付ける位置は、大きいほうのタンクが車体中央に来るようにします。


IMG_0096_20200625163826b90.jpg

12600と15600の比較。

こっちのがタンクパーツよく見えるや笑



★クハの取り付け

クハも普通に取り付ければOKです!


IMG_E0269.jpg

クハは特に2連タンクの存在が大きいです!

IMG_0375_202006251642176a4.jpg

できました!

いいですねー!

クハはスカスカですねぇ。

でも後付け2連タンクパーツのおかげで立体感があります!

11603編成はリニューアル=統合型信号保安装置取り付けではなく、取り付けられるまで数ヶ月この姿で走っておりました。

その数ヶ月間だけの姿。


IMG_E0271.jpg

昔並び替えと複製で作ったサハ14600と比べました。

かなりいい線いってますね笑



★残りの組み立て

取り乱して床下機器にだけフィーチャーしてしまいましたが、一応「キットを組み立てる」ブログなので、キットとして最後まで仕上げましょう。

ここからは最後の仕上げです。


評判の悪い2モーターですが、ちょっと加工して2モーターの悪さを少しでも解消しようと思います。

2モーターとは、1両の中で2つのモーターがそれぞれ別々の台車を駆動するというもの。

パワーはありそうな気がしますが、この2つのモーターの特性がうまく合わないと2つの台車で車軸の回転数が変わってしまうのです。

それぞれの台車にトラクションタイヤがあるため、遅い車軸のほうが押されるなり引っ張られたりしたときに、片車輪だけが粘って回転モーメントが発生して乗り上げるように脱線してしまうのです。

それはまずいです。


IMG_0380_20200625173955d11.jpg

解決策として、1つの台車にトラクションタイヤを集中させました。

こうすることで速度の不均衡が起こってももう片方の台車が滑ってくれるので脱線は起きにくくなると考えます。

このダブルトラクションタイヤの集電は0になりますが、かわりにもう片方の台車はダブル金属車輪になりますのでその点でも安心です。

何を思ってダブルモーターにしたのか。


ライトは…

グリーンマックスの既製品なので、私の凄いライトには及びません。


IMG_0101_2020062517395299a.jpg

向こうは見通せません!


IMG_0102_2020062517395401b.jpg

光も漏れています!

テールライトなのにヘッドライト側に光が漏れています!

ダサいです!

しかし既製品だとこんなもんでしょう。

ウチのライトで10000系を作ってプレゼンしましょうかね笑


ともあれ


IMG_0388.jpg

東武10000系11603編成、完成しました!

この依頼のおかげで床下機器も着手の決意もできたわけですし、そういう意味ではターニングポイントだったと思います!

10000系の機器の中には別形式に転用もできるものが多く含まれていますから。



あっ

ところで、この床下機器もせっかくなんでDMMに公開します!

詳細は次回!
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Posted on 2020/06/25 Thu. 17:30 [edit]

category: 東武鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  東武10000系  床下機器  3Dプリンター 
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1/80東急1000系の「きになる電車」の床下機器「きになるきき」を3Dプリンターで作ろう1/2  


以前製作した一畑電鉄1000系(元東急1000系)の床下機器を見て感銘を受けたという方から、池多摩線用の3両編成の床下機器を作ってくれという依頼が来ました!

モデル編成は池多摩線にたった1本だけ存在する「きになる電車」こと1017編成です。

何本かある池多摩1000系の床下機器のうち1014~1024編成(の2014年頃以降)は今回の床下機器と同じになりますので、汎用性も高いです。

IMG_0061_20200610152852fd5.jpg

採寸と取り付けのために預かった「きになる電車」1017編成と絡めて、「きになるきき」と称してやっていきましょう。


テーマソングは、もちろんコレです。


この機器何の機器気になる機器〜♪

名前も知らない機器ですから〜♪

聴いたことも~ない~♪

音〜がするでしょう〜♪


お粗末さまでした。



★一畑電鉄1000系から


Bataden-Kininaru1000-1.png

以前製作した一畑電鉄1000系のデータを拝借します。

並び替えや配置変更をするだけで5割方できてしまいました!

しかし、ここからは茨の道でした。



★きになるVVVF装置

ここからは描き下ろしの機器です!


Bataden-Kininaru1000-Mini-VVVF-1.png

東急1000系と言えば世界初ヒートパイプ式冷却ユニット搭載の東洋電機製造製ATR-H8130-RG621A型ですが、3両編成にはコレのミニバージョンみたいなヤツが載ります。(日立製ではない)

1つの制御器で4つのモーターしか動かさないから小さくて済むのです。

私の中では、このミニVVVF装置こそ一番の「きになるきき」です。

でかいのしか見ていなかった中で、このミニVVVFが突然目の前に現れた衝撃たるや。

ミニじゃないほうのやつは東洋電機として初めて作った形式なんですって。(先述の世界初)

だからか冷却ユニットの手前面(いちばん外側に来る面)に後退角がついています。

これはいわゆる東洋後期GTOと呼ばれるものの中でも東急1000系のものだけが持つ特徴です。

対してミニのほうはもっと後から作られましたから、後退角がなく地面に対して垂直です。

なのになぜか側面の通風用のアミアミには後退角がついているんですねぇ。

こういうのを誰かに突っ込まれたら、こう言いましょう。

「だって本物がそうだから」

これ以上ないパワーワードです。


Bataden-Kininaru1000-Mini-VVVF-DEKITA.png

できました!


Bataden-Kininaru1000-Mini-VVVF-HIKAKU.png

ミニじゃないやつと比べたらこんな感じ。



★きになるフィルタリアクトル

Bataden-Kininaru1000-FL.png

一畑1000系のときは動力車に設定されていたため奥行きがなかったフィルタリアクトル。

今回は動力には当たらないので再現する必要があります。

1パーツだと厚くなりすぎるので、2分割してあとで組み立てる手法をとりました。

ミニVVVFのほうのフィルタリアクトルは、どちらから見ても奥に入りこんでしまい動力車であることもあって泣く泣く全カットです。



★きになる空気圧縮機

続きまして、空気圧縮機(コンプレッサー)です。

東急1000系と言えばHS-20!

だと思っていたら、この「きになる電車」のコンプレッサは少し小ぶりなHS-10なんですねぇ。

きになりますねぇ。

2基。

HS-10は初登場ですから、描かないとなりませんねぇ。


HS10-KAKIZOME.png

モーターからクランクケースまではHS-20にそっくり!

HS-20が原型に使えるか?!

と思ったのですが大きさが違うので使えませんでした。


大まかなカタチを描けたら、念のためNゲージ用に分岐させておきます。


HS10-Tochu2_20200610142347099.png

コンプレッサを描くのはキツイですね!

一番キツイです!

ただし、3Dプリンターのよさが一番引き立つのも、出来上がったときに一番テンション上がるのもコンプレッサーなんだよなぁ。

私の手持ちもHS-20、HS-20の1/80、C2000M、C1000L、HB-2000、D-3-NHA(ブログ未登場)とだんだん増えてきましたが、まだ描いてないのもたくさん。

予定しているのはAR-2、D-3-FR、HB-2000の1/80、C2000Mの1/80のです。


HS10-Tochu4-EyeBolt_20200610142348ca5.png

またアイボルトを描きました!


HS10-DEKITA_20200610142349aca.png

できました!

すごく精密です!


HS10-HS20-Hikaku.png

兄弟機と思われるHS-20と比較すると2まわりくらい小さいですね。

モーターは交流駆動のHS-20のほうが小さいです。

誘導電動機(交流モーター)の「小型で高出力」という特性を、こんなところで感じるとは思いませんでした。



★とってもきになるきのこ型除湿装置(?)

今までだったら箱の裏に潜んでいた除湿装置がなくなりました。

どうすんだろうと思っていたら、ものすごく奥に入ったところにそれっぽい機器が取り付けられていました。

202006101517.jpeg


この部分を再現する時に発見しました。

この部分、何も表に出てこなければ奥のほうは省略できたのですが、中途半端に配管だけが見えるからきになって…

調べたら除湿装置らしきものがあったのです。

202006101433.jpeg

どうしても資料がなくて、洗足池駅近くのものすごく低いガーター橋まで取材に行きました。

とっても怖かったです。

洗足池駅そのものにも東武博物館を彷彿とさせる床下を覗くのにイイ感じの窓があります。


1591075235737-2.jpg

こんな感じ。

この辺の配管はとても複雑でした。

アフタークーラーも元空気溜めも隣にあるし、完璧につないでやろうかと思いましたが諦めました。

ちなみにアフタークーラーも一畑1000系や東横8連のものより少し小型だったりします。

見どころが増えてよかったです。

間違ってたら教えてください東急の方。

教えてくれたらこの床下機器を差し上げます。



★冷房制御装置

KININARU-Air-Conditioner-Control-Unit.png

冷房制御装置も新しいヤツに変わっています。

左のやつから右のやつになりました。

特徴のないただの横長の箱になってしまいました。



★TASC


Kininaru1000-TASC.png

なんとTASC(定位置停止支援装置)までついています!

進んでますねぇ。

模型にしたら、あまり面白味のない箱です。


★実測しながら細かい寸法調整

IMG_0105_202006101527135d4.jpg


配置のバランス、クリアランスが充分にあるか、かといってスカスカ過ぎないか、ノギスを使ってしっかり確認します。

Bataden-Kininaru1000-Doryoku.png

特に動力車は気をつけます。

仮エンドウカツミ動力を作って干渉しないか確認します。

私的な「きになるきき」のミニVVVFとHS-10の片方が、動力の餌食になってしまいました。



Kininaru1000-DEKITA.png

できました!

1/80サイズだと3Dプリンターのワークスペース的にも3両分が限界ですかね…

値段もすごいことになりました!


さっそく注文です!

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Posted on 2020/06/10 Wed. 15:30 [edit]

category: 東京急行電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  東急1000系  床下機器  3Dプリンター 
tb: 0   cm: 0

東武10000系の床下機器を3Dプリンターで作ろう1/2  

ずっと頭の中にありながらなかなか着手出来なかった東武10000系の床下機器3Dプリント。

このほど塗装済みキットの製作依頼が来たこともありついに手を付ける覚悟を決めました!

武蔵模型工房さんで全く同じモチーフの作品が公開されているのは知っていますが、自称オールド東武ファンとしては自分のこだわりに合わせて作り込みたいと思っています。



★拝借

Tobu10000-20050BARA.png

今まで作った東武車から機器単位でデータを持ってきます。

今まで東武車で作ったのは250系と20050系だけで時代は少しズレますが、ブレーキ制御装置の原型やHLE、エアクーラー、タンクは20050系から流用可能です。

7%くらいはショートカットできます笑



★大物

大きいという意味ではなく、大作という意味です

何かというと、エアコンプレッサーHB-2000CAです。


Tobu10000-HB1500-1.png

ここから始まったんだな…


HB2000CA-2.png

チビまる子の関口くんが登場しました。

関口くんがHB-2000に隠れています。

…こんなこいるかなのキャラクター「やだもん」にも見えてきました!


HB2000CA-3.png

関口君を探せ!


HB2000CA-3DEKITA.png


できました…!

何を隠そう、床下機器作図においてコンプレッサーが一番手がかかる部品です!

コレをクリアできたことはでかいです!

ポピュラーなコンプレッサーだし、今後活躍してくれることでしょう。

今後製作予定の東武8000系にも搭載例があったりします。


HB2000CA-4-DEKITA.png

いつものように配管を目で追ったりできるんですよー。

ただし、底面だけは資料がなく半分想像で描きました。

線路でカメラ持ってATS地上子の仮装して寝転がって下から写真を撮ろうかと思いましたが、やめておきました。(仮装とはいえきっと列車は止められるだろう)

HB2000CA-5-DEKITA.png

水平対向のシリンダーはスバルのエンジンを彷彿とさせますが、どちらも同じ設計意匠で「振動の低減」を目的としています。

向かい合ったピストンが同じタイミングで反対の向きに動くことで、打ち消しあっているのです!

HB2000CA-6-DEKITA.png

他を描き進めるうちに微妙なバランスを調整し、こちらが最終稿になります。

HB2000はHOゲージサイズ(1/80)で出力依頼があるのであとでもう少しにらめっこすることになります。



★主制御器

Tobu10000-MainControler-Chopper.png

主制御装置です!

10000系は界磁チョッパ制御です。

なんだか先進的な気がする名前ですが、加速に関しては半分くらい抵抗制御です。

そのため抵抗器があります。

この抵抗器は1C4M用と1C8M用で大きさも数も違うので描き分けました!

日立のマークはさすがに小さすぎて出力できないので、雰囲気重視でボンカレーのようになりました。

☆1C8M
Tobu10000-Resistor2.png


☆1C4M
Tobu10000-Resistor1.png


抵抗器はデータ的に重いんだよなー。

このアミアミが重くしている原因です!

これでキレイに出なかったら泣く。



★断流器

Tobu10000-Contactor.png

走るモーターのための電源回路(主回路という)のONOFFするための機械です。

ノッチ操作のタイミングでカチャ♪だったり、ガッコン!だったり音が聞こえたら、それは断流器です。

主回路電流が大きくふれるような抵抗制御とかだと大きくなってしまいます。

家庭用ブレーカーでも容量が大きいと大型になるのと同じ理屈です。

ちなみに10000系の断流器1つですみだ総合車輛センター50個分の電力容量を受け持つことができます。



★電動発電機(MG)

電動発電機って矛盾しているような名前ですが、パンタグラフから取った直流1500Vでモーターを回して、同じ軸に繋いだ低圧用の発電機を回す電源変換器とも言える機械です!

これがないと空調も放送も照明も制御電源も使えません。

Tobu10000-MG.png

今までSIVしか描いてこなかった気がしますので、初めてのMGですね!

Tobu10000-MG-DEKITA3.png

特徴ある形をしていますが形そのものは簡単なのでわりとすぐ描きあがりました。

途中をスクショするの忘れた。

Tobu10000-MG-DEKITA2.png

いいですね!


Tobu10000-M2-DEKITA-MG-Bunkatsu.png

枕木方向に置かれるMGは、そのままだと奥行きがつきすぎて出力費が高額になってしまうので、2分割する方法を取ります。


Tobu10000-T3-Test.png

反対側にも影響のありそうな部品がある場合、空間上に実際の距離感で配置して干渉しないかなどを確認します。

テンションが少し上がる工程です。



★バッテリー

Tobu10000-Battery.png

そのまんま、バッテリーです。

パンタからの電気がなくても、制御電源(たぶんD.C.24V)や照明などはしばらく使えます。

出区のときなどは、パンタを上げるまではバッテリーのお世話になります。

つまり、バッテリーがないと電車を立ち上げることができませんし、架線の電気が急に切れた場合、制御電源を得られなくて暴走するなんてことが起こるかもしれません。

不安をあおってしまいましたが、普通は全電源喪失したらリレーやソレノイドバルブは励磁OFF、その際に安全側に作用するようになっているので大丈夫です。

電車の場合は主回路OFF、非常ブレーキがかかります。

フェイルセーフっていうやつです。



★統合型信号保安装置


Tobu10000-Integrated-Protective-Device.png

わりと最近取り付けられた統合型信号保安装置です。

特徴あるといえばあるし、ないといえばない形です。

反対側にも似たような感じのがついています。

これ、初期の頃にはなかったので昔の姿を再現しようと思ったらついていたらおかしいです。



★クハに泣く

中間車は編成による差異が見られないのですが、先頭車はなぜか小さな箱の有無が編成によって微妙に違うんですねぇ。

時代も抱き合わせちゃったらこれは追いきれないから、「タイプ」ってことにしましょうか。

一番色々ついてるやつを見ながら作って、不必要なら切り取るなりちょっと並び方を変えるなりすればいいのです。



★2000年頃までバージョンも作る

私が東武にハマっていたころの姿も作ります。

SIV以外での現在との違いは、先述の統合型信号保安装置の有無が目立ちますが、ATS装置(すごく小さな箱)も微妙に違うので再現しました。

ATS受信機も現在は(少なくとも見える場所には)なく、初期仕様用に新しく描きました。(すごく小さな箱)

あとは微妙な箱の配置の違いです。



★動力

Tobu10000-M2-DEKITA-Doryoku.png


動力は私の好みでM2車(13600形)にしました。

GMだと12600形を推奨されていますが、例えば6R+2Rごっこをやったときにちょっと寄りすぎるし、奥行き成分の解消にも役立ちます。

ただし、わずかしかない厚みの中に色んなモールドを詰め込みますので、それはそれで大変です。

コンプレッサーもだいぶデフォルメして厚みを削りました。

Tobu10000-M2-DEKITA-DoryokuURA.png


GM動力と私流のトミックス動力のどちらにも対応させました。



★奥にあるペアエアタンク


Tobu10000-AirTank.png

表には出てきませんがスカスカな機器の隙間から顔を覗かせるペアのエアタンクがあります。

初期仕様のランナーには隙間に詰め込むことができました。

現在仕様のランナーには無理だった。

どうしよう。

大きいほうが車体中心に来るくらい奥に取り付けるから、なくてもいいという人も多そう。



★できた

できました!

☆初期仕様90’s
Tobu10000-DEKITA-MUKASHI.png

☆MG仕様2010’s
Tobu10000-DEKITA-IMA.png

いいですね!



★2R

せっかくなので2Rも製作します。

2Rは基本的に14600(補器)と15600(1 C 4M)の機器が載っていますが、この2両だけで走れるようにするために6Rではクハに載っていたバッテリーやATS装置やなんかが差し込まれます。


Tobu10000-2R-DEKITA-MUKASHI.png

ギュウギュウいっぱいになってしまいました!

MGの反対側パーツを置く場所がなくなってしまい、やむを得ず11200と12200の位置を逆にしました。

2連タンクも入りませんでした。



値段を確認したら、厚みがあるせいでなかなかの値段です…!


でもこれ以上肉抜きはできないので注文しましょう。

ひとまず今は6Rの90’sと2010’sの2パターンと2Rの90’sだけにしときます。

8Rと10Rは未定です。

東上線はあまり視野に入れてないのです。

8Rがこっち(伊勢崎線)に来てるって?

聞こえない聞こえない~



★片付け

Tobu10000-DEKITA-Surface-ni-omoiwo.png

いやー

描きあがったとにはこういったサーフェイスの残骸やなんかをデータから消していくんですけど、

それを選択するたんびにそのときの苦労が思い出されます笑

Tobu10000-DEKITA-HB-2000no-Omokage.png

これ、分かる人には分かる残骸です!(ヒントは用意してあります)

これも苦労の跡なので、消すのを少し惜しんでしまう自分がいる。
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Posted on 2020/06/02 Tue. 15:03 [edit]

category: 東武鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  東武10000系  床下機器  3Dプリンター 
tb: 0   cm: 0

ペアーハンズ東武20050系21852編成製作記4:3Dプリント床下機器を美術品のごとく観賞するだけの回  

また間が開いてしまいました…

この間に20050系は日比谷線から完全撤退。

なんということでしょう。

記事をまとめる時間がないんです。

誰か奴隷労働しにきてくれないかなー。

東京都だって、オリンピックでやりがいボランティアという名の奴隷労働させようとしてたんだから、別にいいだろ~。




では本編です。



床下機器が到着しました!(DMMの威信にかけて言っておくと、注文から1週間ちょっとで届いています)


IMG_0048_20200521171526616.jpg

おお~

なんか既にオーラを放っています!(親バカ)

もっと造形がわかるように洗浄してプライマーを吹きましょう。


IMG_0158_20200521165823b5a.jpg

おお~

素晴らしい出来です!


IMG_0164_20200521165824ba0.jpg

VVVF装置は冷却ユニットが本物と同じように飛び出ています。

金型成型ではテーパーなしでこの奥行きは出せません。

IMG_0160_2020052116582538b.jpg

全面にメッシュも再現できています!

取っ手みたいなやつも再現できていて、且つちゃんと抜けています。

金型成型では無理です。


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HS-20C型コンプレッサーはいつもの出来です。

て言うとなんだか聞こえが悪いですね笑

いつもの素晴らしい出来です!

配管を目で辿れます!

残念なのは、完全体のHS20は23852号の1つだけで、あとの2基はどちらも動力車の25852号に載っているため奥行きが消されているのです…


IMG_0165_202005211658285f1.jpg

SIV。

東芝製のよく見るような形ですが、微妙な違いを作り分けています。


IMG_0166_20200521165835ff9.jpg

フィルタリアクトルです。

正体は巨大なコイルで、実物は超重い部品です。

グニッと配置された配線は、弾力や重力に任せて自然になるように作りました。

垂れ下がった部分で重力というものを感じていただけたら幸いです。


IMG_0167_202005211658298c2.jpg

ATC/S装置。

地下鉄直通用の東武車の象徴だと思います。

このデータはそのまま30000系や9050系や50050系に使用できます。

50050系は多分作りませんが笑


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地味なところでは、先頭車の接続箱。

既成床下機器を並び替えて作っていたとき、コレに似ているヤツはどうしても見つからなかった因縁の箱です。

今は3Dプリンターのお陰で解決です!


IMG_0170_20200521165832e01.jpg

車体裾にチラホラ見える配管とコックもできるだけ再現しています。

これを再現したせいで取り扱い超注意になってしまいました。


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奥行きパーツのフィルターリアクトルです。

このランナーに収めきれなかった奥行きパーツとなるのはトランス箱、供給空気溜めと保安空気溜めです。

分売のときにどうしようか悩みどころです。

早くこれらを組んで眺めたいですが、取り扱い超注意のパーツなので取り付けは最後の最後にするつもりです。


あっ

観賞の回はそこでよかったなぁ笑

しかも、一緒に写っているものが多すぎてどれのこと指してるかわかりにくいなぁ。


でも

このブログのこんな記事読むような人なら大丈夫か。
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Posted on 2020/05/30 Sat. 12:00 [edit]

category: 東武鉄道

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