FC2ブログ

すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。いよいよ本気で税金払いたくなくなってきた。国民を何と思っているのか。

鉄コレ阪急1000系の中間車を修繕+平滑化  

鉄コレの阪急1000系の中間車が4両やってきました!

今回の依頼は、配管の撤去&修繕です。

おすそわけパーツを買ってもらった縁で私に連絡をくれたそうで、嬉しいです!

阪急1000系風の床下機器セットは、手前味噌ながらとても人気です!

まぁそれはどうでもいいか。


2017061817100000.jpg

阪急1000系8両編成を揃えたい場合に必ず立ちはだかる「パンタなし中間車」の問題。

鉄コレの販売方式に起因するこちらの問題には皆さん苦労してるみたいです。

私も苦労しました。

特に私の場合は一気に12両やりましたんで笑


2017061817110000.jpg

ステップは残しつつ配管を削り取る…

言うのは易し…

2017061817110002.jpg


いくらか手をつけてうまくいかず、車体やステップも削ってしまったというものもあり、この修繕もします。

私はチャレンジする人の味方です。

抜かりなく取りかかりましょう。



車体をバラバラにし、マスキング。


2017061820110000.jpg

溶いたパテをモールドの隙間に流し、全体には薄くサーフェーサーを吹いておきます。

このサーフェーサーは削らなくていい車体をできるだけ削らないようにするための目印です。

だから厚いと意味がなく、サンドペーパーがちょっと当たったら地が見えるくらいが理想。

その程度ならデコボコにはなりませんので。

2017061822340000.jpg

ナイフで配管を削ぎます。

ギリギリまで攻めるのが理想ですが、ヤバそうならやめておきます。


2017061820270000.jpg

車体のえぐられた箇所にはパテを盛ります。

幸い、なんとかギリギリ側面のプロポーションが崩れるほどではありませんでしたのでパテで元に戻せます。

ヒケを念頭に少し盛り上がるくらいつけ、充分乾燥させたら先ほどの薄サーフェーサーで準備。


ある程度まではナイフで削ぎ、そこからはサンディングです。

平らなものにペーパーをあてて妻板と平行に削ります。

この作業が単純なようでメチャメチャ気を使います。

特に阪急車はツヤツヤ仕上げにされるので、不自然なデコボコはできるだけなくさないといけません。

削れた配管とサフ面が同一平面になったらもうすぐです。


2017062215560000.jpg

1両だけステップのモールドも消えているので、エッチングパーツを使ってモールドを再現します。

他の7両と見た目を揃えるためにせっかくのエッチングも根元まで埋めてしまいます。

この面のサフはプライマー入りを使います。


2017062700500000.jpg

前回1300編成の加工をしたときに起こった「呪い」。

今回の4両の中の1両にもいました、呪いの号車が…

写真では分かりにくいですが、うっすらモールドの跡らしきものが見えるかと思います。

これ、何度削ってパテを盛っても繰り返しても消えないのです…


2017062821500000.jpg

消すまで車体を削ったら、こんなにへこんでしまいました。

ステップが邪魔でキレイにできないことが明らかです。

コレではダメなので、この面もステップを削って平面を出し直します。

2017062822220000.jpg

すいません、3つも余計にステップを使ってしまいました。

最後に仕上げサフを吹いてまるーんを塗ります。


2017062912580000.jpg

この2つはそれぞれステップのモールドがなくなっていたもの、呪いのもの。


2017062912410000.jpg

こちらは配管がたくさんあった側。

なんとか見れるようになりました!

サフの分、ステップのモールドのエッジが少しマイルドになりました。

2017062912560000.jpg

こちらは、配管が少ない面の。

やっぱ配管が多い面との仕上がりは違います。

クライアントチェックがあって、最終的には全部ステップを削ってしまって平面を出してしまいました。


2017062917180000.jpg

アイボリーの色差しと、組み立て直して完成です!

阪急N1000系の配管撤去16両目!

このままギネスを狙います。
関連記事
スポンサーサイト



Posted on 2017/09/11 Mon. 17:00 [edit]

category: 阪急電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  鉄道コレクション  阪急新1000系 
tb: 0   cm: 0

出品!阪急新1000系&1300系風床下機器!  

先日完成した鉄コレ阪急新1000系&1300系に使った床下機器をおすそわけいたします。



「風」と称しているのは…お察しください。


☆1000系
Hankyu-N1000-Yukashita-SETSUMEI.png

1000系用注文ページ



☆1300系
Hankyu-N1300-Yukashita-SETUMEI.png

1300系用注文ページ



PCの性能が上がったため8両分すべて詰めることができました!


★どんなものよ

3Dプリントの特性を生かしたリアルで精密な部品です。


2016050315390000.jpg

VVVF装置は5面にメッシュの表現があります。

金型から抜かなくてはならない市販量産形品では不可能です。


2016050316000001.jpg

ブレーキ制御装置コックユニットの入りくんだパイピングやステーの表現は市販量産品では絶対に無理。

3Dプリントでしか表現できないものです。


床下機器の配置は図面を参考にほぼ完璧に再現しています。

Nゲージの特性を鑑みていくらかはデフォルメしていますが、それでもほとんど本物と同じです。


★参考記事

1000系床下機器の回

1300系床下機器の回



★購入する

上のリンクからDMMの出力サービスからご注文ください。

クレジットカードが無い方は「ポイントで購入」から進んでください。

コンビに決済でDMMポイントに振り替え、そのポイントで購入することができます。


普通のオンライン購入の要領でOKです。


素材・造形法はアクリルXtremeModeのみとなります。

超微細な表現をするにはこれしかないのです。

また、成形跡などの3Dプリントの特性をご理解ください。



★手元に届いたら

パーツの造形不良や損傷がないか確認してください。

もしあったらDMMに相談してください。



★塗装など

何もなければ洗浄してプライマーを吹きます。

サーフェーサーの入ったタイプがオススメです。

半透明だったパーツもこれで全容が明らかになりますので、3Dプリントだからできる微細な表現を実感してください。

その細かい表現の箇所はとてもデリケートです。

ブレーキ制御装置コックユニットは取り扱い要注意!


2016050315530000.jpg

阪急は床下機器はグレーです。

私はMr.カラーのNo.337グレイッシュブルーを使いました。



★組み立て

どれがどの号車かは図面を参照してください。

調整が面倒だったので取り付けリブはありません。

枕木方向の位置合わせは床板とボディの境目に、位置合わせ用の出っぱりを合わせてください。


2016071118400000DEPPARI.jpg



レール方向の位置合わせはだいたいセンタリングでOKですが、先頭車だけは連結面側に寄っています。

写真やなんかを参考にしてください。

適当に位置合わせをしてしまうとブレーキ制御装置が台車に当たります。

接着にはゴム系接着剤などを使用します。

1300系の1800号のフィルタリアクトルは2分割されていますので、挟み込むように取り付けてください。



★動力車

鉄コレ動力でもグリーンマックス動力でもいけるような薄さにしてあります。

プラ板などで調整して取り付けてください。



★オマケパーツ

コンソールが入っています。

お役立てください。



★完成

この床下機器をつければ新1000系&新1300系は「ナンチャッテ」ではなくなります。

特徴的なブレーキ制御装置コックユニット、フィルターリアクトルなどを眺めてニヤニヤしてください。

それで私は幸せです。
関連記事

Posted on 2016/07/11 Mon. 19:20 [edit]

category: 阪急電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  鉄コレ  阪急新1000系  床下機器  3Dプリント 
tb: 0   cm: 0

鉄コレ阪急新1000系を大改造14最終回:阪急新1000系・1300系の総括号  

2014111821060000.jpg

今回は鉄道コレクション阪急新1000系をベースに、1000系2本と1300系1本をちゃんとした編成に仕立てました。



★走行化


2016051421180000.jpg

走行化は純正パーツを使用、カプラーはKATOカプラーを加工して取り付け。

パンタは1000系はカトーの285系用、1300系はトミックスのC-PS27Nを使用。

☆KATO
2016051713240001.jpg

☆TOMIX
2016051713240000.jpg

この2つを分けたのには深い意味はありません。

私個人としてはC-PS27Nのほうが似ていると思います。



★妻面配管撤去

NEC_1440.jpg

気にしない人は気にしないようですが、パンタなし車の妻面配管は撤去しました。

鉄コレのパッケージングのせいで配管あり中間車しか存在しませんので、8両編成をやろうと思ったら4両分の加工が必要です。

呪いに見舞われたりしましたが、12両の配管なし中間車を生産。



★床下機器


2016050315350000.jpg

床下機器は3Dプリントでリアルに再現!

特徴的なブレーキ制御装置コックユニットのディテールは3Dプリントでしか表現できないものです。

☆1000系
2016050413410000.jpg

1000系の回

☆1300系
2016070109170000.jpg

1300系の回

VVVF装置やフィルターリアクトルも立体感あふれる造形!

私としては一番の目玉です!



★ライト点灯化


2016051200480002.jpg

2016051302490000.jpg


ライトも点灯化改造をしました。

急行灯も尾灯も、色んな工夫をこらして実感的に点灯!

集電方式は、KATOのやり方に似たオリジナルパーツを仕込み集電安定性と転がり性能の維持を実現。

転がり性能は、[抵抗小]KATO<トミックス新<すみ車<トミックス旧[抵抗大]

性能維持率は、[高]すみ車<KATO<トミックス新<トミックス旧[低]
となります。

高いほうが長い間メンテナンスしなくてもチラツキなど集電不良が起こりにくいということです。



★動力トミックス化


2016051112290000.jpg

動力は、最近標準になりつつあるトミックス動力短縮化改造をしました。

鉄コレボディに合わせるために大幅なダイエットをさせましたが走行性能は維持。

トミックスフライホイール動力のままの静粛性や安定性に優れた性能を保持しつつ強度も充分!

コアレスとは違い超低速もバッチリ!

ベースはトミックス動力ですので室内の見通しもバッチリ!

鉄コレ動力との大きな差はこの見通しのよさと、ダイキャストフレームのお陰で確保された重量です。

この重量があるから粘着力も高く1M7Tでもぐんぐん勾配を登ります。



★ツヤツヤボディ

阪急といえばツヤツヤボディ!

しかし鉄コレを買ったままでは長年留置線に放置され廃車寸前のようなくすんだボディです。

2016061113310001.jpg

でも、クリアーを吹くだけでここまでのツヤを出すことができます。

皆さんも是非やってください。

できない方は私のところに持ってきたらいいのです。



★1300編成

2016061117360001.jpg

1300編成は上記の加工とほとんど同じですが、中間車妻面の謎の水ぶくれのせいで大幅なタイムロスが生じました。

そのかわりと言ってはなんですが、キレイに平面にできた妻面とエッチングパーツを使ったステップで実感的な妻面になりました!

完璧な「パンタなし中間車」です!

パンタ有り車や先頭車、1000系と統一感はなくなりますがダウングレードではないし値段も上乗せしていませんのでいいでしょう。



★1300系と1000系の差異

ボディサイズは同じになってしまっていますので、分かりやすいのはやはり床下機器でしょう。

東洋電機製の機器を完璧に再現。

わかる人なら床下機器だけを見れば1300系だとわかります。

ナンバーや行き先の違いだけではない、ちゃんとした差異を再現しました!

ボディサイズはすいません。

☆ビフォー
2014111821150000.jpg

☆アフター

2016052619080000.jpg

2016052102170000.jpg

2016070312260000.jpg


神戸線、宝塚線、京都線、それぞれ1本ずつ計3本の阪急の新車を手掛けてきました。

できばえは上々。

これにて完了です!


今度、この3本をひっさげて梅田駅ごっこをします!



FIN.
関連記事

Posted on 2016/07/06 Wed. 17:30 [edit]

category: 阪急電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  鉄コレ  阪急新1000系 
tb: 0   cm: 0

鉄コレ阪急新1000系を大改造13:1300編成ー4  

2016062817100001.jpg

到着した床下機器を取り付けます!

実車は車体サイズの違いなどがありますが、それを省略している今回の改造ではこの床下機器こそが1300系を表現するものです。

抜かりなく取りかかりましょう。

まずは洗浄してプラサフを吹きます。


2016070101530000.jpg

おお~

想定どおりの素晴らしい出来です!

光の抜けを防ぐブラックを裏に一度吹き、その上から本番のグレーを吹きます。


さっそく取り付けましょう。

取り付け方法は、接着剤で貼るだけです。

線路方向の位置合わせはだいたいセンタリングですが、資料を見ながら微調整。

特にM1車はフィルターリアクトルで両サイドが相関関係にあります。


2016063023310000.jpg

たった1つだけ別パーツになっているのはそのフィルターリアクトルです。

雨避けと位置関係を確認しながら進めます。


2016070109200000.jpg

奥行き感のあるリアルな仕上がりになりました!

それ以外は普通に貼り付けるだけで簡単です。

2016070109140000.jpg


これで1300系になりました!

じっくり見ていきましょう。


2016070109170000.jpg

VVVF装置。

メッシュも6面きちんと再現されていていい感じです!

メッシュ部分にはシルバーで色挿ししました。


2016070109180000.jpg

主回路補機です。

雨避けの奥に断流器とフィルターリアクトルがある特殊な配置の主回路補機類。

2016070312480000.jpg


立体的で実感的ないい出来です!


2016070109150000.jpg

SC89にクリソツなSIV。

ヒートシンクのメッシュはわざと奥めに設け、そこにシルバーで色を差し実感的になるようにしました!


2016070109250001.jpg

ブレーキ制御装置コックユニットも1000系同様リアルな出来です!

2016070109270000.jpg

裏から見ればチリコシがバッチリ見えます。

A台車とB台車でちゃんとチリコシの位置を変えています。


2016070109280000.jpg

動力1850号用はトレーラーM1の1800号と違いとても平面的です。

2016070109280002.jpg


でもうまくデフォルメできたと思います。


2016070109300000.jpg

TとTcは1000系とほぼ一緒です。


いいですね!


2016070312100000.jpg

最後に細かいパーツを取り付けて調整。

1000系2本と同様コンソールと仕切りもつけました。

2016070312310000.jpg

ヘッドマークはKATOのクイックヘッドマークと同じように着脱可能!

2パターンの表情を楽しめるようにしました。

2016070312260000.jpg

1300系完成です!

2016070312360000.jpg



次回、1000系・1300系総括として最終回です!
関連記事

Posted on 2016/07/03 Sun. 13:00 [edit]

category: 阪急電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  鉄コレ  阪急新1000系  床下機器  3Dプリント 
tb: 0   cm: 1

鉄コレ阪急新1000系を大改造12:1300編成ー3  

呪いは排除できました!

再度洗浄してクリアーを吹きます!


2016061113310001.jpg

これで依頼の24両すべてクリアーが乗りました!

ピカピカです!


2016061316060000.jpg

ナンバーは正確に位置を決めて貼り付けました。

ナンバーはジオマトリクス製のメタルインレタ。

とっても貼りやすかったです!


★トミックス動力18.9m化?

2016060211330000.jpg


なんとも中途半端な数字ですが、これも京都線の乗り入れ協定だそうです。

たった10cmの差は1/150にすると0.667mmとなります。

フライス盤は1/1000mm単位で攻められますのでこの差を表現するのは楽勝ですが、鉄コレのほうが対応できないので19mで作りました。

まぁKATOの6300系の全長の差に比べたらなんてことはないです笑


2016061316590000.jpg

性能はとてもいいです!

静粛性、低速安定性、メンテナンス性、窓から覗いた室内スッキリ性、すべてにおいて鉄コレ動力やGM動力を上回ります!

ついでにいえば工賃も鉄コレ動力やGM動力を遥かに上回ります笑


★ライト点灯化

目玉の一つ、ライト点灯化です。


まずは車内に電気を引く集電加工をします。


2016063018110000.jpg

台車にはオリジナル集電パーツ。

床板にはGM製集電板。

性能重視ということで室内の表現はありません。

予算があれば3Dプリントで集電対応用室内パーツを作るのもアリですね!

スペーサーをかまして短絡を防ぎ、ウエイトを積み集電性能を上げました。


前面ガラスはもとのパーツを使用します。

1000編成・1001編成に施した塗装をし、美しく光るように下準備をしました。


2016062816530000.jpg

設定は特急河原町行き。

特急ですので急行灯は2灯点灯です。

河原町、懐かしいです。


2016062914560000.jpg

ライトケースは設計に手直しを入れ少し小型化。


2016063015590000.jpg

0.8mm×0.2mmのところに0.07mmのエナメルワイヤーをハンダ付けして組み立てます。

先にライトケースにLEDを取り付けているので、あとから取り付けるやり方で起こりうるワイヤーにダメージが入る危険を回避できます。

その代わり手早くやらないとライトケースに熱が伝わってメチャメチャになってしまいます。

それができれば、ライトユニットはここまで小さくできます。


2016063018460001.jpg

いいですね!

2016063018460000.jpg


テスト点灯もバッチリです!

レンズパーツが分厚いせいでレンズパーツを伝わって光が回ってしまいます。

これは防ぎようがありませんが、肉眼で見るともう少しいい感じに光っています。




次は床下機器です!

到着してますので、次回は床下機器を取り付けて最後の仕上げにかかります!
関連記事

Posted on 2016/06/30 Thu. 19:00 [edit]

category: 阪急電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  鉄コレ  阪急新1000系  ライト点灯化改造  3Dプリント 
tb: 0   cm: 3

プロフィール

ごあいさつ

最新記事

全記事表示リンク

カテゴリ

検索フォーム

今までブログに書いたヤツ一覧

おすそわけコーナー

おすそわけコーナー2

メールフォーム

ブログ村

最新コメント

カウンター

手元

広告

楽天ランキング

RSSリンクの表示

リンク

Powered By FC2ブログ