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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。愛知県大村知事の次は東京都小池知事を是非!

カツミの1/80ホキ2500をホキ9500にして青梅線石灰石列車にしよう6:ウェザリング~石灰石~完成  

ここからは貨車を貨車らしく汚します!


今回のホキ9500は石灰石を積んで走ります。

積み降ろしの際には砂ぼこりが舞い、色んなところまで白くすすけます。

実際の汚れ具合を見て石灰石の粉塵によるすすけ汚れを表現します。


IMG_2058.jpg


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いいですね!


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実車は足回りはかなり白くなってしまっています。

もとからこういう色なのかと思ってしまいます。


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裏側は分かりませんので想像で…。

ホッパーからガラガラガラーっと落とした石灰石の粉塵がつきまくると思います。

また、屋外ということで水の跳ね返りなどもあるでしょう。

それによってダマになった石灰石粉塵があるハズです。

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これは粒を大きく吹くことで再現。

濃い目に溶いた塗料を高圧でムリヤリ大きい粒子にして吹きました。


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ホッパー部(開くところ)にはおそらく雨とかでダラーっと垂れた石灰石粉塵が特徴的な汚れとしてついています。

これは水性アクリル塗料で表現。

IMG_2070.jpg

あまり汚れていないヤツや管理体制を疑われるくらい汚れているヤツをほどよく混ぜました。

ここまでできたら全体にツヤ消しを吹きます。

全体のツヤが整います。

使用したのはスーパースムースクリアーつや消しです。



★合体

IMG_2078.jpg


合体させて汚れの微調整。


★給油

ホッパの蝶番には適宜潤滑油をさします。

かなりたっぷり雑に塗るようで、重力で蝶番の下に垂れた跡がついたりします。

それを再現しました。

IMG_2100.jpg


使用したのはタミヤアクリルのスモークです。

つや消しを吹いた後に塗ったのは、油のテカリを消さないためです。

先に筆でチョイっと塗って少し乾かしたあとに、溶剤でなぞってやるとイイ感じにグラデーションができます。

つや消しを吹いてしまうと毛細管現象で溶剤が広がりすぎるので注意しましょう。

IMG_2110.jpg

油の塗り方もワンパターンでなく色々。

給油直後だったり、だいぶ時間が経っている状態だったり。



★石灰石積載

石灰石を積みましょう。

IMG_2099.jpg

使用するのはモーリンのRストーン石灰石1/80です。

土台無しでの1両の重さは約97g、16両で(製作数は18両ですが、石灰石列車は16両が最大)1.552kg。

そう考えるとなかなか重いですね。

ちなみに空車重量は約38gです。


IMG_2087.jpg

このうち4両には秘密兵器の3Dプリントのナイロン土台を仕込みます。

土台は真っ白なので、透けて見えても大丈夫なように塗装しておきます。


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石灰石を載せます。

最下層はスプレー糊でやってみましたがうまく全面にくっつきませんでした。

しかしコレを繋ぎとして上に撒いてからボンド水で固定すればOKです。

IMG_2092_201907261006215ec.jpg

筆で形を整えます。

1点から降り注ぐ石灰石投下口から積まれたら円錐状に広がるので、自然な形になるようにします。


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できました!

固定は水溶きボンドです。

レイアウトにバラストを固定するときと同じ手法です。

ナイロン土台を使用した場合の重量は52g、45gの節約です。

ハッキリ節約できていることが分かります!



★安い土台

重くなりすぎるのは問題ですし、ナイロン土台は1両分1,000円と高い。

もっと安くできないかと考え、ティッシュを使う案を思いつきました。


IMG_2088.jpg

このように下のほうにティッシュを押し込み、ボンド水を垂らします。

水分を含めば形を作ることができるようになりますので、平らにします。

その上に石灰石を積みました!

見た目は全く分かりませんが、重量は17g減りました。

ナイロン土台に比べてわずかですが、16両にすると272gの軽量化。

フル積載3両分くらい軽くできます。

石灰石のボトルは1つ約190gですから、ボトル1つ分以上節約できます!

IMG_2106.jpg


石灰石を積む作業が何か知りませんがこんなに楽しいというか嬉しいというか、ハッピーな気持ちでやれるとは思いませんでした!

なぜだろうと考えました。

私は電車の写真を撮るときに人が写っていないとヤなのですが、それは電車は乗せるために存在しており、人を乗せているときに「電車」としていちばん輝いているという信条だからです。

貨車でいえば…いや、ホキ9500でいえば石灰石を積んで運んでいるときがいちばん輝いているのです。

いつも空車ばかり作っていた中で、ホッパ車として立派に役目を果たしている姿に仕立てているからハッピーな気持ちなんだと思います。

積む作業も本物と全く一緒でしたし笑

真上からバラバラーっと。

さすがに本物のように4箇所同時は無理ですが笑

IMG_2115.jpg

いいですね!

結構ズッシリしますねぇ。



★牽引力の不安を払拭

石灰石を積んだら結構ズッシリします。

3両(3パターン)積んだ時点で重量を測って16倍し、トミックスのEF64-1000形を使ってその重量を牽引できるかテストしました。

列車重量は想定される最大で1,269g。

約2,000gの列車を空転もすることなく牽引できたので、OKとしました。

転がりがいいように車軸にグリスも差しておきましたので大丈夫でしょう。

長い勾配があったらわかりませんが…

IMG_2124.jpg

走れることも確認したので、完成です!



次回、軽く総括しておすそわけの話をして最終回とします。
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Posted on 2019/09/19 Thu. 00:00 [edit]

category: 貨物

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  カツミ  ホキ2500  ホキ9500  奥多摩工業 
tb: 0   cm: 2

カツミの1/80ホキ2500をホキ9500にして青梅線石灰石列車にしよう3:奥多摩工業社紋プレート、ガンガン叩き  

★新しい社紋プレート


IMG_1702.jpg

注文していた新しい社紋プレートが届きました!

さっそく色を塗りましょう!


IMG_1721.jpg

おお~

イイですね!

大きさ、形はもちろん、ボルトの表現もイイ感じです!

3Dプリント特有のデコボコ表面は、ツヤ消し仕上げになるから気にならなくなるハズです。



★新しい社紋

プレートの大きさを直したので、これに合うように社紋も直さなければなりません。


Irarekatta-S.png

ついにAdobeイラストレーターを購入しました!

まんまるマウスのPowerMAC-G3(MacOS8.6が一番最初!歳がバレる)の頃からぱそこんで音楽と画像いじりをしていた私のなかでは、「音楽ソフトと画像ソフトは相性が悪い」というイメージが先行し、ガッツリ音楽ソフトが入っているウチのぱそこんに画像ソフトを入れるのは気が引けました。

でも、話を聞くとその頃の感覚はひとまず忘れても大丈夫みたいなことを言われたので、思い切って導入しました!

ウチでイラレができる喜び!


イラレは2D-CADのファイル形式dxfをインポートできるので、3D-CADで作った台座のデータをdxfで出して(これも便利な機能)インポートしてサイズを測ります。


Hoki9500-Prate-AI-S.png

こんな感じ。

便利だわ~~~


Hoki9500-Gesyu-S.png

全部同じサイズではなく、微妙に小さかったり菱形の線が細かったりというバリエーションを入れてみました。

効果はあるでしょうか。

そして、またゲシュタルト崩壊してきました!


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初めてウチで作ったデータでのインレタが出来上がってきました!


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台座に貼ったらとてもイイ感じです!

当たり前ですがサイズはピッタリ想定通りです!



★ガンガン叩き

せっかく18両もつくるならいろんな特徴ある号車を入れたいというのは当然です。

ガンガン叩きといって、スムーズに石灰石を落とすために棒で叩くためのプレートを取り付けた号車があります。

コレを再現します。

しかし、ガンガン叩きとはなんというネーミングセンスか。

擬音を入れたネーミングなんて聞いたことないです!


ガンガン叩きは薄く、3Dプリントなんかで別パーツで作るのは無理です。

行き着いた結論はエッチングです。

0.1mmの真鍮板をエッチングで形作り、切り出して貼るという魂胆です。


Plate-Etching-EditAI-GangantatakiDEKITA-S.png

原稿作り。

この頃はまだウチにイラレがなかった。


IMG_0191_20190701213156a66.jpg

版ができました!


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コレを0.1mmの真鍮板に貼ってエッチング。


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できました!

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いいですね!

IMG_1783.jpg


薄さ0.1mmの丸いプレートです!

うまく切り出さないと無駄になります…


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貼ろうとしたところで問題が。

赤い丸で囲ったモールドの位置が実車と違うため貼り付けられません!


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しょうがないのでモールドを削り落としました。

これで所定の位置に貼れます。

削り落としたモールドは、あとで場所を変えてプラ板で復活させます。


IMG_1785_20190701214024321.jpg

プレートを貼る位置に目印兼接着剤逃がし用の穴を開けプレートを貼ります。

実車は蝶番も同じ間隔で均等だから蝶番の真下に貼ればイイはずなのですが、モールドの位置が何故か違うため蝶番合わせはダメです。

慎重に位置を決めてプレートは均等に貼ります。


IMG_1789.jpg

できました!


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さきほど削ったモールドも位置を変えてプラ板でつくりなおしました。

色を塗りましょう。


IMG_1809.jpg

おお~~~

これぞガンガン叩き!(実車見たことない)

これで安心して叩くことができます!

今回の18両のうちガンガン叩きをつけるのは1両だけ。

実車の普及率もそんなに高くなかったようで、今回頂いた資料の青梅線石灰石列車ホキ全98両のうち、ガンガン叩きがついているのは4両だけです。

だから18両に1両だけというのはちょうどよいのです。

多いくらいです!笑



さて次回はちょっとゆったり再塗装のお話です。
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Posted on 2019/07/28 Sun. 23:00 [edit]

category: 貨物

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  カツミ  ホキ2500  ホキ9500  奥多摩工業 
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HOゲージホキ9500のインレタをつくろう3  

インレタが出来上がりました!


IMG_1224.jpg

いいですね~!

自分がデザインしたものがカタチになるのは、いつになっても嬉しいモンです!

この1枚で54/58両。

どんなに頑張っても残り4両を入れることができなかったので2枚に分けることになりました。


クライアントに見せる仕上がり見本として1両だけインレタを貼ってしまいます。

ここで超えるべき壁がひとつあると相談されました。

台座です。

奥多摩工業のロゴと社名はベースプレートに描かれていますが、このパーツもなんとかしないと完璧にならないそうです。

プレートみたいなものは複数の工法が考えられますので、試験も兼ねて色々やってみようと思います。


とりあえずは一番手軽な手持ちのプラ板やプラ棒を使った方法。


IMG_1222.jpg

文字のほうのベースプレートは同じ長さに切るだけなので簡単ですが、マークの入るほうは楕円型なので成形が難しいです。

製図用のテンプレートを使ってある程度切り出してから形を整える方法を取りましたが、やはり手作業で同じ形を作るのは無理があると感じました。

そしてここでまたひとつ壁が…

塗装です。

ボディカラーと全く同じ色のベースプレートですから、製品に使われている色と同じ色を再現もしくはボディごと同じ色に塗ってしまうみたいなことをしないとおかしな感じになってしまいます。

今回はとりあえずテストということで同じ色の再現に挑みました。


IMG_1233.jpg

全く同じ色は無理です!



一応コレで準備は整ったので、いよいよ貼っていきましょう。

選ばれた番号は9522号。


IMG_1225.jpg

扱いやすいようこのように1両分ずつをパッケージングしてあります。

9522のコマだけ切り離して貼り付けます。

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できたてインレタは貼りやすさ抜群!

IMG_1246.jpg

どうせ仕上げるなら…と、「架線注意」のトレジャータウン製インレタも預かっているので貼ってしまいます。

いきなり完成写真いきます!

奥多摩工業ホキ9500!


IMG_1248.jpg

じゃん。


IMG_1249.jpg

おお~!


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いいですね~!

想定通りの素晴らしい出来です!


IMG_1270.jpg

ベースプレートの成形には難あり…

IMG_1263.jpg

IMG_1264.jpg



でも

ベースプレートの問題、塗装の問題が…

インレタの出来はとてもいいです!

ひとまず9522号をクライアントに見せましょう。



実は

青梅の貨物列車を彩っていた会社は奥多摩工業だけではないそうです。

日本石油輸送なる会社も存在していたとの事…


奥多摩工業の54/58両の残り4両を印刷するだけではインレタ台紙のスペースが大量に余ります。

つまり…



続きは次回。
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Posted on 2018/01/26 Fri. 17:00 [edit]

category: 貨物

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