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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。愛知県大村知事の次は東京都小池知事を是非!

京王3000系リニューアル車を改造しながら作ろう2  

エコノミーキットの場合は絶対にコレからやらなければならないというのはないですが、
私の考えでは机上をスッキリさせるために大きなパーツから手をつけます。

すなわちボディです。


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まずは切り出し!

さぁ作るぞ!と意気込んでニッパーを握り、パーツを切り出す…。

この瞬間はいつも噛み締めながら迎えています。

尊いです。


IMG_0224_20191213132454498.jpg

3000系は編成によってクーラー配置だったりパンタ配置だったり妻面の形態が違うみたいです。

クライアントに頂いた資料や説明書をよく確認しましょう。


IMG_0159_20191224032506d69.jpg

ゲート跡が表にこないようにランナーがついています。

だからといって慎重さを欠いては表に影響が出る場合もあります。

京王3000系側面の場合は、5箇所全部危ないです笑

特に肩部のランナーは危ないですねー


IMG_0158_201912240325085cb.jpg

できました!


電車の形になる瞬間は、いつまで経ってもイイもんです。

この喜びを感じられるのはエコノミーキットを組んだ人だけです。

やーいやーい!

高いモノじゃないんだし、一回とりあえずやってみたらいいのです。

やらずに「無理」と決めつけていては人生もつまらなくなります。


エコノミーな人生でいいのかい?


キまったー

キまったわー


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先頭車の組み立ての前に顔をいじります。

ライト点灯化をするので、ライト部分に穴を開けます。

急行灯も光るので全ライト貫通させます。


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この写真を撮った段階で、ディティールアップパーツを使おうと決めました。

ヘッドライトにもディテールアップパーツを使うのでそれに合わせて少し大きめに開けておきます。


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こんな感じ。

これでもう変身した感じがします!

ヘッドライトはタヴァサ民鉄用シールドビーム、急行灯とテールライトにはトレジャータウンの私鉄用標識灯Bという金属パーツを使います。

ディテールアップになりライトレンズも確保できるし、光の通り道が完全遮光されるのでいいコトづくめです。

ただしこれらパーツは高価です。

ヘッドライトだけはボディ塗装後に取り付けます。


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ライトケースが収まるように成形したら、先に遮光として裏側を黒に塗っておきます。

それから箱の形に組みます。


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屋根も一部ライトケースが干渉しますから削っておきます。

薄くなると光が透過しやすくなりますからしっかり遮光します。


この3767編成の先頭車の屋根には分散クーラーが載りますが、ガイドっぽい穴が位置が合わないため穴はなしでクーラーを取り付けたほうがよさそうです。

ちなみに、非冷房で登場した編成が冷房化されるときに載せられた分散クーラーには屋根上に配管が露出しますが、今回の3717編成は新造時からクーラーを載せて作られたため配管は屋根の中に埋まり屋根上はスッキリしています。

これも編成の特徴と言えるでしょう。

3Dプリントを覚悟しましたが助かりました。

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先頭車、カタチになる。


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室内灯は入れませんが、裏側は5両とも一応全体を黒を塗って光が透過しないようにしておきます。

夜景のジオラマとかで電灯の近くを通ったら光が透過してしまいます。

顔は遮光しててボディは光がスケスケだと、とっても変な感じになってしまう可能性があります。

カッコ悪くなる可能性の芽は摘んでおきましょう。


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5両箱ができました!

かっこイイです!



次回はいよいよボディ塗装です!
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Posted on 2020/02/03 Mon. 17:00 [edit]

category: 京王帝都電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  グリーンマックス  京王3000系  リニューアル 
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京王3000系リニューアル車を改造しながら作ろう1  

今回の依頼は京王3000系リニューアル車の製作です!

井の頭線を走っていた電車です。

☆Wikipediaより引用
Keio3000_7colors.jpg


以前無印の京王3000系を改造したことがありました。

今回は、その3000系の前面を作り替えてパノラミックウィンドウになった通称「リニューアル車」を製作します。


IMG_0216_20191213123743d45.jpg

使用するのはこちらのグリーンマックスのエコノミーキット。

IMG_0219_20191213123744341.jpg

色も塗っていないし、そもそもカタチもできていないというのがエコノミーキットと呼ばれます。

エコノミーキットを敬遠していた時期もありましたが、モデルの出来は塗装で決まるというのを実感するようになってからは、むしろ量産品との違いを見せつけられるとしてウェルカムになりました。

こういう思考になることをエコノミークラス症候群と言います。(嘘)

「これがエコノミーキット?!」と言わせたいですねぇ。



★モチーフ

モデル編成は第17編成。

ご存知のとおり3000系は編成ごとに7色の色が振り分けられており、第17編成の色はサーモンピンクです。

青がよかった!(暴論)


ウチに依頼が来るということは「普通」には作りません。

依頼内容をおさらいしましょう。

・普通にプラキット組み立て
・普通に塗装
・すごいシルバー塗装
・すごいライト点灯化(前、尾、標)
・すごくない鉄コレモーター取り付け


です。

エコノミーキットの本気を見せ付けましょう。

エコノミーキットがグレードアップしたら何になる?

さっきの流れで言うとビジネスキット??

語彙力がないからわかんなーい

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Posted on 2020/01/28 Tue. 22:00 [edit]

category: 京王帝都電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  グリーンマックス  京王3000系  リニューアル 
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京王3000系を大修繕!7最終回  

今回はクロスポイントの初期の製品京王3000系のオーバーホール・グレードアップをしました!


NEC_0008.jpg

ボディは一度塗装を全て落としました。


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新しく塗られたシルバーはメッキシルバーNEXTを使ってよりステンレスっぽく。

下地に影響を受けるメッキシルバーとあって、ツルツルでない成型でどこまでメッキシルバーが活かせるか不透明でしたが、なんとかグレードアップできました!


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屋根やクーラー、床下機器も全て塗装を落として塗り直してしまいました。

この辺はサービスにしてしまいました!

スミ入れは効果がありますね!

フラットブラックを使いましたが、色はもっと工夫してもいいかも知れません。

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ないパーツはGMストアで買うか代替え品、それでもどうしようもないものは同じパーツで型を取って複製して凌ぎました。


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ライトも点灯化しました。

ライトの穴が開いていないので開けるところから。

ピッタリのライトナセルパーツがあったので使ってしまいました!

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ライトケースは初めての黒成型で3Dプリント。

光を当てると若干アラが見えますが、ライトケースとしての役割は十分果たします。

光源はいつものように1608チップLED。


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ライトの性能はいつも通り素晴らしいです!


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製作追記として、車番インレタが手に入ったので貼りました。


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やっぱり車番があるとシマりますね!


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トップナンバーっぽい番号が中間車に来るフシギ。


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ライトが点くのに乗務員室、車内がよく見通せるフシギ。


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試運転も快調です!

異音を轟かせながらもよく走ります。


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これにて京王3000系のオーバーホールは完了です!

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★感想

今回はちょっとしたオーバーホールとグレードアップ改造でした!

シルバーの塗装は実はとても奥が深くて、市販完成品ではコストの面でなかなか追求しきれない部分があります。

そういう点ではウチのように1点モノ依頼という形式にはマッチングしていると思います。


依頼の中でごくまれにオーバーホールってのがあります。

すなわち、昔作ったもので失敗したから色を落として塗りなおしてほしい。この模型に思い入れがあるから買い直しはしたくない、とか

この部品が壊れてもうどうしようもないから復元して完全体にしてほしい、とか

自分でやろうと思っていたけどうまくできないので助けてほしい、とか。

そのついでに現代の技術で高水準の塗装やライト装備、動力などの換装を行い、グレードアップも図る

なんてのはウケると思います!

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生まれ変わり、新天地で活躍中の写真をいただきました!

私の100枚の写真よりも訴える1枚の写真だと思います!

嬉しいです!


さて、次はどれに息吹を吹き込もうか。

あれ、?

似たような感じの緑色の電車が来ています!

似たようなオデコライトの暗い色の電車も来ています!



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Posted on 2018/01/31 Wed. 17:00 [edit]

category: 京王帝都電鉄

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tag: Nゲージ  鉄道模型  グリーンマックス  クロスポイント  京王3000系 
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京王3000系を大修繕!6  

今回は3702編成特集です!

やる内容はほぼ第1編成の3701編成と同じですので、おさらいな感じで書いていきます。



違う点は急行灯の有無、ならびに前面のステップの位置です。

模型は第1編成のステップの位置で作られています。

第2編成以降を作りたい場合は気を付けましょう。

今回はリクエストもあったので移設します。

元のモールドを削ってから、同じサイズのエッチングのステップを探して取り付けます。


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こんな感じにまとまりました。


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前面マスクは第2編成(3702)はアイボリーです。

使用したのはグリーンマックスカラー28番です。

京王6000系のボディカラーなどがコレだそうです。



★修繕

第2編成にはパーツの欠損がありました。

同じパーツを手に入れようと頑張ってみましたが、このモデルはクロスポイントとしてだいぶ初期のものらしくパーツは手に入りませんでした。

そこで手持ちの代替パーツを使って欠損パーツを補填します。


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ランボード。

バキバキに折れてしまっているヤツは使わず、編成としての統一感を出すために片開きの2両とも(両開き扉車は別仕様)手持ちの代替パーツをつけました。


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避雷器は既存パーツを「型想い」とポリパテでコピーして補填。


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塗装して取り付けたら全くわからなくなりました!

その他、中間車は全く同じ作業ですので割愛します。



★ライト点灯化

ライトユニットはいつもの1608極小LEDと0.07mm極細配線を使ったもの。


IMG_0955.jpg

第1編成と違い急行灯はつかないためスッキリしています。


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急行灯がつかないとはいえ、見た目の統一感のために開けた穴をそのままにしておくと向こう側が見えてしまい変な感じになる可能性があります。

集電スプリングの台座を兼ねて黒く塗ったプラ棒を直後にかますことで抜けを防ぎます。

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いいですね!


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光漏れもありません!

これでもヘッドライトが点灯しています。

光漏れがないことを確認したら屋根でフタをしましょう。


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屋根周りはランボード周辺以外は3701編成と一緒。

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ヘッドライトパーツをつけて…


★できた


IMG_1047.jpg

第2編成3702編成、完成です!



次回、試運転と総括をして最終回です!
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Posted on 2018/01/24 Wed. 17:00 [edit]

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京王3000系を大修繕!5  

いよいよライト点灯化に向かいます!


Keio3000-TL.png

光源となるLEDを格納するのは3Dプリンターで作られるライトケースです。

こちらの図は京王3000系専用設計のライトケースです。

今回新たな試みとして3Dプリントによるライトユニットを色付きで成型するようにしてみました。

成型色はブラック。

今まで登場した3Dパーツは半透明で光の透過度抜群のため、塗装でなんとか光の回り込みを防いでいました。

しかし塗装は剥がれるリスクもあるし、塗料を塗りにくい形状の場合遮光もうまくいかない可能性があります。

成型色が黒ならそんな心配は全くありませんが、高精細モード出力は色が半透明しかなく黒で出したければ精度レベルをひとつ下げるしかありません。

でも

高精細モードとの差は積層ピッチだけで、2次元の解像度は一緒なんです。

しかもそのピッチだって10倍も差があるわけではありません。

16μmと29μmの差です。

それくらいなら…と、今回試しに作ってみることにしたのです。


Dekono-Headlight-Assorted.png

「試し」という割には結構大量に作ります笑

今回の京王3000系のほかに北越急行、阪急をたくさん!

詳しくは各記事で!


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出来上がりがこちら。

いいじゃないですか!


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実際の配置。

極限まで小さく小さく。


いい写真が取れなかったので割愛しますが、光漏れはかなり抑えられるようになりました!


2017122516450000.jpg

コレに組み込まれるのはいまだに手作りライトユニット。

小型、長寿命、高輝度、常点灯対応の素晴らしいライトユニットです。


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体力と精神力を奪われる作業です!

0.8mm×0.2mmのところに0.07mmの線をハンダ付けします。

IMG_0779.jpg

できました!


IMG_0776.jpg

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テスト点灯はバッチリです!

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顔が別パーツだといくぶん作業が楽です。

IMG_1003-2.jpg


合体しました!



★床板の加工

床板はグリーンマックスのキット末期に多く見られた室内と外側の2枚構成になっている床板です。


2017122214440001.jpg

このままでは集電板が入るスペースがないので、以前の京急600形のときに行ったフライス盤を使った加工をします。


IMG_0663.jpg

コレがフライス盤です。

IMG_0661.jpg

プラスチックを削るにはパワーが有り余りすぎです。

本来は重金属加工用の機械で、アルミでも胴でも鋼でも削るパワーがあります。

刃が痛んでいて仕上がりはちょっとガビガビ。


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ストロークする箇所は穴を貫通させ、上に0.1mmプラ板を貼り隠しました。


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底面側には給電パーツを通す穴を開けます。

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グリーンマックスの集電板を取り付けたら準備万端です。

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底面床板はGMカラー9番国鉄ねずみ色、室内はちょっぴり手抜きでベージュ1色。

この状態まできたらボディと仮合体してテスト点灯です!


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いいですねー!

光漏れもなく、美しくバッチリ光っています!

テストが良好でしたので仕上げに進みます。

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床板側は、加工と塗装をした乗務員室仕切りをつけました。


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車体側は、ヘッドライトパーツとライトレンズをつけました。

見た目が一気に変わった感じがします!

テスト点灯です!

IMG_1031.jpg


いいですね!

急行灯もバッチリ!


IMG_1032.jpg

尾灯もバッチリ!

見た目もバッチリ!

乗務員室の透過度もバッチリ!

オールバッチリ!



次回、3702編成をやっていきましょう。
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Posted on 2018/01/17 Wed. 17:00 [edit]

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