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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。いよいよ本気で税金払いたくなくなってきた。国民を何と思っているのか。

京急2100形・600形最終回、総括  

最終回、総括号です。



★2100形

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2100形はベースはマイクロエース。

シーメンスVVVFで白幕の時代のものでしたが、これを登場時1998年の姿にしてくれという依頼でした。


2016020516170000.jpg
前面は固有番号のスリット。

こちらはグリーンマックス製のインレタを使用。

少々オーバースケールでしたが予算がないので貼りかたを工夫してなんとかしのぎました。


ライトも、急行灯と尾灯の位置を入れ換えました。

これはかなり無理矢理な改造でした。

LEDを交換し、急行灯はちゃんと黄色く光るようになりました。


2016020416080000.jpg

一番大がかりだったのは床下機器全塗装。

もともとは「スカートの色を濃く」という内容だったのですが、元の床下機器の色に合わせて調整したら濃くなりすぎてしまうと判断し、相談の上で床下機器を明るくすることにしました。

(模型の)元の床下機器の色は濃すぎるのです。

今はどうか知りませんが、当時の京急の全検出たての車はライトグレーでした。

パンタもシルバーに塗装して、新車の感じになりました!



★600形

この600形は上の2100形の併結相手としての依頼。

ですので黒幕。

2016021014140000.jpg

併結してしまうため654-1号は表に出ない想定でライト改造はされていません。

654-4号には前灯も尾灯もやりました。

2016021014160001.jpg

「さんえー かいとく かなざわぶんこ」と読みます。

口の端を引っ張って誰かの前で大きな声で言ってみましょう。

当然のことながらしっかり前を照らす前灯になりましたが、使われる機会が少ないのが残念!

654-4号は設定の下り運転の際には最後尾となるのです。

前灯はマイクロエースのものに一任されます。


それなのに動力性能は2100形は低く、この654編成に組み込んだ改造トミックス動力がぐんぐん押すというかたち。

全然走らないくせにおいしいところは持っていきます。

だんだん腹が立ってきました!


2016021014130000.jpg


654編成の改造は以前も行った651編成と内容はほとんど同じなので真新しさはないですが、ひとつだけ屋根の塗装は新しい試みがありました。


2016020915000000.jpg

ブツブツの表現です!

ただツヤ消しにするのではなく、ザラザラにして本物の滑り止め加工のようにしました。



★さようなら

試運転は良好。

2016021014310000.jpg

1998年の2100形デビュー時の姿を再現した2本は、営業運転開始日にその3A列車を乗りに行ったというクライアントのもとに去ってゆきました。

歌う電車としてデビューした2100形は機器が日本製のものに更新されもう歌わなくなりましたが、この列車を走らせるときは脳内で音を再生しましょう。


そして代わりに私が歌いましょう。

いまは、もう、歌わない~あのモーーーターーー。(大きな古時計のメロディーで)





ご清聴ありがとうございました。



京急2100形・600形の1998年仕様化改造
おわり
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Posted on 2016/03/25 Fri. 17:00 [edit]

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tag: Nゲージ  鉄道模型  グリーンマックス  京急600形  京急2100形 
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マイクロエース京急2100形を登場時仕様にしよう5:最終回  

最終回です!

細かい仕上げをします。


2016020516510000.jpg

側面方向幕はすべて黒幕に貼りかえ。


2016020518590000.jpg

最後にパンタを取り付けますが、こちらパンタにも塗装をしてやりました。

ガイアのマルチプライマーを吹いたあと、メッキシルバーnextを塗りました。

クライアントが2100形が初めて走った日に乗りに行った思い出の編成の再現ということで、つまりは新車でピカピカということ。

メッキシルバーという概念はパンタには合わない気がしますが、1/150の見栄えという意味ではメッキシルバーが最適と思っていますので。


2016020521550000.jpg

どうです、ピカピカの新車って感じでしょう。


2016020418450000.jpg

2100形専用のコンソールパーツを取り付けてくれと依頼されましたので組み込み。

こちらは3Dプリントによるパーツですが、作ったのは私ではなくこちらは市販品。

最近ウチで仕上げる模型にコンソールの表現をしているのが中毒になってしまったのでしょうか、私自身もないと落ち着きませんしクライアントもきっとそうなのでしょう。


2016021020370000.jpg

セミグロスブラックで塗り取り付けました。

いいですね!

すでに写ってしまっていますが、京浜急行100周年のステッカーも貼られました。

これで完成です!


2016021114540000.jpg

一時期話題をかっさらったドレミファインバータを搭載して万を辞して登場した2100形です。

いまは機器の更新がされてしまいドレミファもなければスリットナンバーも全部「2100」になっています。

しかし脚光を浴びたあの日の姿はここに蘇りました!

マイクロエース製ということで品質はわかりませんが、私の手が入ったことでいくらかアップグレードできたと思います!



これにて2100形は終了です!

次は、この2100形と組んで12両編成を再現する「在りし日の600形」654編成に取り掛かります!



ファーソラシ♭ドレミ♭ファソ~
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Posted on 2016/02/28 Sun. 15:00 [edit]

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マイクロエース京急2100形を登場時仕様にしよう4  

今回はライトの改造です。


実は地味に大変なライト改造。

すみ車製の超小型にはせずにできるだけ既存の機構を使って改造をしていきます。

改造内容は、尾灯と急行灯の位置の入れ替え。

2100形は登場時は2016年現在の600形と同じ配置(外尾灯、内急行灯)になっていたそうです。

このマイクロエース製元2109編成のモデルは現在の配置(外急行灯、内尾灯)ですので、これを入れ替えます。


2016012718280000.jpg

まずは構造を把握します。

なるほど、1つの基盤に前灯、尾灯、急行灯、方向幕用光源の4つのLEDがついているのですね。

急行灯と尾灯は基盤の下面にLEDが並んで配置され、それぞれプリズムによってライトの位置に導光してるんですね。

整流された状態で下面に電気がきています。

一番手っ取り早いのはこの2つのLEDを外してケーブルで左右を入れ替えること!

これだけでまずは急行灯と尾灯の位置が入れ替わります。

2016013022490000.jpg

2016013022490001.jpg


問題はスペーシングです。

プリズムの幅の関係で、このままでは急行灯が内側てでかく尾灯が外側小さい。


2016012718300000.jpg

この問題はプリズムの加工で解決させます。

プリズムの先端だけをカットして入れ替えることで解決させましょう。

元急行灯用のプリズムは先端だけ細く削られていますが、実は尾灯の幅と同じ幅でギリギリまで導光されています。

削られたとこはメッキをされて光が出ないようになっていますが削って尾灯の幅の光が出るようにしました。

これで外側を幅広にすることができました。


逆に内側は外側の最初の状態のように幅を詰めて細くします。

ボディ側の仕切りも切り取ってずらして設置。

※写真は撮りましたが細かすぎてわかりにくいのでボツ

これでスペーシングもバッチリです!

☆急行灯ビフォーアフター
2016013112080000.jpg

☆尾灯ビフォーアフター
2016013112090000.jpg

いいですね!


いや~

この加工は説明は難しいです。




デコ部分のパーツはあまりいじりませんでしたが、光かたがキレイになるように表に出る面意外は遮光性のあるブラック、表に出る面はホワイトを塗りました。

ホワイトに塗れば、光の村を抑えることができます!


方向幕は設定の「3A快特三崎口」です。

黒幕は初期の600形用の裏から貼るタイプを使います。


2016020511120001.jpg

ペラペラの透明フィルムに一度貼ってからフィルムごと貼るようにすれば位置決めがしやすいです。

なにしろ文字の面に糊がついてますので。


2016020510470000.jpg

改造をしていて見つける不具合もあります。

マイクロエースはその頻度が高い気がします。

この写真はフロントガラスの裏からの印刷。

見事に剥がれています。


2016020513280000.jpg

こちらはパッと見は何もない気がしますが、左右のバランスを見比べてください。

ヘッドライトの位置を見ればわかりやすいですが、右肩上がりなのがわかりますね。

裏からの印刷のミスは筆でセミグロスブラックを塗って補修。

ヘッドライトの位置の修正は印刷を一部削ってから同じくセミグロスブラックで補修。

これでフロントマスクが完璧になりました。


2016020516170000.jpg

いいですね!

幕の光もマイルドになり、自然です!

急行灯の色もしっかり黄色です!

ヘッドライトの大きさが違うので修正が必要です。

幕も、これGMのだから微妙に大きさが合わないですね。



次回、細かい仕上げと修正をして完成させ、総括して最終回です!
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Posted on 2016/02/26 Fri. 19:30 [edit]

category: 京浜急行電鉄

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マイクロエース京急2100形を登場時仕様にしよう3  

64ビット版OSで書く初めての記事!





続いて床下機器の塗装です。

登場時…ということで最初の依頼内容は「スカートを濃いグレーに」でした。

しかしスカートの色=正しい色なので、正しくない床下機器の色をライトグレーに塗り直す方法を取りました。

こちらのほうが大がかりになるのですがリアリティーは間違いなく上です。


2016020308060000.jpg

準備が大変です。

床下機器の色は台車の色でもあるわけですから、当然台車も塗装。

台車を塗装となると集電パーツやなんかも取り外しですから床板部品はほぼ最小単位までバラバラにする必要がありました。


2016020413550000.jpg

使用した色はMr.カラー338番ライトグレーFS36495。

ライトグレーにほんの少しブルーが混じっております。

全カラー試したわけではありませんが、京急の全般検査出たての床下色はかなり近いと思います。

一応マルチプライマーを吹き付けましたが、このマイクロエースの台車は軟質プラではない気がします。

2016021101390000.jpg

いい色ですね!


2016020415230000.jpg


2016021101390001.jpg

いいですね!

中間車はこれで完成です!

2016020416080000.jpg


この2100形の場合は台車を塗装したからと言って走行性能に影響はありませんが、特筆すべきは機能性パーツであるカプラーにも色が乗せられたということ。

2016021020340000.jpg


京急の床下機器に合うTNカプラーやKATOカプラーは存在しないのです。

見栄えを追求したらすべて今回のライトグレーに塗るべきですが、カプラーは基本的に軟質プラで色が乗りにくいです。

ガイアノーツマルチプライマーを吹いたことでいくらか耐えられるようにはなりましたが、何度も解結していたらそのうち下のグレーが出てくるでしょうね…

そうなりにくいように摩擦部に軽くグリスを塗りました。

連結しやすさを取り戻し、且つ塗装の寿命アップです!


次回はライト周りを加工します。
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Posted on 2016/02/24 Wed. 17:00 [edit]

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マイクロエース京急2100形を登場時仕様にしよう2  

作業工程の確認です。

2100形登場時仕様のモデル編成にするには、

・車号変更[2109編成→2101編成]
・前面ワイパーカバーのスリット数字の変更[2100→2101、2108]
・急行灯とテールライトの位置の入れ替え
・方向幕を白幕から黒幕に交換
・スカートを少し濃いグレーに


です。


エアブラシ塗装も入りますので、まずはバラバラにしました。


2016013113210000.jpg

バラバラにする際にはちゃんと車号と向きがわかるようにしておきましょう。

この黒いポッチが向きの指定になります。

隠れて見えなくなる場所を選びましょう。


ちなみに車号は変更後を使用します。



ではまずは車号の変更です。

車号は印刷のため、消すにはサンディングで削り取るしかありません。

このボディの赤はどうやら成形色のようなので下地が露出する心配はなさそうですが、削る深さは最小限にしたいところ。


2016012717540000.jpg

水研ぎをしています。

2016012717550000.jpg

消えました!


2016012717320000.jpg

ワイパーカバーは塗装ですから、削り過ぎたら下地が露出します。

この姿は見納めです。


2016012717490000.jpg

水研ぎをしています。

2016012717430000.jpg

ああっ

露出しちまった。

こういうふうになったら、同じ色を上から吹くことで対処します。

この色はGMカラー21番アイボリーが全く同じでした!


2016013122110001.jpg

塗装をしたところです。

いいですね!


2016013122120000.jpg

スリット表現はこちらのGMのインレタを使用します。

しかし…


2016013123390000.jpg

横にでかすぎる…

写真を見ても、全体的にもう少しスリムな印象です。
1の位の「1」が離れすぎ!

予算があればインレタを作ってもいいのですが、ないのでこのインレタで頑張ります。


2016013123430000.jpg

1文字ずつ位置をずらして貼ることで全体的にスリムにすることができました!

うまく貼れず欠けてしまった「2」の一部は筆で描きました。


2016020100070000.jpg

2016020100130000.jpg

いいですね!


2016020121310000.jpg

側面も同じインレタを使用。

こちらは普通に貼っていくだけ!

これでこの編成は2101編成になりました!


残るはサンディングのキズの処理です。

これは1500番でサンディングしましたが、1500番ならクリアーを吹くことでキズを埋めることができます。

自動車の補修用品でペンでキズをなぞればキズが消えるというのがありますが、それと同じ理屈です。

ただしコレは1/150の模型。

クリアーの乗せかたも工夫しないと周りとツヤの感じが変わってしまいダメ。

ボディ全体のクリアー塗装もひとつの手ですが、屋根のマスキングがあったり側面窓ガラスが取り外し不能などと壁が立ちはだかったので今回は部分塗装。

いつもより余計にうすめたスーパークリヤー半光沢を吹き付けます。

エアブラシで且つダブルアクションタイプでないとこの塗装はできません。

指先の微妙なさじ加減で周囲とのツヤの出方を揃えます。


2016020121330000.jpg

いいですね!

ほぼ完璧です!


先にインレタを貼ってしまえばこれでコーティングにもなります。



次回はライトに手を入れましょう。
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Posted on 2016/02/14 Sun. 21:00 [edit]

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