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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。明日やろうは馬鹿野郎。

Nゲージユーロライナー編成にDCCサウンドを!3/4 スハフ  

続きましてスハフの加工です。

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スハフのほうはスロフのような展望席はなく、カラーリング以外の見た目は普通の座席車です。

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ベースはKATOのもので、トレインマーク変換装置が付いているのがミソです。


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この黒いところを精密ドライバーとかで回せばスライドしてトレインマークが変わるというもの。

この素敵機能を失うことなくDCC化&白色照光化しましょう。

電球色から蛍光灯に近い白色への交換は、かなり効果が期待できます!


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中はこんな感じ。

この銀色のライトケースが、往年のKATOっぽい感じがします。

ライトの基盤も思いっきり出てますね。

これのために削除された座席もありそうです。(真横からの写真は忘れた)

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トレインマーク変換装置の全容。

トレインマークが並んでいるところと回すところがラックとピニオンになっています。

単純ではありますが、よく作ったなーという感じです!


スハフはほぼこの配置のままDCC化しましょう。


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光源はスロフのときと同じ3216チップLEDです。

表面実装の部品だけで組めば、この電球のスペースに結構収めることができます。


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できました!

今回も基盤に直接ハンダ付けです。

足が長いのは、集電板の動きを邪魔しないようにかなり奥で集電板に接触させるためです。

集電板の動きを邪魔したら、車体が常に傾いているとかそんな状態になってしまいます。

それはダサいのです。


Euroliner2 (4)

いいですね!

ただ!

やはり光が漏れている箇所があるので、できるだけ塞いであげましょう。


Euroliner2 (3)

なぜか開いてる側面に遮光塗装をしたプラ板を貼り付けます。

Euroliner2 (5)

TM変換装置が露出するところは無理です。

動かなくなってしまいます。

完全ではありませんがこれでかなり改善されます!


Euroliner2 (6)

いいですね!

☆ビフォー
Euroliner1 (10)

☆アフター
Euroliner2 (7)

カッコいいです!

白く飛んでしまっていますが、肉眼で見るとイイ感じなのです!

Euroliner2 (8)

デコーダーには前回のようにフタをして目立たなくさせます。

Euroliner2 (9)

外からの見た目はこんな感じ。

ギリギリ窓の下に収まりました!



次はいよいよ機関車です!
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Posted on 2023/10/14 Sat. 17:00 [edit]

category: JR・日本国有鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  ユーロライナー  DCC 
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【1/80建物】梅桜堂の上神梅駅をつくろう  

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今回の依頼は梅桜堂(ばいおうどう)の駅ストラクチャーの製作です!

梅桜堂さまは、ペーパーをレーザーカットした部品を使ったストラクチャー製品を展開されており、中には現実に存在する建物もラインナップされています。

今回の上神梅(かみかんばい)駅もわたらせ渓谷鉄道に実在するもので、ちゃんと製品化許諾も取られています。

梅桜堂のものは初めてですので慎重にやっていきましょう。


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いやー

カラフルな紙たち。

何度も見た光景です!

部品の紙は一枚一枚保護ペーパー(白いやつ)で挟まれており、部品の収納は気を使われています。

切り口はとてもシャープ!

さすがレーザーです!

ただ!

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切断面の近くにはレーザーで焦げた跡ができてしまっています。


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多くの壁パーツは表面裏面が一体になっていて、地面の部分で折り返すだけで両面とも仕上がるという面白い構造です。

さっそく作っていきましょう。



★いきなり梅桜堂の想定外


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汚し塗装をしたいので、濃いめのサーフェーサーを吹いて目止めをしました。

こうすればシャバシャバに埋めた塗料でも紙に染み込むことはなくなります。

んが、当たり前ですがせっかくの紙の色は全て無に還ります。

紙感は消えます。

こういう場合に使用するときのみ缶スプレーのサーフェ-サーです。

濃い~のが出てくれますので。


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壁パーツ。

こちらはMr.カラーの310番FS30219とマホガニー、ダークグレーの3色で塗りました。

ちょっと勘違いしていたせいもあってここで汚し塗装をしてしまいました。

だいぶ元の色から濃くなりましたが、モデルになってる駅もこんな感じです。


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切り離したら谷折りにして貼り合わせます。

部分的に色が乗っている部分は奥まったほうのサッシになります。


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こんな感じ!


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他の壁も同様に仕上げます。


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変わってこちらは床と屋根のパーツです。

高級感がある紙ですが、ツルツルしててコンクリートっぽくないので加工します。


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同じようにサーフェ-サーで下地を作ってから…


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いろいろやってこのようになります。

塗装の工程によって床に刻まれた溝が強調されています。


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床に壁を差し込むように建設していきます。

パーツ同士の合いはとてもイイです。

ちょっとおもしろいのは、こちらの入口ドアは開閉可能ということです。


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このように好きに設定できます!

建て付けは超悪いです!


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カタチになってきました!


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上の写真の床に開いた穴には改札のラッチが取り付けられます。

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人間用の改札の他に、荷物用と思われる箇所もあります。


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ヒサシの骨組み。

なんとこちらも紙で、壁と同じように折って貼り合せて使うのです。


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ここまでできたら屋根のベース部材をあてがって角度が正しくついていてちゃんと壁と屋根が密着するか確認しておきましょう。


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屋根です。

こちらも紙感がすごく出ています。


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こちらは棟です。(上の写真の下についてる部材を組み立てたもの)

棟とは、屋根のてっぺんのところの部材です。

こちらも紙を折り返して貼り合わせ、さらに上に1本棒を乗せて仕上げるというものですが、紙感が出ているのと貼り合わせた線が思いっきり出ているのでパテで埋めて完全に1本の棒のようにします。

埋まったところの写真は忘れた。

これを屋根に取り付けてから塗装します。


屋根色の注文は『暗ったいグリーン』ということで、そのようにします。

ルマングリーンとダークグレーで調色。

目止めをしたあとに作ったダークグリーンを塗ります。


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暗ったいグリーンになりました!


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汚しをして完了です!

廃屋みたいになっちゃいました!


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こちらは内装用の部品です。

机と椅子。

こういうのの組み立てが結構苦行だったりする…。


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椅子は、そのままだと穴が丸見えで変です。

覗き込んだ時でもバレるくらい目立ちます。

これはさすがに処理してあげましょう。


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パテで埋めてやります。


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サーフェーサーでパテと紙の境界線をなくします!

これでパテがないところだけ塗料が染み込むといった現象が緩和されます。


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できました!

凸凹が残っていますが、覗いたくらいではわからない程度なのでOK。


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机はこんな感じです。


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配置はこのようにしました。

あとから人形を設置するにしても問題ない感じで。

まぁ、なんなら取ろうと思えば取れますので。

接着はゴム系をごく少量です。


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こんなパーツがついています。

こちらは3Dプリンターで作られた煙突です。

光硬化レジンかと思われますので下処理をして取り付けましょう。


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いいですね!

これを出力した3Dプリンターはなんていうやつだろう。

Rのついた箇所がとてもキレイに出力されています!

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これでストーブが焚けるようになりました!


最後に全体のバランスをみて調整したら


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上神梅駅完成です!


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いやー

そのまま組み立てたらあまりにも紙っぽい感じだったので、本物の上神梅駅を見ながらそれっぽく塗りなおしたんですけど、なかなかどうして廃墟寸前というか秘境駅感がすごく出てしまいました!

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今回製作したこの駅舎が置かれるのはレイアウトの全然ローカルでも秘境でもない感じのロケーション。

ちょっとだけ不釣り合いですが、遺産として認定されている駅舎ということでひとつ。

公開はできないとのことで置いたところの写真はナシです!

許してね。
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Posted on 2023/10/08 Sun. 20:00 [edit]

category: ストラクチャー

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  ストラクチャー  梅桜堂  上神梅駅 
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Nゲージユーロライナー編成にDCCサウンドを!2/4:スロフ  

まずはスロフ、展望車から手を付けていきましょう。


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スロフはトミックス製。

分解してみると、私のトミックスのイメージである『2つのウエイトで給電』ではなく、台車の給電バネが当たるところから光源を保持してるLEDまでが完全に一体の基盤になっていました。

もしLEDが切れたらこの基盤ごと交換となります。

スロフの展望席の見栄えを考えた策でしょうか。


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こちらの光源が黄緑色の光を発しています。

この黄緑色の光から導光プリズムを経てテールライトが光る仕組みで、赤い色はプリズムの赤い成形色で作り出しています。

この黄緑色LEDは丸ごと交換しましょう。


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できました!

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輝度も同時に大幅上昇。

でも副作用として…


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このように光が漏れてしまいます!

コレは想定内です。

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遮光塗装をして対処します。


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いいですね!


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塗装といえば、プリズムもさらにクリアーレッドで塗装をしました。

成形色であったクリアーレッドは薄すぎて点灯時にピンク色になってしまうのです。

成形色で濃いクリアーレッドにしてしまったら光が通りにくくなってしまうためこのようあ成形色なんだと思います。

レンズ部分をクリアーレッドを塗るだけでも滅灯時の見栄えも向上します!

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テスト点灯。

周りが明るいのでわかりにくいです!

リザルトは試運転動画か何かで…


もう一つ懸念は、この光を当てるTMの場所が展望席のクリアーパーツと一体ということ。

私の想定ではTMのところからクリアーパーツ全体に光が回って全体的に光る…です。

どうでしょうか。


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いやー

コレはかなり派手ですね。

一面まるまるクリアーパーツですので、光が回ってこんな幻想的になってしまっています。

必ずクリアーパーツに光が通る構造なので完全にコレをなくすのは無理ですが、なんとか頑張ってみましょう。


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まずは周りからの光の侵入を防ぐために遮光塗装です。


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ここまで塗ってもこの角度だとわからないのでOKです。




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クリアーパーツ側から遮光壁を生やします。

こうすればこの壁の内側からのみ光が当たることになり、あそこまで広範囲が光ることはなくなります。

結果はのちほど…



★デコーダー

今度はこの光を制御するデコーダーです。

DCCフレンドリーの基盤とはいえ、相手はDCCに全くフレンドリーでないトミックスの製品でNゲージです。

スペースにはそんなに余裕はありません。


特急型は車掌室やトイレのスペースが外からあまり見えにくいので、そこに置くことにしました。

妻面貫通ドアの窓からは見えますが、編成にしたら見えなくなるので大丈夫とのことです。


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もとの基盤も生かしつつ配線をしていきます。

抵抗はより安全率を取ったものに交換することにしました。

発熱してもいいように、床下機器パーツの空洞にうまく入ってどこにも接触しないようにしました。

この空洞はディーゼル発電機のモールドの内側です。

熱を持ったら持ったでリアルですが、それは危ないのでダメです笑

写真でも動画でも伝わらないし笑


室内パーツはちょうどハンダを避けるように穴が開いているので、ここからもとの基盤にアクセスするようにしましょう。

車掌室(もしかしたら違うかも)に置かれるデコーダーまでケーブルを引きます。

ケーブルはかなり安全率を取って選定しています。


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デコーダーに直接ハンダ付け!

そしてこのように車掌室(もしかしたら違うかも)スペースに、左右を完全に渡るように配置。


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テストは良好!

心配していた発熱もほとんどありませんでした。


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黒いケーブルが丸見えなので、塗装したプラ板でフタをしました。

これで全然目立たなくなります。


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側面からの見た目はこんな感じ。

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いいですね!


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距離の近い連結面側からの見栄えはこんな感じ。

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よく覗き込めば見えます。


Euroliner2 (1)

そして展望席側からの見た目はこんな感じ!

なにか存在しているのはわかりますが、何なのかはわかりません。

いいですね!

テスト点灯!


Euroliner2 (2)

いいですねーーー!

超カッコいいです!

これで実車同様の蛍光灯照光っぽくなりました!

やはりクリアパーツを伝っていくらか光が漏れていますね。

手を加えて弱くはなったのですが、カメラの性能がいいのかどうも明るく写りすぎてしまって変化がわかりにくかったので写真はナシ。

一番最後の回に動画でお伝えできればなと思います。



次回はスハフにデコーダーを仕込みましょう。
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Posted on 2023/10/03 Tue. 17:00 [edit]

category: JR・日本国有鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  ユーロライナー  DCC 
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Nゲージユーロライナー編成にDCCサウンドを!1/4  

今回の依頼は初のジョイフルトレイン、ユーロライナーのDCC化改造です!


Euroliner1 (1)

どこかの工房さまにより色が塗り直されたものだそうで、私のユーロライナーのイメージの白ではなく少し青い塗色になっています。

私は実車は見たことがなく『トミックスの』ユーロライナーしか知らないのですが、本来はユーロライナーはこの少し青い色が正解なのだそうです。

そうか…模型というのは、ある意味では歴史を伝承する役割も持っていて、色を間違えたら間違えたまま歴史に刻まれることになってしまうかも知れないのだな。

気を付けます。


それと、この収納も秀逸です!

このスペースに18両収納され、クライアント様も『収納鉄』と名乗っておられます。

そんなジャンルあったのか!

私はそろそろ鉄オタを名乗るのやめようと思います。

青いのは俺でした。


今回加工するのは3両だけで、機関車と客車の両端です。

客車にはファンクションデコーダー、そして機関車にはサウンドデコーダーとスピーカーを取り付けてくれという依頼。

今までつけたサウンドDCCはHOゲージでしたからスペース的な余裕もありましたが、今回はNゲージの機関車です。

後述のLok sound 5 Micro(ESU)が登場したことでNゲージでも実現可能な感じはしてきている昨今ですが、それでも大幅なダイキャストの加工は必要かと思います。

ダイキャストの加工です。

大工事です。

加工前に色々見ておきましょう。


Euroliner1 (7)

機関車。

超有名なEF64のユーロライナー色66号機です!

こちらはKATO製品となっています。

DCC化の想定はされていません。

デコーダーを組み込むにはなかなかの創意工夫が必要になります。

KATO製品ということで、ASSYが手軽に手に入りやすいというのは加工を行う者としては助かります。


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客車です。

ユーロライナーといえば!の展望車スロフです。

足元までガラスになっていて、眺望は良さそうです。


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トレインマークも尾灯も光ります。

んが、光の色がなんだか緑色です!

実車は白色照光なので、ここも直してあげましょう。

このLEDがDCCでの制御対象となります。


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EUROLINERロゴ。

なんでヨーロッパなんだろうと思っていましたが、単純にコンセプトが欧州風ということのようです。


Euroliner1 (4)

ちなみに逆サイドはこんな感じ。

こっちが本来車端部なのですが、この車掌設備は残して反対側のなんにもない妻面に展望設備をつけたとのこと。


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もう1両は『普通の』最後尾となるスハフです。

こちらはKATOのものがベースとなっていて、トレインマーク変換装置が組み込まれています。


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光源は電球です。

今はLEDが当たり前、白色照光も当たり前とあって、この電球照光を見たときは少し懐かしい気分になりました。

『あぁ、そうだったな~』って。

どうせ回路をいじくるわけだし、ここも白色LEDに取り換えて実車同様の白色照光にしてあげましょう。



★使用パーツ


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新しく使用するデコーダー、Lok sound 5 Microです。

同じシリーズの普通のデコーダーより二回りくらい小さいです。

クマタ貿易さんの手により既にEF64の音は書き込まれています。

アタッチメントはいわゆる8PINのオスになっていますが、これのメスを搭載してなんてスペースはないので、カバーを剥いて基盤側にケーブルを直接取り付けるしかなさそうです。

黒い部分がスピーカー。

だいぶ小さいですねー!

うまいこと場所を選定しないとうまく響かないかも。


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こちらが客車に搭載されるデコーダーFL12です。

小さくてイイ感じです。

これでヘッドライトとテールライトの制御ができます。

KATOで展開されているDCCフレンドリーという機構に合致しているデコーダーで、対象車両では決まった場所に差し込むことでワンタッチでDCC化ができるというものです。

今回は非対応のもの、もう片方はそもそもKATOですらないので、ガッツリ改造が必要となります。



抜かりなく取り掛かりましょう。
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Posted on 2023/09/28 Thu. 17:00 [edit]

category: JR・日本国有鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  ユーロライナー  DCC 
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カツミHOゲージ京王1000系(2代目)を製作5:先頭車組み立て  

続きまして先頭車を組んでいきましょう。


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途中までは中間車と同じ…


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お顔付近で新しいエッセンスが加わります。(あたりまえ)

こちらは乗務員室仕切りを取り付けるためのパーツですが、こちらは室内灯ホルダーと違ってちゃんと位置決めしなきゃいけないわりには目印などはありません。


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こういうときはキット付属の実寸図面が役に立ちます。

製図用のディバイダを図面に当てて距離を取り、


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その距離を保ったままトースカンのようにケガキ線を入れます。

これで目印の線が書けました。

この線を目印に乗務員室仕切りのためのパーツを取り付けます。


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こんな感じ!



★オリジナルパーツA


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お顔。

ついにきました。

ただし!

取り付ける前にやることがあります。

行き先点灯化パーツのための採寸です!


1keio1000sentou (1)

ボディに取り付けてしまったら、こんな角度でノギスを突っ込むことはできません。


Keio1000-Houkoumaku.png

採寸結果を元に作図します。

仕様としては、3216チップLEDひとつで幕全体を照らします。

距離と角度を計算してCADに落とし込みます。

3Dプリンタは、この辺の寸法を完璧に攻められるのでイイです。

半透明という特性を生かしてこのパーツそのものがスクリーンみたいな役割を果たすので、ムラなく均一に光るようになります。

更なる要素として、乗務員室天井灯も仕込むことができます。


Keio1000-Houkoumaku2.png

できました!

Keio1000-Houkoumaku3.png

これひとつで色んな役割を果たすようになります。

ちょっと飛び出てるランナーみたいなところは、ケーブルを引っ掛けるのに使います。

さっそく注文しましょう。

【少しあく】


1Sentoukumitate (1)

出来上がりました!

いいですね!

スクリーンになる面はしっかり積層跡が出てしまっています。

これはサンディングで均せば大丈夫です。


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仮組み。

いいですね!

1Sentoukumitate (6)

想定通りのほぼ完璧な出来です!


1Sentoukumitate (4)

実際には塗装が終わってから取り付けます。

顔が取り付けられた状態で無理なく取り付けが(外すのも)できるという点も大事です。

合格です!


では顔パーツに手をかけていきます。


ボディに取り付ける前に、湯口の処理やのちのちのパーツの仮組みをしておきましょう。


手すり用の穴もさらっておきます。

穴は開いてはいるのですが、念のため。


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穴あけミスも見つかったりします。(右の一番下)

これはなんとか頑張って隣に正しい穴を開けました。


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運転台パーツの取り付け台座も顔パーツにハンダ付けです。

ガイド通りに取り付けて大丈夫ということを確認しておきます。


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前面ガラス。

バリや変形などで入らなくなっていないか確認。

さらに、ピラーに塗膜が乗っても大丈夫なように少しだけ窓の縁を削っておきます。

運転席付近の仮組みをして最終確認です。


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大丈夫です!

最後に貫通ドアのスジ掘りもしておきましょう。

ここまできたらいよいよボディと合体です!


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いいですね!

すっかり電車です!(あたりまえ)


1Sentoukumitate (2)

こうして塗装なしで見ると、パッと見で近鉄の7000系にもなんとなく見えますねぇ。

大阪メトロ中央線によく現れる、『ビッ!!!』という車みたいな警笛を放つアレです。


アングルを取り付けたら組み立ては完了です!


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次は下地仕上げです。
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Posted on 2023/09/24 Sun. 12:00 [edit]

category: 京王帝都電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  カツミ  京王1000系  井の頭線 
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