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すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造、オーバーホールの代行の記録。たまにプラモデル、稀にどこか行きます。栄光に向かって走るあの列車に乗って行こう。

8642編成床下機器分売  

先日製作した8642編成床下機器をおすそわけいたします。

いつもは自分でモデルを完成させてから…としていたのですが、床下機器はもう出来上がっているし、来月DMMが値上げということもあるので早めに公開です。


bumbai8642.jpg

コレを買うような方には8642編成とはなんぞや…という説明は不要かと思います。

☆クリックで別タブで拡大可
8642setumeis


他の6両と違う中間のVVVFユニットの4両+編成で使用するコンプレッサーのみのセットです。

他の6両はグリーンマックス製等をご使用ください。



★購入方法

こちらからどうぞ。(DMMへ)



★使用方法

IMG_1071_202206161509447ee.jpg

まずこの状態で届きますので、必要とあらば洗浄してプライマーを塗りましょう。

塗らないと塗装が乗りません。

プライマー入りサーフェーサーがオススメです。

エアブラシがある方だけになってしまいますが、ガイアノーツのマルチプライマーが最強です。

私は、マルチプライマーの上にプライマー入りサーフェーサーという布陣です。

コレで塗装が剥がれたことはありません。

塗装や組み立ての順序はおまかせです。

IMG_1077_20220616150945943.jpg

ブログ的な意味合いもあり私は先に全体にサーフェイサーまで塗ってしまっています。

この状態でしばらく鑑賞もします。

IMG_1166_202206161524014f8.jpg

号車ごとに分割しての塗装がしやすくしております。

立体的で奥行きのあるコンプレッサーは、塗装がしやすいように上(床板への接着面)にも穴を開けてあるのでご活用ください。

IMG_1176.jpg

塗装できたら、上の図で色がついている機器は移動させて取り付けます。


IMG_1190.jpg

車体裾と機器ベースをツライチになるように高さを調整して取り付けます。

特にGM床板は床下機器用の窪みは完全に埋めないとダメです。

私が使用するのはエバーグリーンのプラ棒です。

個体差もあるようなので各位調整してください。

尚、接着はゴム系がイイ感じです。

プラ用ではつきません。


奥行きパーツについて8799号はこんな感じ。


IMG_1193_202206161539018bc.jpg

0802号と0818号はこんな感じ。


IMG_1197.jpg

イイわぁ~


IMG_1196.jpg

動力車はGMのコアレス、昔の黒いやつ(当たり前)、鉄コレ動力に取り付け可能です。

必要ならプラ板などで位置調整してください。


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GMの2モーター動力は、ダイキャストの台車付近の変な出っ張りを削れば取り付け可能です。(赤丸部)

HS-20コンプレッサー2基はVVVFユニットではなく0809号と8642号に取り付けます。(HB-2000は撤去)

この床下機器を求めるような方には説明は不要かと思いますが、取り付け位置や組み立て方法などは実車写真や以下の記事を参考にしてください。

設計の記事

取り付けの記事準備中

配管など細くて弱い箇所も多いので取り扱い要注意!



★完成

☆クリックで拡大
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IMG_2479s

これであなたの8642編成はもっと8642編成になりました!

3種類の音が楽しめた8642編成、もう現実にはなくなってしまいましたが、このパーツを以て在りし日の8642編成に想いを馳せていただけたなら、それで私は幸せです。
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Posted on 2022/06/16 Thu. 20:00 [edit]

category: 東京急行電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  3Dプリント  床下機器 
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GM東急8500系で8642編成(田園都市線)を床下機器3D化して作る1/3  

今回の依頼はグリーンマックスの東急電鉄8500系、その中でもキワモノの8642編成です!

IMG_1052.jpg


8500系はいま廃車が進み、先日とうとうあと1本になってしまい巷で話題です。

今回製作する8642編成は既になくなってしまっています。


8642編成とは、東急に詳しくない私でさえ知っているほどのネタ編成で人気者でした。

最終増備編成であり、中間に入る2ユニットがそれぞれ異なるVVVF装置を積み、でも両先頭は界磁チョッパ制御(つまり加速は抵抗制御)のままというチグハグ制御編成。

間に挟まれるサハはそれはそれは。


8642編成と一口に言っても製造されてからの変遷がありますが、

今回製作する編成は、

←渋谷 8642-0710-8979-0818-0718-0802-8799-8974-0809-8542 中央リンカーン→

の田園都市線末期の姿です。

変な数字が混ざっているのは、製造両数が多すぎてその番台に収まらなくなった、いわゆる『インフレナンバー』と呼ばれるものです。

今回はそんな8642編成を、床下機器も含めてそれらしく仕上げます。



★床下機器

8642編成のハイライトは、なんといっても床下機器!

東急8500系の普通の床下機器はグリーンマックスがイイ感じのものを出してくれましたので両先頭ユニットとサハはそれでOK。

問題は中間に入る2ユニット(上の赤文字の号車)で、どちらも日立製GTO-VVVFですが形式が少し違い、関連の補機類も少々違います。

片方は東急2000系によく似ており、過去に3Dで2000系の床下機器を作っているため流用が可能です。

流用ができるというのに気付いたのが今回製作に踏み切ったキッカケでもあります。


8642Start.png

2000系から持ってきた日立後期GTO-VVVF。

形状が似ているものは東武100系スペーシアや西武6000系や京王8000系にも採用されていますが、通気の開口部が狭いです。

0718号は2000系とほぼ同じ!

とは言いつつ結構修正してしまいました!

8642Piping.png

東急車の特徴とも言えるような配管があり、2000系や1000系とは違ったので結構描きなおしました。

8642Haisen.png

フィルタリアクトルから出ている配線ですが、配置に苦労したのか結構遠くからニュイーンと引っ張られてロミオとジュリエットみたいな感じになっています。

この重力に任せたダラーンとした感じを3D設計するのは骨が折れる作業です。

重力のシミュレートなんてないので、雰囲気で描いていくしかありません。

8642Haisen2.png

えずくほどの精神力を使います!


0718Kansei.png

できました!

細かいところで描き直しがあり、意外と時間がかかりました。

音はこのユニットのほうがヌケも良くて好みです。

ブレーキ制御装置はVVVFのユニットはまんま2000系で、他の8500系とは形状が違います。

ブレーキ緩解音でも感じることができます。

VVVFユニット『ピュ〜♪』

その他『シャア〜!』


2000系とほぼ同じということは2000系で造形したことがある、そして編成の位置もイイ感じ、GMの8642編成でもここが動力なのでこの0718号を動力車にしましょう。


0718Doryoku.png

奥行きを削らない上の上の画像のままのデータも残しておいて、いつか観賞用に造形します。

8642VVVF-2.png

8799号は2000系とは冷却ユニットの開口部の形が違い、見た目はどちらかというとこっちのほうが私は馴染みがあります。

メッシュ部の微妙な形状の違いも気付いたので再現しました。

わかるかな〜


8642FilterReactor-B.png

フィルタリアクトルの形状は0718号とは違い、四角いです。


8799Kansei.png

できました!

M1車のわりには空間がけっこう余っています。



VVVFユニットのM2を描いていきます。

エアコンプレッサーとその関連機器が載っています。


Air-Dryer.png

除湿装置は新たに描き足しました!

裏の機器に配管が繋がっているのがエモいです。


8642VVVFUnit-BrakeControlUnit.png

VVVFユニットのM2のブレーキ制御装置は9000系以降のアレです。

このユニットの4両だけはブレーキ制御装置も他の8500系と違います。

8642VVVFUnit-HS20.png

コンプレッサーがHS-20なのも8642編成の特徴と言えると思います。

VVVFユニット以外の2基も同梱しておきましょう。


8642VVVFUnit-M2-DEKITA.png

M2ができました!

0802号と0818号のわずかな違いも再現しました。

画像は0802号です。

0818号は、配管の隣にある小さな箱がないのです。


しかしM2がこれしか載っていないというのが驚き。

8500系はサハに詰め込み過ぎな気がします。


8642VVVFUnit-Tank.png

スカスカな分向こう側がよく見えるので、奥行きのタンクパーツをつけました。

実車が反対からも『元1』『供給』などの銘板が見える親切設計でしたのでそのようにしました。

配管は雰囲気です。


8642VVVFUnit-Batt.png

裏が丸見えの蓄電池。

いつもは裏から肉抜きをしますが、今回は裏を閉じて肉抜きは上からのみとしました。


8642VVVFUnit-ZembuDEKITA.png

できました!

8642編成化床下機器セットです!

さっそく注文です!



到着するまでは別の作業をしましょう。

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Posted on 2022/05/29 Sun. 16:00 [edit]

category: 東京急行電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: Nゲージ  鉄道模型  グリーンマックス  東急8500系  3Dプリント  床下機器 
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カツミHOゲージ京王1000系(2代目)を製作3:床下まわりB  

下地ができたら本塗装。


IMG_0932.jpg

こちらは床板の表と裏です。

室内がベージュ、床下側が機器と同じ色になるグレーです。

使用したのはMr.カラーの376番レドームグレーです。

結構実車も明るいグレーです。

床のベージュは、GMカラーの西武トニーベージュにホワイトをブレンド。

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ベースは、機器を塗ったあとに機器を外して下地をしっかり作ってから本塗装。


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機器の隣同士が近い箇所はバラバラにしないと塗料が届きません。

せっかくバラバラにできるのでバラして塗りました。


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組み立てたらこんな感じです!


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動力のは薄いです!



★スカートとか

スカートもホワイトメタルです。

珍しいところでは乗務員ステップもホワイトメタルです。

先頭連結器もホワイトメタルです!

これらも塗装して取り付けますが…


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ホワイトメタルでよく見かける成形不良があります。

よく目立つスカートがコレではダサいのでパテで埋めて成形し直しました!


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いいですね!



★車輪&台車


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今回新しく車輪塗装治具なるものを購入しました!

勝田工房の製品です。

MDF板をレーザーカットしたもののようで、この穴に車輪をカポッとはめて踏面のマスキングとして使用します。


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穴の間隔は工夫されており、さまざまな軸距のMPギヤをそのまま取り付けできます。

T車軸はそのままどこにでも取り付けできます。

直径10.5mm車輪専用で、わずかに大きなトミックス車輪(確か直径10.7mm)は入りませんでした。

10.5mmでも結構キツキツですが、ユルイとマスキングの意味をなさないのでちょうどいいです。


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こんな感じ!


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このようにハメて

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反対側もカポっと。

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エアブラシならなくても大丈夫ですが、サイドもガッチリ塞いでくれます。

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こんな感じになって、真上からしか当たらないようになります。

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塗れました!

いいですね!


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台車枠も同じように塗装。


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できました!

しかしなんだかノッペリしていますねぇ。

空気バネ部にも色差ししましょう。

IMG_0963.jpg


たぶん一番張り出す部分は色んなモノに擦れるハズですので、下地に強い塗膜の塗料を塗っておきます。


IMG_0970_20220517153722738.jpg

それから全体をエナメルのセミグロスブラックで塗りました。

空気バネはゴムなのでフラットブラックと迷いましたが、空気バネは結構ツルンとしていますのでセミグロスとしました。

色差しをすると映えますね!


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渡された車軸、裏にも波打ちが入っているタイプと混同されていたので、よく目につくと思われる先頭台車はこの車軸としました。

しかし、だったら裏もちゃんと塗りたくなってきます。


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塗ってしまいました!

見栄え抜群です!


IMG_0987.jpg

動力車も組み立てました。

配線は目立たないようにリン青銅にしたいので、短いやつを端子につけるだけです。

テストも良好でした!


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コレでいったん床板まわりはOKです。
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Posted on 2022/05/23 Mon. 18:45 [edit]

category: 京王帝都電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  カツミ  京王1000系  井の頭線 
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カツミHOゲージ京王1000系(2代目)を製作2:床下まわりA  

さっそく組んでいきましょう。


まずは、ボディを後半にすることでブログ的な盛り上がりを作るために 床板から!

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床板は、モーター車が真鍮でトレーラー車がアルミです。

モーター車はトラクションを稼ぐために重く、トレーラー車はその必要はないので軽量なアルミということです。

穴がたくさん開いていますが、どの穴が何の目的を持っているかはわかります。

カツミとエンドウは、ずーっと同じ方式です。

アルミ床板の中心には床下機器ベースがつきます。


IMG_0535.jpg

こちらが床下機器ベースです。

穴が不揃いに開いています。

大型の機器は穴2つ、小型の機器は穴1つで取付けられます。

図面には実寸図があるので、それにあてがってどのベースがどの号車なのかを見極めます。

ベースには刻印などはないのです。


IMG_0538.jpg

床下機器パーツ。

全部バラバラです。

Nゲージで並び替えで再現していた頃を思い出してしまいます。

ホワイトメタルで、ディテールは大味です。

調整が絶対必要なので、まずは全て仮組みをして確認します。

☆※1
IMG_0540.jpg

上面には穴が開いています。

ネジは切られていないので切っていきます。

ホワイトメタルは柔らかいのでネジは簡単に切れます。


IMG_0537.jpg

それを想定してか、ネジのピッチも大きいですね。

混同すると大変です。


ネジを切ったあとは、押しのけられたホワイトメタルが上面に上がってくるので整えます。


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平行・垂直が出ているとは限りません。

バリやパーティングライン、ヒケによってこのように平行・垂直にならないことも多いです。

根気よく削って整えます。

Nゲージ床下機器で並び替えをやっていたときもこんな骨の折れる作業をしてたなぁ。


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こんなパターンもあります。

上の※1の写真の機器をとりつけたところですが、下穴の位置がずれまくっており取り付けるとレールと平行になりません。

この下穴は誰が開けたか知りませんが、すいませんけど下手すぎます。

2つあるうちの2つとも同じズレ方をしていたので、治具かなんかがおかしい?

こういう場合はベースの穴を広げて対応するしかありません。


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こうなりました!

こんな感じで組んでいきます。


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仮組み完了です!

T車3両。

1号車と3号車と5号車。

注:模型…T-M-T-M-T、実車…T-M-M-M-T


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M車2両。

2号車と4号車。

最近の電車の床下機器の主役と思っているVVVF装置はM車に置かれることが多く、奥行きが犠牲になってしまいます。

この1000系でも例外ではなく、ノッペリしたVVVF装置になっています。

関連記事:他社車両ですが3DプリントによるノッペリしていないVVVF装置

全体を確認してちゃんと平行や垂直になっているかを確認。

おかしなところがあったら調整します。

金属をゴリゴリ削る調整は、塗装の後にはやりたくないところです。


OKならもう少し組み進めます。

床板に色んなパーツを付けていきます。

穴はもちろん、ネジも切ってあります。 


IMG_0552s.jpg

あっ

この台車回転止めの棒がつく穴はネジが切ってない!

なぜ?

エラーだろうか。

回転止め用の穴6箇所、全部切ってなかったです!

なんかの意図がありそうですが、学のないわたしには想像がつきません。


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ネジを切るにはこのような工具を使います。

タップと言います。

『ネジを切る』と言ってきましたが、クロウトっぽく言いたい場合は『タップを立てる』と言いましょう。


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できました!

続いてM車のみモーターや台車などの別売パーツも取り付けて確認します。


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販売終了となってしまったキヤノンのEN-22モーターです。

ドライブシャフトの長さなど全て点検します。

塗装前なら現物合わせもなんにも怖くありません。


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ACEギヤです。

MPギヤと酷似しています。

取り扱い方もMPギヤと同様で問題ないと思います。


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台車枠。

もちろんプレーン軸受けです。


動力台車組み立ての一幕。


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いやん

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いやん


って言ってるように見えてしまった自分は、そこそこの病気だと思います。





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すべて取り付けられました!

いいですね!


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下地作り。

床下機器は持ち手の用意が大変なのでこのベースにつけたまま下地作りをしています。


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サーフェーサーまで塗ったらパーツの状態もよくわかるようになりますので、手直しが必要なところは手直しします。

ホワイトメタル素地の状態ではわからなかった穴やなんかが目立つようになります。

こんな感じのブツブツをできる限り埋めます。

モールドがあったらキツイですが、このようにモールドがなければ豪快に修正できます。

こういうところをちゃんと処理することが見栄えのする模型に仕上げる上で大事だと思います。

仕上がったところはのちほど。



おっと時間が来たようだ。

それではごきげんよう。
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Posted on 2022/05/19 Thu. 13:00 [edit]

category: 京王帝都電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  カツミ  京王1000系  井の頭線 
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カツミHOゲージ京王1000系(2代目)を製作1:イントロダクション  

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今回の依頼はカツミの京王電鉄1000系(井の頭線)です!

井の頭線は若者の街と呼ばれる東京渋谷区渋谷駅から、下北沢や井の頭公園などイケてる場所を経由して、オシャレタウンと呼ばれる東京都武蔵野市吉祥寺駅を結んでいる12.7kmの路線。

京王といえば馬車軌道と呼ばれる1,372mm軌間が有名ですがこちらは1,067mm狭軌で京王本線とは接続はしても乗り入れはできないおもしろ路線。(昔は現小田急との連絡線があった)

1000系はそんなおしゃれおもしろ路線の主力というか唯一の形式。(2022年現在)

そのなかでも後期に作られた5・6次車を模したキットです。

言うまでもなく真鍮キットで、基本セット増結セットと分けるまでもなく5両フルセットです。

工程を検討、提案して見積もりを出したりするために色々見てみましょう。


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カツミの全てを見てきたワケじゃないので知ったような口を聞くべきではないですが、カツミのキットの中身は車体を構成する部品のみのようです。

これに別売のモーター、台車、車輪などを買い足すことになります。

今回は用意されています。



★キット中身

部品表があるのでそれに照らし合わせて確認します。

点数で言えばなかなかのモンです。


IMG_0475.jpg

お顔。

ロストワックス成形の真鍮。

5・6次車をプロトタイプとしており、オデコの行き先表示は埋まっているタイプになります。

私なら点灯化できます。

似てるかどうかは、塗装してみないとなんともわからないです!


IMG_0479.jpg

この3次曲面の前面に合うガラスパーツは、おそらくバキュームフォームで作られたこちら。

モデル界隈では車のラジコンのボディの成型でお馴染みのバキュームフォーム。

熱したプラ板を型に当てて下から吸引して密着させて成型するというやり方のため、Rはキレイに出ますがエッジはつけにくいという特徴があります。

詳しくはググってね。


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ボディ。

いつものカツミだと思います。

車体側面の腰板と幕板のビートがなくツルンとしているのが最初の写真にある『5・6次車』の特徴です。

他にも『5・6次車』だけの特徴はあるでしょうけどわかんないです!


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車側表示灯がなんとモールド。

エッチングプレスと思われ、丸みはなく平べったくて当然透明でさえありません。

今回はこの車側表示灯をちゃんと表現してほしいという注文があります。

以前銀座線で車側表示灯を追加しましたけど、やっぱコレがあるとないとでは変わりますねー。

特に今回はシルバーの車体に帯という仕上がりですから、クリアーパーツは大きなアクセントになると思います。

また、それ以外にもいくつか室内のディテールアップの相談があります。

それは連載の中で書いていきます。

窓の枠が一部痩せているのも気になるところ。


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パンタ台まわり。

パンタ台がつくと思われる箇所は穴が開いています。

そうきたか。


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ステーがあるのはわかりますが、

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真鍮棒の素材まで入っています。


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床板とか。

最近ファイバーレーザー加工機で完全オリジナル床板を作れるようになった私。

カツミさんではそんな時間がかかる加工ではなくプレスで抜いていると思われます。

そのためエッジが立っている面とそうでない面があります。

コレにアングルで固定する、いつもの方式です。


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床下機器は、グリーンマックスのように一体化されているものではなく個々にベースに取り付ける仕様となっています。

こっちのほうが奥行きの再現はしやすいと思います。


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座席パーツ。

シャープな造形ですがイヤな予感がします。

これは素材はPOMでないの。

あの塗装が乗りにくいPOMでないの。

ガイアノーツマルチプライマーのおかげでいくらか克服できてきているとはいえ、塗り分けなどは慎重にやらざるをえません。

できてしまえば手が触れることはなくなる場所なのでヨシ。


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ステッカーとか。

そうか、井の頭線は急行の設定がありますね。

種別の設定で急行灯の有無も変わってきますね。

KEIOの文字もデカールみたいなやつですが、耐久性がどのくらいあるのかはわかりません。

収録されている車番、レインボー編成も含めて全ての色の編成に仕立てることができるようになっています。


IMG_0472.jpg

しっかりした図面もついています。

しかし組み立て説明書はありません。

鉄道模型初心者お断り仕様です!



キットの中身はそんな感じです!



★別売パーツ

キットだけでは『電車』は完成しません。

好みに応じて機能性パーツなどを買い足す必要があります。


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おなじみEN-22モーターと、今回はMPギヤではなくACEギヤです。

ACEギヤとMPギヤの違いは、カツミかエンドウか…というくらいの認識でいいと思います。

ウォームギヤで減速してるんですけど、ギヤ比も変わらないと思うんだよな〜

EN-22モーターは生産終了ということで、今後どうなっていくんでしょう。


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こちらは台車。

いつものエンドウカツミ方式の、金属造形で片側集電。

色は床下機器と一緒に塗りなおすかもしれません。

形式名はTS-1019です。

『TS』とは、Tokyu Sharyoの頭文字だそうです。


IMG_0494.jpg

いつもの顔ぶれといった感じですが、目に付いたのはこちらの室内灯。

なんだか古めかしいパッケージですが、LED照光です!

ただし、最近流行りの光源複数配置の室内灯ではなく2つだけのLEDでプリズムで光を拡散させているので、どのように光るかはキチッと検証してから取り付けたほうがいいと思います。


IMG_0487.jpg

架空電車線方式の象徴、パンタグラフです!

形式名はPS-33Bです。

でかいサイズのパンタのいいところはバネがあるところですね~

やる気があれば架線集電もできると思います。

封を切ったらケースのフタを自ら持ち上げました。

やる気のあるパンタです。



あれ?

同じような箱が。


IMG_0464.jpg

もう1本!

どーん!

同一車種2本!

計10両ってことです。


いやー

Nゲージでは同一車種複数本ってポンポンありましたけど、HOゲージでってのはなかなかボリューミーですな!

工場の留置線の拡張工事もそろそろ検討しないといけません。
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Posted on 2022/05/13 Fri. 17:00 [edit]

category: 京王帝都電鉄

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  カツミ  京王1000系  井の頭線 
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