すみだ総合車輛センター SUMIDA Comprehensive Depot

主に鉄道模型製作や改造の代行の記録、たまにプラモデル、稀にどこか行きます。フライドチキンが好きです。

アクラスHOゲージJR205系横浜線H27編成を作ろう14:電装装置とか  

★電装装置

ライト基盤を仕上げます。


2017060312580000.jpg

こちらが先頭車用のDCCデコーダーTF4です。

動力用と比べて扱う電力が低いためか、動力用のDH126よりふたまわりくらい小さいです。

そのわりにファンクションが4系統もあり、色々な遊び方が出来るようになっています。

今回はこのうち3系統使用。


2017060303190001.jpg

回路は、DCCデコーダの説明図通りに配線します。

と言ってもKATOが販売しているTF4には説明図はついておらず、海外のウェブサイトを参照しました。

KATOもただ輸入販売するだけでなくこの辺もきちんとすればDCCの敷居も下がるのになと思います。


★DCCコントローラー登場

基盤をケースに仕込む前に仮組みの状態でDCCデコーダーと繋いで試験です。


2017060315030000.jpg

じゃん。

こちらはクライアント所有のDCCコントローラー、ドイツはESU(エズーと読む、発音はラピュタのパズーみたいに上げるそうです)製ECoS(ESU COMMAND STATION)です。

なんとGUI!(Graphical-User-Interface)

鉄道模型もここまで来たか!

超ハイテク!

さすがドイツ製!

10万円だそうです。

ひええ!

でも、GUIを生かしたグラフィカルなエディットが可能で、とても操作がしやすいです。

たとえばアドレスを登録するときに機関車のイラストを割り当てたりできます。

オンラインからこのグラフィックはDLできるらしく、日本国鉄形機関車や205系もあるみたいです。

プリセットではやはりヨーロッパ形ばっかりです。


さて、この最先端コントローラーを使って検証をしていきます。

先頭車は形になっていませんので、中間車だけと先頭車電装部分だけで分けて検証です。


2017060315170000.jpg

スイッチを入れたら高橋スペシャル室内灯が煌々と光りました!

常時17V、最大22Vと聞いていた線路電圧はアナログ指針で最大15.7V、平均15.2V。

もちろんこの電圧でも高橋スペシャル室内灯は問題なく点灯します。

2017060316470001.jpg


カントレールを使用した2時間ぶっ通しの走行試験では一度も脱線することもなく、懸念されていた発熱もプラ車体は「ほのかに温かい」程度。

合格です!


2017060315440000.jpg

ファンクションを持つ先頭車(の基盤)のテストはもっと楽しいです。

ライトのONOFFを走行状態に関係なく個別に操作できます。

すなわち、ヘッドライトとテールライトを同時に点灯させられます!


2017060315450000.jpg

すごい!

入れ換えごっこもできますね!


このテストを以てわかったことを配線にも生かします。

残りの2本もファンクション、この片方を乗務員室の照明に使います。

1本は余ってしまいます。


★顔組み立て

仕上げに向かいます。

運転台のベースカラーは京阪ライトグリーン、運転台まわりは帯に使ったグリーン。

計器の色差しもしっかり。


2017060901480000.jpg

全て取り付け終わったら顔とボディを合体させますが、DCCデコーダーはボディ側に置くため配線を取り回しながらの取り付けです。



★乗務員室仕切りと配線取り回し、顔取り付け


ヘッドライト・テールライトへの給電は細いエナメルワイヤーを使います。

ワイヤーは乗務員室仕切りを通して天井へいき、天井付近に取り付けるターミナルでDCCデコーダーと繋ぎます。


2017061117540001.jpg

こちらは乗務員室照明です!

1608チップLEDを2つ繋いでつくりました。

予め塗装をしておいたプラチャンネル材で隠し、配線だけは裏に回しておきます。



ここで前面を取り付け。


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長いことカオナシだったH27編成、ついに顔がつきました!



★DCC配線取り回し

乗務員室仕切りの中を通って上にワイヤーを通していきます。


2017061221070001.jpg

壁を通してここまで配線を持ってきました。


2017061221470000.jpg

基盤を使って短絡などが起こらないようにします。

ここには4系統の電気が通ります。

+母線、-ファンクションが3つ(ヘッドライト、テールライト、乗務員室照明灯)が集中しますので、短絡でもしたらメチャクチャです。


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プラ車体とは密着しないように取り付け、高橋スペシャル室内灯のアルミに熱が逃げるようにしておきます。

先ほどのテストで発熱状況を確認した結果たいした発熱はしないことがわかっていますが、念のため。

電源は室内灯の給電プレートから引きます。


2017061300420001.jpg

これで電装関係は完了です!


2017060514220000.jpg


2017061220420000.jpg

最後にエコーモデルの「乗務員椅子」を取り付けます。

壁からの位置調整はプラ棒です。

2017061421270000.jpg



これで乗務員室は完成となります!


次回は細かいパーツを取り付けて完成まで持っていきましょう!
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Posted on 2017/06/23 Fri. 17:00 [edit]

category: JR・日本国有鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  アクラス  JR205系  横浜線  H27編成  DCC 
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ゆうゆう鉄道の「古びた納屋」にライトをつけよう3終  

「駅舎」の記事を書いて気が付いた大失態。

このシリーズを完結させていませんでした。(前回の記事は4月10日)

なんということでしょう。



では気を取り直して

テスト点灯です!


2017032401490001.jpg

おお~


2017032401450000.jpg

いいですね!

ガレージにユラメキ回路を入れたのは正解でした、とても目につきます!

さっそくゆうゆう鉄道に持っていきます!


~ゆうゆう鉄道~


「バズの製材所」と共にゆうゆう鉄道に搬入。

ゆうゆう鉄道オーナーの先輩にも気に入っていただき、バズの製材所は設置位置が変更となりました。

なんとメインの駅の前、つまりオペレーターの目の前となりとても目につく場所になりました!

「奥に置くにはもったいない」とのこと。

身に余る光栄でございます。


ユラメキ具合は写真では伝えられないので、動画を作りました。

YouTubeさん、こんな動画で容量をいただいてしまってすいません。

ゆうゆう鉄道で撮影した動画をご覧ください。



この明るさは先述の可変抵抗で変えられます。

これでウッドランドシーニックス製「古びた納屋」への室内灯取り付け完了です!


今回の制作で新しく導入したユラメキ回路、今後も続々作る予定です!



Fin.
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Posted on 2017/06/20 Tue. 17:00 [edit]

category: ストラクチャー

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: ウッドランドシーニックス  古びた納屋    WoodlandScenics  Old  Weathered  Barn 
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アクラスHOゲージJR205系横浜線H27編成を作ろう14:前面加工  

顔に着手します。

2017042317100000.jpg


★顔の下処理

顔だけまだボディに取り付けない理由は、ライト点灯化に伴うライトケースの作成や遮光処理があるからです。


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顔まわりを仮組みしてクリアランスの確認。

今回はライトユニットは基盤に装着します。

そのため巨大なケースとなります。

実際に基盤を切り出し現物合わせ。


2017051118020000.jpg

ライトユニット付近だけでなく全体を遮光塗装。

2017051200100000.jpg

これで全体塗装を行えます。


★前面塗装

色々検証した結果、顔だけは塗装して組み立てた後に取り付けるのがいいと結論付けました。


2017051413580000.jpg

顔にも地味ながらシルバーの塗り分けがあります。


2017051414040000.jpg

顔の全体塗装は、ボディと同時に実際の位置関係にします。

塗装の仕上がりが同じ感じになるようにするためです。


2017051522480000.jpg

いいですねぇ!


2017052015350001.jpg

ヘッドライトのとこの帯もボディ塗装と同時に塗装しました。

もちろん裏はブラックを塗っておきます

色味は完璧、ただ段差ができてしまったのでサンディングとクリアー塗装で整えました。


★乗務員室仕切り

乗務員室側カベと客室側のカベの2パーツ構成になっており、うち乗務員室側はガラスパーツだったりします。

なぜ目立つ乗務員室側のモールドをガラスパーツにするのかは意味不明ですが、乗務員室の見栄え向上のためにも塗装は絶対に必要になります。

また、このままのサイズでは壁との間に隙間が生じるためプラ棒かなんかで仕切り壁を延長しなければなりません。

手のかかるキットです。

でも逆に言えば、こういうところをキッチリ処理すれば差別化が図れます。

このパーツの塗装には覚えがあります。

サクサク進めましょう。


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2面合わせになっている裏側は遮光のためのブラックを塗り、それから表の塗装です。


2017052021270002.jpg

できました!

ボディへは他の工程で様子を見ながら取り付けます。



★デコのLED表示窓とか


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こちらは行き先表示器。

H27編成は向かって右の表示窓(「横浜線」と表示)がなく、埋めなければなりません。


2017042317360001.jpg

クリアパーツの一部を使って埋め、


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念入りに遮光。


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H28編成のときは妻面側にあった室内灯の光を前まで導いてきていましたが、今回は専用の光源を使用します。

すぐ近くで強い光を発するので、埋めた窓はキッチリ遮光しないといけません。

前面表示側はセミグロスブラック、天井面はライトグリーン。

ライトグリーンは帯のライトグリーンよりも淡い「GMカラー34番京阪ライトグリーン」を使いました。


2017061420460000.jpg

どうでもいいですが、このカラーはこちらの骨董品缶スプレーから移植したもの。

乗務員室の壁面はこの色でいきます。


2017052423290000.jpg

運行番号・LED表示器の透明パーツは、一体になっているとちょっと具合が悪いので分割。

裏をフラットにし、余計なところが光らないようにブラックを塗っておきます。

どの角度から見ても均等に光るように裏にはホワイトを塗っておきます。

こいつがスクリーンの役割を果たしてLEDからの光を一定にしてくれます。

塗り方を間違えたら大変ですので気をつけます。


2017060222160000.jpg

それの光源は専用のLEDを使用します。

電源は室内灯から取り、スイッチON。

2017060222300001.jpg

いいですね!

H27-Sticker-BLOG.png

側面方向幕と一緒にプロ仕様ソフトで仕上げました。2017060823380000.jpg

2017060823370000.jpg

いいですね!

いや、厳密に言うと黒いところは光っちゃダメなんですが、ステッカーの限界です。

これでも2枚重ねなんです…


2017051821070001.jpg

前面の黒いマスクはセミグロスブラック。


2017052015380000.jpg

前面に堂々と掲げられるJRマークです!

今やなかなか手に入らないJRマーク。

でもこのマークがないと完成しません。

なんとかして用意しました!


2017052123270000.jpg

いいですね!


次回は電装装置の取り付けと顔の取り付けです。
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Posted on 2017/06/15 Thu. 17:00 [edit]

category: JR・日本国有鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  アクラス  JR205系  横浜線  H27編成 
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アクラスHOゲージJR205系横浜線H27編成を作ろう13:高橋スペシャル室内灯  

今回も高橋スペシャル室内灯を仕込みます。

今回使用するのもテープLEDです。


2017052920430000.jpg

前回313系に使用したものとは違うテープLEDで、前回に比べて光がマイルドになっています。

プラ車体だからというわけではなく、単純にもう少し光量は抑えてもいいだろうと思ったから。

2017053022130000.jpg

こんな感じ。

でも比較のしようはない…


2017052921090000.jpg

回路は基盤を使用します。

耐久性向上です。

2017052915500000.jpg


いつもの12V規格ならブリッジダイオードをかますだけでいいのですが、今回はDCCを想定しなければなりません。

DCCは17Vが常にかかっているとのことで、それに対応させないとせっかくの室内灯もパアです。

さらに念には念を入れてDCC規格のなかで考えられる最大電圧だという22V)に耐えられるようにしておきます。


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プラスチック製のボディの中で熱を発しながら光るLED。

触れないほど熱くはならないものの、念のためアルミ板に貼り付けます。

長いのを買ってきてカット。


試しにひとつ作り、耐久テストです。

余剰のサハ1両のパーツを使ってほぼ実際の環境におき、屋根パーツや枠パーツの異常加熱や変形がないか確認します。


テスト点灯はいい感じでした!

プラスチックのボディも耐えられます。2017052923050000.jpg

量産。


2017060123430000.jpg

給電方法は色々悩んだ結果給電板そのものにバネ機能を持たせることにしました。

いつものNゲージで使っているようなスプリングを使った給電方法も考え部品も買いましたが、そこそこ強い電気が流れる可能性を考えて断面積の小さないつものバネは使わないほうがいいだろうという結論に達しました。

これで理論的には7A(25℃時)まで耐えられるようになりました!


★先頭車


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先頭車は乗務員室の分だけ短くなっています。

さらに、この室内灯回路から電源を引っ張り前面のLED方向幕+運行番号表示を点灯させます。

進行方向によらない前面表示の電源としては、整流される室内灯の電源から引っ張ったほうがいいのです。

ちびっと出ている短いケーブルが前面表示に送るケーブルです。


★ここでも特殊なサハ204

室内灯そのものの構成は一緒ですが、真鍮ボディのサハ204においては給電方法は他の7両とちょっと違います。


2017060201200000.jpg

各台車から片極ずつ中心ピンからケーブルで引っ張る仕様です。

ライト基盤の取り回しもちょっとだけ違います。

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2017060214570000.jpg

取り付けはステンレステープです。

真ん中に梁があり、端に給電の足が通っているのでテープがなくても落ちることはありませんが、左右に少し動いてしまうのを防ぐ目的と同時に、抵抗の断熱材を固定する役割もあります。


室内灯を取り付けたら、いよいよ屋根と床板と合体してテストです!(先頭車以外)


2017060215010000.jpg

おお~

カッコいいですね!

これで一気に電車になった感じがします!

早く編成にしたいです!

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方向幕は、光源がすぐ近くにあるためいい感じに光っています!

2017060215020001.jpg

ツヤありの床の成果です!

やっぱりいいですね!

表面処理をしないツヤあり仕上げ、本物同様リノリウム床みたいな感じになりました!

半ツヤでもツヤ消しでもこの効果は出ません。

処理しないボテッとしたツヤありだからできた仕上がりです!


2017060215320000.jpg

サハ204はエンドウの片台車片極集電がベースですので、集電性能はイマイチです。

しかし美しさは一級品です!


念入りに光漏れの確認をします。

計算された遮光処理とステンレステープのお陰で完璧に光を閉じ込めています。

美しいです!

高橋スペシャル室内灯ver2完成です!



中間車はほぼ出来上がりですね!

次回、先頭車顔まわりを組み立てましょう。
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Posted on 2017/06/11 Sun. 11:00 [edit]

category: JR・日本国有鉄道

thread: 鉄道模型 - janre: 趣味・実用

tag: HOゲージ  鉄道模型  アクラス  JR205系  横浜線  H27編成  室内灯 
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Msコレクション製の「標準型木造駅舎・田島駅」を作ろう1  

今日から始まりました新シリーズ!

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Msコレクションの「標準型木造駅舎(駅本屋1号)」を作ってくれという依頼がきました!

初めて取り扱うMsコレクションのレーザーカットでできたキットです。

このキットは宮下洋一さんという方(すいません、存じ上げませんでした)が全面監修のシリーズで、MsのMはたぶんMiyashitaのMでしょう。

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いくらか規格化された駅の中から最も標準的な形の「駅本屋1号」という形式をモデルにしているそうです。

手をつける前に色々見てみましょう!


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箱が薄く、パッと見た感じはそんなに難易度は高くないように思います。

しかしよく見れば室内の表現もしっかりされていて、駅務室の椅子や机まで再現されています。

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いくらか色が着いているようにも見えますが、コレはレーザーでカットしたときに焼けた色っぽいです。


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着色はこちらのカラーを使うことを推奨されています。

このカラーも初めて取り扱うもので、写真で見る限りはかなり実感的な年期の入った木の色を表現できそうな感じです。


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丁寧な説明書!

読めば読むほど震え上がる内容でした!

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彩りを添えるシール類です。

駅名標はもちろんのこと、ポスターや安全標語、表彰状なんかも入っています。



ちなみにこちらのキットは17,850円(税込)だそうです。

高いと思う方も多いかと思いますが、私は妥当だと思います。


今回はこのキットを素組みし照明を仕込み、立派なストラクチャーとして完成させます。

そのアカツキには楽園鉄道に献上され、ローカル線に新設の交換駅の駅舎としてデビューします!



次回から製作開始です!
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Posted on 2017/06/08 Thu. 19:00 [edit]

category: ストラクチャー

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tag: Msコレクション  標準型木造駅舎 
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